将来の夢が決まっていない人の大学選び

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こんにちは。四谷学院の山中です。
突然ですが、あなたは将来の夢がもう決まっていますか?

そう聞かれて、ちょっと戸惑ったとしても大丈夫です。
私は、来校者向けに四谷学院の入学説明会を担当しているのですが、その説明会で私が必ず聞くことがあります。

「将来何やりたい?」

将来の夢は何?

このように将来の夢について聞くと、「将来は~~のような仕事がしたい」などと返してくれる人が多いです。
「看護師になりたい」
「物理の研究がしたい」
明確に定まっている場合は、すぐに答えられます。

ただ、それと同じく、「え、あまり決まってません・・・」という答えも同じくらい返ってきます。
そして、そう答える時は決まって必ず、みんな困ったような表情を浮かべています。

将来の夢を聞かれると困る?

「う~む、将来の夢なんて聞かれても・・・」

どうして困った顔になるのでしょうか?
「将来の夢」が決まっていないから困るのでしょうか?
ただ、決まってなくても胸を張って「決まってないです」と答えれば良いだけ。そこに、困る理由なんてありません。

「将来の夢が決まってない=困る」という方式ではなさそうですが、どうやら「将来の夢が決まってない=大声で言いにくい=困る」という構図があるようですね。
大声で「決まっていない」と言いにくいといのは、「将来の夢が決まっていない=悪いことである」と考えてしまっているのが原因です。

良し悪しの問題ではない

「将来何になりたいのか書いてみよ~」
「数年後の将来について考えてみましょう」
記憶をたどると分かりますが、わたしたちは皆、何度も「将来の夢」を聞かれています。
幼稚園や小学校、中学校、高校、大学、社会人になっても。聞いてくるのはたいてい年上の大人です。こうして、幼少期からの刷り込みのように、「将来の夢=早く決めなきゃ!」という強迫観念が根を張るのです。

ただ、落ち着いて考えてみましょう。
本当に、将来の夢は決まってなきゃいけないものなのでしょうか?
今決まってないことは、無計画でいいかげんな悪いことなのでしょうか?

私たちは、無限のように広がる将来の中から、いずれは何かを選択するでしょう。
ただし、その選択一つひとつに○も×もありません。
いつ選択するか。その時期も同様です。

将来の夢は決まってません

1年間浪人する以上、志望大学も将来の夢も、決まっているのが当たり前なのでしょうか?
そんなはずはありません。
大学に合格してから将来を考える。考えるために、大学に通う。
何も悪いことはありません。
むしろそれ自体が明確に決まった意志の一つです。

だからこそ胸を張って答えましょう。
「将来の夢?まだ決まっていません!」

 
ちなみに四谷学院では、「学部学科がわかる本」という大学で勉強できることや、学んでどんなことが将来できるのかをまとめた本をみなさんにお配りしています。それを読みながら「自分の興味があるものは何か知る」のも将来を考える一つの手です。
受験コンサルタントの先生に相談すれば、よりいろいろ教えてくれるでしょう。困ったら、いつでも相談してくださいね。

四谷学院には、あなたの学力を飛躍させる独自の方法論があります。
詳しくはホームページをご覧ください。

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