通信制高校を選ぶ高校生は、今や11人に1人となりました。高校進学を検討する際に通信制高校も選択肢の1つとして考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、安易に通信制高校を選ぶことはお勧めしません。何となく…で選んでしまったことで後悔してしまわないように、しっかり高校を見極めたいものですね。
今回は、通信制高校の選び方について、大学進学や専門性の高いコース【以外】を検討している方に向けて解説していきます。具体的な目標をこれから探したい中学生とその保護者の方におすすめの記事です。
やることは自分で決めなければならない
通信制高校は、全日制の高校と違って学校に毎日行く必要がなく、自分のペースで勉強できます。また、時間の使い方も自由で自分の興味のあることに集中して取り組むこともできます。
しかし…、1日中夢中になって取り組めるものがないという中学生の方が、実際には多いのではないでしょうか?
では、そうした中学生が通信制高校に進学した場合どうなるのか?毎日ダラダラと過ごしてしまい、何しないまま、「高校卒業資格」だけを手に入れる、ということになってしまいます。これは本当にもったいないことです。
ですから、通信制高校に進学を希望する際には、まずは目標を考えなければなりません。
目標を見つけるためには
「目標を決めよう」「やりたいことをやろう」という言葉はよく耳にしますよね。そもそも目標があったりやりたいことがあったりすれば、それに向かって頑張ればいいわけです。
しかし、具体的な目標をまだ持っていなかったり、やりたいことが特にない場合にはどうしたらいいでしょうか?
その答えは、「いろいろやってみること」これにつきます。
色々やる中で、自分に向いていることや得意なこと、興味をもって取り組めそうなことが見つかる可能性が出てきます。思ってもみないような分野かもしれないし、なんとなく「やっぱりコレ」と思うようなものかもしれません。
今から「もう遅い」なんてあきらめている人がいたら、それは間違っています。
まだまだ中学生ですから、やってみないとわからない!というのが本当のところです。
・冒険家になって世界中を旅する
・ドクターXのような医者になる
・まだこの世にないおいしいお菓子を作る
などなど
「そういえばこんなこと考えていたな…」ということを思い出してみることも一つ大切かもしれませんね。
体験が心を育てる
「勉強ばかりでなく、色々なことを体験させてあげたい」
そのように考えているご家族は多いのではないでしょうか。中学から高校という多感な時期に「勉強」だけに集中するのではなく、もっと広い「学び」を得ることは、これからの豊かな将来につながっていきます。
世界は広い、人生は続く、ということを知るのもこの時期です。読書やスポーツ、友達とのかかわり、あるいは自分の成長を実感したり社会に貢献する喜びを知っていく、大切な時期でもあります。
体験できる通信制高校を選ぼう
「真剣だと知恵が出る 中途半端だと愚痴が出る いい加減だと言い訳ばかり」
戦国時代の武将、武田信玄の言葉とされています。
何事にも真剣に取り組むことが、人生を楽しむ秘訣です。もしも今やりたいものが決められなくても大丈夫です。裏を返せば、「あれもやりたい」「これもやりたい」ということ。やりたいことがたくさんあるという意味ととらえましょう。
だから、通信制高校選びで迷っているのならば、「やれることがたくさんあるカリキュラム」を選ぶことをおすすめします。
体験には「気づき」が必要
やりたいことが色々あるとしても、むやみやたらに取り組んだら疲れるだけです。例えば、スキューバダイビングの体験でも、「海に潜ってみたい」「イルカに会いたい」「ライセンスが欲しい」等、様々な希望がありそれに合わせた体験コースがあります。ライセンスがとりたい人は、ただ海に潜るだけでは不十分ですし、イルカに会いたい人がライセンスコースを体験してもきっとつまらないでしょう。楽しさを実感するためには、何を主軸におくかが重要です。
四谷学院の学校説明会や相談会などでは、実際にコミュニケーションに関するワークの一部をお試しで体験してもらうことがあります。ワークの感想を聞いてみると、こんな風な答えが返ってきます。
・こんな工夫が効果的だった
・ここに気づけば簡単だった
など
一方で、ワークがうまくいかなかった場合にも気づきがあります。
・次はもっとうまくやれると思う
・だからいつも口喧嘩になっちゃうんだ
実はこれは「コミュニケーションの難しさ」を実感してもらうワークだったんです。もちろん、たとえワークに失敗したとしても何かペナルティがあるわけではありません。だからこそ、冷静な状態で気づくことができ、さらにほかの活動に生かすことも可能になってきます。
ある生徒さんは、お父さんと一緒にワークを試してみてくれましたが、失敗。ほかの人との認識にすり合わせの難しさやすれ違いを「ワークを通じて体験」することで、自分のイライラを「客観的にみることができた」ようで、「だからいつも口喧嘩になっちゃうんだ」という呟きにつながったわけです。
プロによって構成された体験という学び、つまり「体験プログラム」の効果がここにあります。
「体験をすることが大事」と言えども、なんでもあれこれ体験だけすればいい、というわけではありません。そこには今後のつながるような「気づき」がなくてはいけません。
まとめ
中学生にもなればインターネットや本などで、世界は広がっていきます。しかし、そうは言えどもまだまだ世界は狭く、「今の世界」で将来の選択をしてしまうのは非常にもったいないことです。
多感な高校時代に、多種多様な体験をたくさんのすることで、選択肢の幅が広がり、可能性が大きくなっていきます。
・□□に興味があるのでさらに深く学んでみたい
・自分に向いていることを探すために、△△な経験を増やしたい
こんな風に自分のやりたいことを考えていくとワクワクしませんか?
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