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- 岩手医科大学医学部医学科
10年のブランク、数学30点台の惨状から夢のまた夢だった医学部に奇跡の合格!四谷学院には、苦手な気持ちや躓きを理解してくれる先生がそろっていました。
10年ぶり2回目の大学受験は、忘れているばかりか範囲も大きく変化し、ほぼ全ての科目を1から勉強し直す状態でした。特に問題だったのは数学です。中学の範囲すら何を言っているかさっぱり分からない、まさに絶望的な状態でした。自分でも「合格など夢のまた夢。何とか勝負になれば奇跡。」と考えていましたが、再受験で合格した四谷学院の先輩方にあやかりたい一心で入学を決めました。
55段階は、基礎の基礎から教えていただくことができ、「聞くだけ」ではなく、先生にヒントをもらいながら自分で「解いてみる」ので、正しい理解につながり自信もつきました。質問する機会が十分確保され、苦手な人の気持ちや躓くところを十二分に理解してくれる先生がそろっていたことは、苦手意識を解消する大きな助けとなりました。いつしか「何を言っているか分からない」は「こうやったら解けそう」に変わり、数学を楽しく感じるようになっていったのです。そして、数学30点台の惨状は、秋に6割とれるまでに改善しました。もちろん、その程度では私立医大レベルには到底届かず、最下位ランクの大学こそ、かろうじてD判定であるものの他は全てE判定、とても勝負になるような状態ではありませんでした。それでも、私にとっては確かな手応えを感じられる大きな一歩となり、共通テスト本番は、目標としていた岩手医科のボーダー数学6割を超え、それ以外の科目は8割とることができました。
我ながら不可能な挑戦だろう、との考えが心の底には常にあったため、合格した実感は未だになく、「何かの間違いじゃないか」というのが正直なところです。人生何が起こるか分からないものです。突拍子のない質問にも付き合ってくださった先生方、情報面から受験の戦い方を教えてくださったコンサルタントの先生、本当にありがとうございました。