通信制高校を卒業したらどうなる？進路は？大学進学は？

通信制高校に進学した場合、将来の進路はどうなるのか、気になっている方も多いでしょう。今回は、通信制高校を卒業した後の進路について解説していきます。

通信制高校の卒業後の進路状況

通信制高校卒業後の進路は以下の通りです。参考までに、全日制高校の卒業後の進路もご紹介します。

通信制高校の卒業者のおよそ半数が、大学や専門学校に進学しています。そして15％ほどが就職しており、「そのほか」は40％程度います。

通信制高校の特徴として、「そのほか」が全日制高校に比べて多いということが言えます。「そのほか」とは、「進学も就職もしてない人」という意味です。ここには進学のために浪人している人のほかにも、すでに芸能活動やスポーツ選手としての活動をしている人が含まれます。将来に向けて「考え中・準備中」である人ばかりでなくて、すでに活動しながら通信制高校に通っている人も含まれていることを知っておくとよいでしょう。

大学進学に不利なのか？

通新制高校だからと言って大学進学に不利ということはありません。例えば内申点が低くなる、テストで減点されるなどのマイナス一切ありませんから安心してください。また、全日制高校であっても、進学校でなく周りに大学に進む人がほとんどいない、大半は就職をするという高校もあります。通信制/全日制の違いはなく、大切なのは「高校で何を学ぶか」ということです。

大学進学コースもある

通信制高校には大学進学のための特別なコースを設置している学校もあります。一般選抜のほか総合型選抜や学校推薦型（指定校制）等、様々な大学入試のスタイルに合わせて、受験指導を受けることができます。高校によってもコースによっても、受けられるサポートの内容が異なりますので、あなたの希望する進路に従ってコースを選ぶとよいでしょう。

サポート校との併用

通信制高校にはサポート校という制度があります。多くの場合、通信制高校に入学すると同時にサポート校に入学します。必ずしもサポート校に入学しなくてもよいのですが、通信制高校における学習を補強してくれたり、メンタル面でのサポートを受けることができます。通信制高校によって使えるサポート校は異なりますので、どんなサポート校が提携しているかを確認しておくとよいでしょう。

将来の夢を探すこともできる

将来の進路は、大学や専門学校への進学だけではありません。自分が夢中になれること、一番力を発揮できること、幸せを感じることが、自分の将来につながっていきます。

「卒業したら何をやろうか…」「将来が見えなくて不安…」

そんな悩みを持っている方も多いと思いますが、通信制高校での自由な時間を通して、「自分らしさ」を見つけていくことは、進路を見つける上でとても大切なことです。高校生活においてどんな体験ができるか？ということも重要なポイントになってくるでしょう。

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四谷学院ブログ編集部

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