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体調不良をきっかけに通信制高校に転校。大学進学するかも迷う状態から四谷学院にたどりつき見事東大合格!東大模試でもA判定をとれました。
公立高校に進学した高1の冬、体調を崩して通学できなくなった
北島さんが通信制高校を選択した理由を教えてください。
もともとは県内の公立高校に進学したのですが、高1の冬に体調を崩して高校に通えなくなってしまいました。初めはすぐに治るものと思っていたのですが、慢性疲労症候群と診断されました。通学できない期間が続いたため、高校の先生に紹介してもらって通信制高校に転校しました。
大学受験を意識したきっかけは何ですか?
しばらくは未来も全然わからない状態で大学進学もどうしようか、という状況でした。そんな中で、親に「とりあえず通信教育を始めてみないか」と提案されて始めてみたところ、もともと勉強は嫌いではなかったのもあって、結構手ごたえがあり、大学受験を本格的に考え始めました。
問題集で「できて当たり前」とされていることがわからない
受験勉強を始めてから、どういったことで苦労しましたか?
学力的に全然足りていないところからのスタートだったので、通信教育や市販の問題集をやっている中で、「できて当たり前」とされているポイントの知識がなかったことです。受けていた通信教育は問題を解くのが中心で、本当に基礎的なところは飛ばして早い段階から難関向けの対策でした。あとは、勉強方針について、これで大丈夫なのかという不安があっても、相談できる人がいなかったことでしょうか。
なぜ予備校に通おうと思ったのですか?
英語の過去問を解いている中で「文法もまあわかる気がする、単語もできている気がする。なのに問題が解けない」という状態になり、自分では何が間違っているのかわからなくて、一人での勉強に限界を感じました。ここからまだ点数を伸ばさなければならない状況で「超えられない壁」を感じてしまって、これはやり方を変えないとダメだと思い、予備校を探しました。
その中で四谷学院を選んだのはどうしてですか?
四谷学院を選んだ理由は2つあります。1つは55段階で自分に何が足りなかったのか、細かく洗い出して基礎から固めていきたいと思ったからです。合格した年の夏の時点で東大模試A判定をとれたのですが、これは55段階の基礎範囲を終わらせて基礎力を固められたことも関係していると思います。もう1つはオンラインで受けられる東大コースがあったからです。体調面で不安があり頻繁に通学するのは難しかったので、僕のような状況でも四谷学院には受け入れてもらえてありがたかったです。
「受験について相談できる人」が存在することがありがたかった
一人ですべて考えなければいけない状況と、受験への向き合い方がガラッと変わりますよね。
そうです。通信講座だと添削の先生はいるものの一人で勉強している感じだったので、受験コンサルタントの先生の存在はありがたかったです。それまでは勉強方法に不安を抱いても話せる人がいなかったし、併願校とかもどうしたらいいかわからなくて、自分では第一志望の東大のことしか考えられなかったんです。四谷学院で併願校や受験方式をもとに「ここ受けた方が良いですか?」という相談ができたのは助かりました。
上智大学や明治大学も合格されていますもんね。東大の発表を見たときの気持ちはいかがでしたか?
すぐは合格発表のページにつながらないと思っていたので発表から少し時間をおいて見たのですが、見たときはすごくテンションが上がって、今までにないくらい高揚しました。ただ、親はそんなことを知らないので、僕が何も言ってこないから落ちたと思っていたようで、結果を受け止める準備をしてたみたいです(笑)。受かったって言ったらすごく喜んでもらえました。ただただ応援して、サポートをしてくれたので感謝しています。
最後に後輩たちへメッセージをお願いします。
通信制高校は人によって事情が全然違って、全日制高校の人と比べても違う部分は多いと思います。でも実は、事情が違うという点は全日制高校の人も同じです。だから、他の人と比べ続けるより自分が何をしたいか、何ができるかというところを考えて、そのために頑張っていくのが良いなと思います。僕は、受験勉強や志望校も勉強し始めてから決めました。皆さんも、考えすぎるより、まず行動に移した方がいろいろやりたいこととかが決まりやすいと思うので、頑張ってみてください。