-
- 東北大学医学部医学科
出身校からは医学部も旧帝大も過去4年でたった1人の快挙。しかもE判定を覆して東北大学医学部医学科に合格!「どんなレベルからでも不可能はない」と証明できました。
「今年は絶対受かる」と思っていた。それ程の手応えがこの1年間であった。
出身校からの医学部合格も旧帝大合格も、過去4年間で村田くん1人だけということですが、まさに快挙ですね!
ありがとうございます。去年はどこの医学部も全敗だったということもあり、高校の先生に報告したときはすごく喜んでくれました。でも、自分の感触としては「今年は絶対受かる」と思っていたので、合格発表で自分の番号を確認したときも全く驚きはありませんでした。
そこまで自信があったということはこの1年での手応えが相当大きかったということですよね?
そうですね。浪人が決まってからは55段階指導をハイペースで進めていって、秋頃には入試全体の範囲を一通り終わらせることができて、その頃にはE判定だった模試でもB判定が出るようになり、合格に十分な手応えをつかむことができていました。
去年はほとんど受験勉強ができず、私立の医学部も全て不合格だった。
四谷学院に入学したのもやはり55段階指導があったからだったのですか?
もちろんそれもあります。そもそも、僕は現役時代、3年の夏までサッカー部の活動が忙しくて、ほとんどまともな受験勉強ができていなくて、受験した医学部は私大も含め、全て落ちました。なので浪人するにあたっては、55段階でもう一度全ての範囲の弱点をしっかり埋める必要があったんです。
それが大きな伸びにつながったわけですね!では、クラス授業の方はどうでしたか?
四谷学院のクラス授業は、他の予備校と違って、小さい教室で先生が目の前にいるので、毎回の授業で先生とのコミュニケーションがありました。先生方もすごく気さくな人ばかりで、質問しやすかったし、生徒同士もすぐに仲良くなってお互いが良いライバルとして1年間を過ごすことができました。
出身校や今の成績なんて関係ない!合格するかどうかは自分次第です。
「先生とのコミュニケーション」、というのは具体的にどんなやりとりでしたか?
普通の予備校のような一方的な講義形式の授業ではなく、生徒一人ひとりの長所や短所を踏まえたうえで、改善しなければならないところを先生と一緒に考えていく、という感じでした。そして細かく自分の記述答案をみてもらい、どう書けば最善かを考え、話し合うことでさらに理解が深まりました。これは難関国立の二次対策としては特に大事なことだったと思います。
本当に充実した学習ができた1年間だったようですね。では最後に、自身の浪人生活を振り返ってみて、後輩のみなさんへのアドバイスをお願いします。
とにかく僕が一番言いたいのは、「出身校とか、今の成績なんか関係ない」ってことです。どんな出発点からでも、周りが無理だと思うような志望校でも、受かるかどうかは自分次第で、いくらでも可能性があります。僕の存在自体がそれを証明していると思います(笑)。だから、後輩のみなさんも自らの可能性を閉ざすことなく頑張ってください!