E判定からの逆転合格!
応用レベルの範囲は全く手つかず。
でも55段階で基礎を固めたことで、
自然と応用問題が解けるようになりました。
2年生の時、僕は学校の数学の応用問題ができなくて困っていました。それで予備校に通おうと思ったのですが、最初に四谷学院のテキストを見た時は「こんな簡単なところから始めてできるようになるのか?」というのが正直な感想でした。しかし、やってみると実はいろんなところに穴があることに気づかされ、それからは四谷学院のテキストを完璧にすることに集中しました。
四谷学院のテキストの良いところは、混じり気のない基礎にしっかり向き合えるところです。僕みたいに応用問題ができない人は必ず基礎に穴があります。そういう人は一度全部を白紙に戻して基礎と向き合う必要があります。実際、僕は55段階で応用レベルの範囲には全く手をつけていない状態で本番の入試を迎えました。しかし、基礎が完璧に理解できたことで、応用問題も自然と解けるようになっていました。本当の意味で基礎を理解すると、それまでとは見える景色が全く違うものになります。例えば数学だと問題を見た瞬間に道筋が見える。バックグラウンドがわかるんです。難しい応用問題でも一つひとつのパズルのピースが自然とつながっていくようなイメージです。とにかく、基礎しかやっていないのに京大の本番でも完答だけで3問とれたので、入学前のE判定だった頃と比べると飛躍的に伸びたと言えます。
そして、クラス授業では先生のクオリティがものすごく高かったのが印象的でした。解説がきめ細かく、たくさんの情報量がたった1コマの授業だけでスッと頭に入ってきて、しかも重要なポイントをしっかりつかむことができました。その問題の背景、さらには教科の背景というか、「数学っていうのはこういうものだ、英語っていうのはこういうものだ」っていうものすごく大きな世界観とか概念というようなものが、ひとかたまりで入ってくるような授業でした。今まで受けてきた授業とは全く比較にならないくらいレベルの高い授業で、しかも先生方も授業が良いだけでなく、人間として魅力的で面白い方たちばかりで、四谷学院に入学して良かったと心の底から思いました。四谷学院でなければ京大合格なんてとても無理だったと思います。