私立最難関・早稲田大学の入試をいかに攻略するか
数ある私立大学の中でも慶應と並んで最難関である早稲田、その難易度の高さと相まって、入試問題についても「他大とはまったくレベルも質も異なる問題が出題され、早稲田大学に特化した対策が必要」という印象をもっている受験生もいるかもしれません。
しかしながら、早稲田の入試に対して他大との差異を過度に意識することは、学習を進める上においてあまり得策ではありません。
実例として、2018年度の理工学部数学の出題を分析してみましょう。大問数は5、時間は120分で、1問当たりの時間は東大(大問6、150分)とほぼ同じです。出題の内容は
大問1 複素数平面
大問2 図形と方程式・面積
大問3 整数の性質(証明問題)
大問4 面積・体積・無限級数
大問5 空間図形・確率
で、数Ⅲ範囲から2問、他は図形・整数に関する論証・確率とバランスの取れたセットであり、全問記述ということもあって国立難関で出題されていても違和感のない出題です。
問題の内容についても、取り立てて奇をてらった出題は見られません。特に大問1~4はいずれも、しっかりと普通の受験勉強を数学についてしてきた人ならば「どこかで似たような問題を解いている」ものといえるでしょう。次にお見せする大問4などは典型的です。
次の問に答えよ。
(1) 関数
を微分せよ。
(2) 関数 を考える。
(i) の極値をすべて求めよ。
(ii)
における
のグラフと 軸で囲まれた図形を,
軸のまわりに1回転してできる回転体の体積
を求めよ。
(iii) を求めよ。
数Ⅲの微積分の応用問題として、同じ問題を解いたことがある人も少なくないはずです。
大問5の確率の問題(立方体から4頂点を選んでできる図形2つについて、それらの共通部分はどのような形状に成り得るかを問う)は、空間把握的な能力も必要となるため新鮮な印象を与えますが、どのような場合分けを行なえば状況を整理できるのかという「実戦的に試行錯誤する力」が試される問題です。
そしてこの「実戦的に試行錯誤する力」は東大京大をはじめとする他の難関大学を目指す人にとっても必須の力であり、決して「早稲田に特別な対策」でもって鍛えられる類の問題ではありません。ここで結論づけると、早大合格のための数学対策には何ら特別な方法はなく、「本質を理解して問題演習し、答案を書く力を磨く」という正統的な方法につきる、ということになります。
無論、科目による差異、あるいは学科による問題の質の違いはありますが、ただ難しい問題にチャレンジしたり、膨大な量の暗記をすれば合格できるというものではありません。早稲田合格に向けて一歩ずつ、正攻法で学習を進めていきましょう。
四谷学院の早稲田大学対策
四谷学院のカリキュラムは、
- 科目別能力別授業
- 55段階個別指導
のダブル教育により、穴がない高度な知識と思考力、および高難易度の問題を短時間で解く解答力が養われることが特徴です。
科目ごとの習熟度でクラス分けされる「科目別能力別授業」
四谷学院では、クラスを志望校で分けることはせず、学力診断テストを実施して、科目ごとにあなたの学力をチェックし、学力別のクラス分けを行います。
誰にでも得意科目と不得意科目があるものです。得意な科目は選抜クラス、苦手な科目は基礎クラス、とあなたに最適なクラス編成を行いますから、全ての科目で自分にぴったりな授業が受けられます。さらにレベルアップテストを毎月実施しているので、年度途中で上級クラスにランクアップすることも可能です。習熟度に合わせて常に最適な授業を受けることで、学習効率が高まります。
また教えてくれるのは、大学受験のプロフェッショナルな講師陣ですが、高校と同程度の教室サイズなので先生との距離が近く、相互にコミュニケーションを取りながら授業が行われ、質問も気軽にできる環境です。生徒同士もすぐに親しくなり、励ましあえるアットホームな雰囲気で、学習に対するモチベーションを高く保つことができます。
クラス授業でわかったことを、点が取れる力に高める「55段階個別指導」
授業を聞いて「わかった!」と思っても、テストで解けなかったという経験はありませんか?受験において「問題の解説が理解できる(わかる)」ことと、「自力で問題が解ける(できる)」ことは、まったく別次元です。55段階個別指導は、「わかる」を「できる」に変えるために開発された四谷学院独自の指導方法です。
科目ごとに中学レベルから東大合格レベルまで、55の細かな項目を一つひとつ確認していくことで、土台を定着させ、入試で得点できる学力を効率よく身につけていきます。
通常は自分一人でしなければならない問題演習ですが、55段階個別指導では記述式のテストをプロ講師が細かく答案をチェックし、1対1で指導します。理解に穴があるところ、考え方が不完全なところ、表現が不適切なところは、その場で丁寧な解説を受けられ、質問もできますから、高い解答力が身につきます。
四谷学院の早慶理系コースのご紹介
慶應・早稲田の理工学部の難度は、私大理工系の中では群を抜いています。全科目において極めてハイレベルな学力を要求され、いずれの科目で学力が欠けていても、合格を手にすることは不可能です。
しかし、一足飛びに難問にチャレンジしようとするのは禁物です。早慶の理系科目を攻略するには、膨大な数式の前に立ってもひるまず平然と計算をこなせるだけの“腕力”が必要不可欠。また、理工系上位者の中には英語に苦手意識をもつ人が少なくありませんが、長文読解力を最終的に身につけるには、豊富な語彙力と確かな文法理解をまず獲得しなければいけません。
まずは55段階個別指導の1stステップで基礎をしっかり固めながら、クラス授業の中で理解力を伸ばしていきましょう。その上で、ハイレベル講義で普遍性の高い解法原理を身につけ、55段階早慶対策で解答力を磨いていけば、早慶が繰り出すどのような難問にでも対応できる「骨太な学力」を身につけることができます。四谷学院の完成されたシステムだから、寄り道をすることなく一直線に最難関に向かって進むことができるのです。
- 55段階対策例
- 早慶理系英語演習
- 早慶理系数学演習
- 早慶物理演習
- 早慶化学演習
- 冬期・直前講習例
- 早慶英語
- 早稲田英語
- 慶應英語
- 早慶理系数学
- 早慶物理
- 早慶化学
四谷学院の早慶文系コースのご紹介
ご存知の通り、慶應・早稲田は私大の最高峰です。その難度は、文系の場合は英語のレベルの高さに端的に現れています。
ただし、「早慶の英語には単語帳に載っていない語彙が出ることがある」といった表面的な次元にとらわれて、単純な詰め込み型学習に陥ってしまってはいけません。もちろん、広い範囲にわたった知識は必要ですが、受験生に求められているものは、極言すれば、“総合的な読解力”、この一点に尽きます。単調な暗記や反復演習のみでは得られないこの“読解力”を問うているからこそ、早慶の難度は他から隔絶しているのです。英語長文を読むための基盤をしっかりと作ること。
55段階で頻出の単熟語と構文、そして基本の英文法をしっかりと押さえつつ、クラス授業で英語長文がどのような論理構造をもっているか、長文の主題をいかにしてすばやく見抜くか、その方法をしっかりと身につけましょう。その上で、早慶英語演習でこれまで学んだ個々の要素を統合します。土台となる学力を完成させた上にこうした対策演習を組み合わせることで、早慶に対応できる理解力と解答力を養成すること、これが四谷学院の早慶対策です。
- 55段階対策例
- 早慶文系英語演習
- 早稲田国語演習
- 早慶日本史演習
- 早慶世界史演習
- 早稲田政経演習
- 冬期・直前講習例
- 早慶英語
- 早稲田英語
- 慶應英語
- 早稲田現代文
- 早稲田古文
- 慶應小論特講
- 早稲田日本史
- 慶應・上智日本史
早稲田大学に合格した先輩の声
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早稲田大学商学部合格
絶望した現役時代から一変、E→B判定で早稲田に合格!学力とは基礎の積み重ねで定着していくもの。これまでと同じ「聞くだけの授業」で変われないなら、基礎+演習を兼ね備えたダブル教育がお勧めです。
「どこか受かるだろう」から一変、1校以外は全滅に……!!
現役時代の様子を教えてください。
進学校に通っていた僕は正直、受験を舐めていました。MARCHのどこかは受かるだろうと甘い考えで受験に挑み、6校ほど受けた結果は日本大学だけ合格で、あとは全滅。正直絶望しました。
そこからどのように予備校選びを考えましたか?
いろいろな予備校の説明会に参加しましたが、これといって心をつかまれるものがありませんでした。僕の中では「学校型の授業でダメだったのに、もう一度同じタイプの予備校に入る意味はあるのか?」という考えが大きかったからです。
でも、四谷学院は違った?
最後に四谷学院の相談会に参加したとき、これだ!と思いました。わからないところは基礎から質問できる55段階と、自分のできる科目・できない科目でクラスを分けられる科目別能力別の授業。すごく理念に共感したことを覚えています。
質の高い先生が的確に教えてくれるダブル教育こそが四谷学院の魅力!
ダブル教育を実際に受けてみてどうでしたか?
55テキストは基礎の基礎からしっかりと書かれてあり、受験勉強中ずっと使えるものでした。クラスの方は基本、演習形態なので自分の弱点をあらわにすることができます。この2つを組み合わせて使えるのが、四谷学院の良いところです。
弱点はたくさん見つかりましたか?
最初の基礎でつまずくことが多かったです。大体の知識を覚えていても、どうしても少しミスが出る。そのミスは結構、自分では気づかないものです。先生に指摘してもらい、何度も繰り返すことで段々とミスが減っていく。そうして定着していくものだとわかりました。
それは良いことに気づきましたね!
四谷学院の先生は何と言っても、質が高いんです。本当に必要なことを的確に教えてくれて、何度も答案を提出するうちに僕の弱点をわかってくれるから、さらにたくさんのアドバイスをもらえました。
勉強が楽しくなってE→B判定に!まさか自分が受かるなんて。
そうした積み重ねが成績の伸びにつながったんですね。
本当の核となるどうしても難しい部分も四谷学院で理解することができ、勉強がものすごく楽しくなりました。徐々に成績も上がっていき、ずっとEだった早稲田の判定でBが出るまでになりました!
合格したときの周りの反応は?
すぐさま親に連絡して「まさか本当に受かるとは思ってなかった」と言われました。ツッコミたくなりましたが、僕も「ほんまになー!!」と思って(笑)。そのあと本当に嬉しくて、何年ぶりかくらいに自然と涙が出てきました。
本当におめでとうございました!今後の学びも楽しみですね。
僕はコンサルティングに興味があるので、まずは在学中に公認会計士資格をとろうと考えています。自分の人生は1回きりなので、自分が納得いくように精進したいです。
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早稲田大学基幹理工学部合格
学校の先生達も驚くほどの合格に大興奮!!英語が全くダメな状況から、基礎の抜けに気がつき丁寧に埋めていったことが合格につながりました。「自分には何が必要か」正しく判断することが重要です。
英語が全然ダメな原因は「基礎」が抜けているから!?
入学前の状況を教えてください。
数学は得意だったのですが、英語が全然ダメでした。学校の先生からも英語をやれと言われたのですが、具体的にどうすれば良いのかわからず、共通テストレベルの模試でも100点前後の点数でした。
四谷学院を選んだ理由は何ですか?
基礎を徹底している55段階が良さそうに思えたからです。実際そのとき、僕自身「英語が伸びないのは基礎が抜けているからではないか」と悩んでいました。
一見簡単な部分にこそ抜けがある。先生方の丁寧なサポートでそれがわかりました。
実際にやってみてどうでしたか?
初めの方は簡単な問題ばかりで、正直「今こんな事をやっていて大丈夫だろうか……」と思ったときもありましたが、意外と細かいところがわかっていなかったり、逆に満点がとれると自信がついたりすることがわかりました。テキストも見やすく、特に暗記する内容のときには何度も見直しやすい内容だったので助かりました。基礎から徹底してやったので、今まで抜けていたところが明確にわかって良かったです。
簡単と感じる部分にこそ、意外な穴が潜んでいますからね!
先生方が丁寧に解説してくださり、単語や文法の細かな使い方の違いなどを教えてくださいました。僕は慣れないことが多かったので、勉強の内容以外でもいろいろとサポートをしてもらって、おかげできちんと理解しながら進めることができました。
先生と密なコンタクトをとりながら学習を進めていけたのですね。
受験コンサルタントの先生も気軽に話しかけてくださり、精神的にかなり助けられました。他の受付の方も話しかけてくださって、すぐに環境に慣れることができました。合格報告をしたときも、一緒に喜んでいただき嬉しかったです。
学校の先生達も驚くほどの合格結果に大興奮!
合格を知った瞬間のお気持ちは?
母の口から合格を聞いたときには「よっしゃー!」と叫んでしまいました。とても嬉しく、その興奮は1日中続きました。後日学校で先生方も驚いていて、おめでとうと言われたときに実感がわいて嬉しかったです。
思わず叫ぶほどの合格、おめでとうございました!これからの学びが楽しみですね。
僕は数学の先生になりたいと思っています。中学のときから人に教える事が好きだったので、大学で専門的な数学を学んで、将来はそれを活かして生徒にも数学の楽しさを感じてもらえるような授業をしたいです。
素晴らしいです!最後に後輩へのメッセージをお願いします。
今の自分には何が必要で、それを達成するためにどうすればいいのかを考えて行動してください。そして、大学に入るとき「あのときの自分よく頑張ったな!」と言えるように、今の自分と向き合って挑戦し続けてください。
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