横浜国立大学の偏差値や難易度、入試科目別の受験対策とおすすめ勉強法を解説

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こんにちは!四谷学院の奥野です。

横浜国立大学は、関東圏の国立大学のなかでも高い人気を誇る名門大学で、多くの著名人を輩出しています。

1876年に設立された横浜師範学校をもとに、その後さまざまな沿革を経て、1949年に横浜国立大学として発足しました。

この記事では、横浜国立大学の入試の特徴や難易度、倍率、合格するための効率的な勉強方法を紹介します。

横浜国立大学の受験を考えている方、勉強しているのに成績が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事に記載されている情報は2024年3月11日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

目次

横浜国立大学の概要

横浜国立大学は、古くから貿易と商工業で栄えた横浜の伝統を受け継ぎ、「実践性」「先進性」「開放性」「国際性」「多様性」を基本理念としています。

学部は、教育学部、経済学部、経営学部、理工学部、都市科学部の5学部から成り、実学的色彩の濃い構成である点が特徴です。

国立大学法人 横浜国立大学(略称:YNU、横国)
設立年::1949年
学生数:7,212名(2023年5月1日現在)
所在地:〒240-8501 神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台79番1号

公式ホームページ:横浜国立大学

横浜国立大学の学部別偏差値と難易度(レベル)

Benesseの「マナビジョン」によると、横浜国立大学の偏差値は53~69、大学入学共通テストの得点率は67~90%となっています(2024年3月11日時点)。

各学部の偏差値は以下のとおりです。

学部偏差値
教育学部53~56
経済学部64~69
経営学部64~69
理工学部60~66
都市科学部60~66

参照:横浜国立大学/偏差値・入試難易度【2023年度入試・2022年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報

経済学部や経営学部は偏差値の最高値が70に近いことから、難易度が高いといえます。

学部や学科によっては競争率も高くなるため、試験ではいかにミスを抑えて得点を積み上げられるかが鍵となるでしょう。

横浜国立大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学

ここでは、横浜国立大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学をいくつか紹介します

■偏差値の近い大学「教育学部」
埼玉大学 教育学部(偏差値49~61)
岡山大学 教育学部(偏差値53~56)
武蔵野大学 教育学部(偏差値54~60)

■偏差値の近い大学「経済学部」
北海道大学 経済学部(偏差値64~68)
神戸大学 経済学部(偏差値66)
関西大学 経済学部(偏差値65~69)

■偏差値の近い大学「経営学部」
神戸大学 経営学部(偏差値66)
法政大学 経営学部(偏差値66~74)
成蹊大学 経営学部(偏差値62~65)

■偏差値の近い大学「理工学部」
筑波大学 理工学群(偏差値61~66)
青山学院大学 理工学部(偏差値56~65)

横浜国立大学の入試の特徴

ここでは、一般選抜を中心に、横浜国立大学の入試の特徴を紹介します。

一般選抜(前期日程・後期日程)

横浜国立大学の一般選抜では、基本的にほかの国立大学と同じように、大学入学共通テストのあとに個別学力検査等が行われます。

ただし、学部によって個別学力検査等の内容が異なるため、以下で紹介します。

●教育学部
教育学部では学科試験の実施はありません。大学入学共通テストの成績に加え、面接試験、小論文試験、実技検査などで合否が判断されます。

●経済学部
経済学部では、大学入学共通テストの合計点と個別学力検査の合計点をそれぞれ偏差値に換算して、1対1の比率で合計します。なお、大学入学共通テストの偏差値は、個別学力検査受験者全体から算出されます。

●経営学部
経営学部では、大学入学共通テストの合計点と個別学力検査等の合計点をそれぞれ偏差値に換算して、2対1の比率(後期日程は1対1の比率)で合計します。
なお、大学入学共通テストの偏差値は、個別学力検査受験者全体から算出されます。

●理工学部
理工学部では、学科ごとではなくEP(学科内の教育プログラム)単位で入試が行われている点が特徴です。

【機械・材料・海洋系学科】と【数物・電子情報系学科】では、同じ学科内に限り他の教育プログラムを第2志望とすることが可能です。ただし、【化学・生命系学科】では第2志望の選択はできません。

●都市科学部
都市科学部では【都市社会共生学科】のみ、大学入学共通テストの成績に加え、前期試験では小論文、後期試験では面接試験によって合否が判断されます。

その他の学科は、大学入学共通テストのほかに、個別学力検査で学科試験が実施されます。

参照:令和6年度(2024年度)横浜国立大学 一般選抜学生募集要項(PDF)

総合型選抜

2024年度の総合型選抜は、教育学部・経済学部・理工学部・都市科学部で行われています。

選抜方法は学部・学科によって異なり、第1次選抜では調査書や自己推薦書のほか、課題レポート、英語専門領域に必要となる書類、小論文試験などが課されます。
第2次選抜は、面接や課題プレゼンテーション、文章実技、実習などが課されます。

第2次選抜に合格した者に対して大学入学共通テストが課され、第2次選抜と大学入学共通テストの成績により最終合格者が決定されます。

学校推薦型選抜

2024年度の学校推薦型選抜は、教育学部・経営学部・理工学部で行われています。
選抜方法は、調査書や出身学校長による推薦書などのほか、学部によって小論文や面接が課される場合と、大学入学共通テストの成績が加味される場合があります。

これらのほかに、「帰国生徒選抜」や「外国学校出身者選抜」などがあります。入試の詳細については、大学公式ホームページの「入試情報」をご確認ください。

横浜国立大学の入試科目別の出題範囲とその対策

横浜国立大学に合格するためには、試験問題の特徴や傾向をつかんでおくことが大切です。
ここでは、一般選抜(前期日程)における個別学力検査の特徴を科目ごとにご紹介します。

英語の対策と勉強法

試験時間は90分で、大問4つで構成されています。長文読解では、長文を正確に読み取り、日本語で簡潔に記述する能力が求められます。

また、英作文はメールの文章を記述するなど、変わった形式で出題されるため、独自の対策が必要です。

過去問などで、読解と英作文の演習を繰り返し行っておくとよいでしょう。

文系数学の対策と勉強法

試験時間は90分で、大問3つで構成されています。全体的なレベルはそこまで高くはないものの、多様な領域からの出題となり、幅広い知識が必要になります。

ただし、難しい問題でも、問題文中や小問で誘導があるので、丁寧に読み取っていけば得点が可能です。

教科書や問題集を使用して、高校数学で習うすべての分野において、一通りの基礎知識を身につけておきましょう。

理系数学の対策と勉強法

試験時間は150分で、大問5つで構成されています。難易度は標準~やや高めで、全体的に計算量が多いのが特徴です。

頻出問題は、微分積分・空間ベクトル・確率で、なかには論証力が必要になる問題もあります。問題を数多くこなし、短時間で証明ができるよう練習しておくとよいでしょう。

特に、数Ⅲの領域は出題されやすく、周りとの差もつきやすい範囲です。合格を目指すなら、数Ⅲを重点的に学習しておきましょう。

理科の対策と勉強法

物理:
試験時間は2科目で150分、大問3つで構成されています。問題のボリュームが多いため、スピード感を持って解答する能力が必要です。

計算問題が中心なので、時間配分に気を付けながら正確に解答できるよう練習しておきましょう。

一見難解な問題でも、問題文を丁寧に読むと基本的な知識で対応可能な場合が少なくありません。基礎学習を徹底しておくとよいでしょう。

化学:
試験時間は2科目で150分、大問3つで構成されています。難易度は標準的~やや高めで、中心となるのは教科書レベルの問題です。

適切な語句を選択する問題や内容正誤問題が出題されるので、教科書を読み込んで正確な知識を身につけておきましょう。
また、計算問題を中心に出題されます。計算ミスをしないように、途中式を書く癖を付けておきましょう。

生物:
試験時間は2科目で150分、大問4つで構成されています。教科書レベルの問題が大半ですが、論述問題も出題されます。

基礎的な問題では周りと差がつきにくいため、論述問題で確実に得点できるように対策をしておくとよいでしょう。

論述問題の文字数は50~200字以内と、問題によって幅がありますが、どの問題でも「簡潔さ」と「論理性」の2つを意識することが重要です。

地学:
試験時間は2科目で150時間、大問3問で構成されています。選択式や記述式など様々な問題が出題されますが、いうずれも教科書レベルの問題がメインとなっています。

ただし、論述問題が出題される傾向にあるため、他の科目と同様に論述対策をすることが大切です。

まずは教科書に書かれていることをしっかりと理解し、基本的な問題をミスなく解けるように対策をしましょう。

小論文の対策と勉強法

学部や学科により、内容や問題数が異なります。基本的には課題文を読み、文章の内容を説明する問題と自分の意見を述べる問題が出題されます。

小論文の対策は数をこなすのが有効ですが、自分1人で学習してもあまり伸びません。

学校の先生や塾の講師などに添削を依頼して、フィードバックを得るようにしましょう。

横浜国立大学の入試の概要


ここからは、横浜国立大学の入試概要を解説します。

出願資格について

横浜国立大学の一般選抜における出願資格は、以下のとおりです。

なお、4つ目の「個別の入学資格審査」については募集要項に詳しく記載されているので、自分が当てはまるか確認してみてください。

  1. 高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者及び入学年の3月までに卒業見込みの者
  2. 通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び入学年の3月までに修了見込みの者
  3. 学校教育法施行規則第150条第1号から第5号の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び入学年の3月31日までにこれらに該当する見込みの者(※)
  4. 本学において、個別の入学資格審査により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、18歳に達したもの及び入学年の3月31日までに18歳に達するもの
(※)外国にある学校(インターナショナルスクール等)の課程を修了した者は、出願資格が認められない場合があるため、出願資格の有無を確認したい場合には、出願前できるだけ早い時期に、学務・国際戦略部入試課に連絡をする必要があります。

参照:令和6年度(2024年度)横浜国立大学 一般選抜学生募集要項(PDF)

その他の選抜方式に関する詳細は、大学公式ホームページの「入学者選抜要項・募集要項 」をご確認ください。

入試日と出願の受付期限

2025年度の入試情報はまだ公開されていないため、2024年度の入試情報をもとにご紹介します。

2024年度の入試日と出願期間は選抜方式によって異なり、一般選抜(前期日程)では以下のようになっています。

選抜方式等出願期間入試日
一般選抜(前期日程)ウェブ出願登録期間:2024年1月15日(月)10時~2月2日(金)17時

郵送出願期間:2024年1月22日(月)~2月2日(金)

2024年2月25日(日)
一般選抜(後期日程)2024年3月12日(火)

参照:令和6年度(2024年度)横浜国立大学 一般選抜学生募集要項(PDF)

その他の選抜方式については、大学公式ホームページの「入試情報」をご確認ください。

横浜国立大学の入試科目や配点

横浜国立大学の試験科目や配点は、学部や学科、コースによって異なります。

そのためここでは、2024年度の一般選抜(前期日程)のうち、一部の学部を取り上げて紹介します。

なお、以下のデータは2024年3月11日現在のものです。

教育学部(学校教員養成課程)の教科・科目

【言語・文化・社会系教育コース】
【自然・生活系教育コース】
【芸術・身体・ 発達支援系教育コース(心理学・特別支援教育専門領域)】

教育学部では、大学入学共通テストで5教科7科目(8科目)か、6教科7科目(8科目)を受験します。

<大学入学共通テストの教科・科目・配点>

教科科目科目数配点
国語「国語」1200
地理歴史

公民

「世界史B」「日本史B」「地理B」「倫理,政治・経済」1又は2200(100)
理科(a)「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目選択(a)~(d)のいずれか

ただし、地理歴史・公民から2 科目の場合、理科は(a)又は(b)を選択

地理歴史・公民から1 科目の場合、理科は(c)又は(d)を選択

100(200)
(b)「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目選択
(c)「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から 2 及び「物理」「化学」「生物」「地学」から 1科目選択
(d)「物理」「化学」「生物」「地学」から2科目選択
数学「数学Ⅰ・数学A」1200
「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」1
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」1200
配点合計900

<個別学力検査等の教科・科目・配点>

教科科目配点
その他面接試験(調査書及び自己推薦書の評価を含む)200
小論文(教育課題論文)試験200
配点合計400

参照:令和6年度(2024年度)横浜国立大学 一般選抜学生募集要項(PDF)

経済学部【経済学科】の教科・科目

経済学部では、大学入学共通テストで5教科6科目(7科目)か、6教科7科目(8科目)を受験します。

<大学入学共通テストの教科・科目・配点>

教科科目科目数配点
国語「国語」1200
地理歴史

公民

「世界史B」「日本史B」「地理B」「倫理,政治・経済」1又は2200(100)
理科(a)「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目選択地理歴史・公民から2 科目の場合、理科は(a)又は(b)を選択

地理歴史・公民から1 科目の場合、理科は(c)を選択

100(200)
(b)「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目選択
(c)「物理」「化学」「生物」「地学」から2科目選択
数学「数学Ⅰ・数学A」1200
「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」1
外国語「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」1200
配点合計900

<個別学力検査の教科・科目・配点>

教科科目配点
数学数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B400
外国語コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ400
配点合計800

参照:令和6年度(2024年度)横浜国立大学 一般選抜学生募集要項(PDF)

ほかの学部・学科・コースの試験科目や配点は、「令和6年度(2024年度)横浜国立大学 一般選抜学生募集要項」をご確認ください。

出願者数や合格者数のデータ

横浜国立大学の出願者数や合格者数は、以下のとおりです。なお、ここで取り上げているのは2023年度一般選抜(前期日程)の結果です。

学部学科・課程・コース・領域・EP受験者数合格者数実質倍率
教育学部学校教員養成課程言語・文化・社会系教育コース101412.5
自然・生活系教育コース82372.2
芸術・身体・発達支援系教育コース音楽専門領域1071.4
美術専門領域551.0
保健体育専門領域1591.7
心理学専門領域36103.6
特別支援教育専門領域24151.6
経済学部経済学科8721814.8
経営学部経営学科7952113.8
理工学部機械・材料・海洋系学科機械工学EP203613.3
材料工学EP62213.0
海洋空間のシステムデザインEP71193.7
化学・生命系学科化学EP・化学応用EP214752.9
バイオEP77174.5
数物・電子情報系学科数理科学EP60272.2
物理工学EP234713.3
電子情報システムEP195802.4
情報工学EP154324.8
都市科学部都市社会共生学科83332.5
建築学科229435.3
都市基盤学科32251.3
環境リスク共生学科114353.3

参照:令和5年度(2023年度) 横浜国立大学一般選抜実施状況(PDF)

横浜国立大学の受験料と学費目安

横浜国立大学の入学検定料は、17,000円です。入学料は282,000円で、年間の授業料は535,800円となっています。

横浜国立大学卒業後の進路

横浜国立大学の卒業生の進路は、学部によって異なります。

大学が公開している2022年度のデータによると、教育学部では卒業生の約半数が教員の道に進んでいます。

また、経済学部や経営学部では、約8割が民間企業への就職、そのほかは公務員として就職、進学などとなっています。

理工学部では、約8割が進学している状況です。

学部ごとの進路の詳細は、大学公式ホームページの「卒業生の就職状況(所属別)」をご確認ください。

横浜国立大学が気になった人はオープンキャンパスや入試説明会へ

横浜国立大学への進学を検討している場合は、オープンキャンパスや入試説明会への参加をおすすめします。

オープンキャンパスや入試説明会は、在学生や教員の様子を知ることができ、大学の雰囲気なども肌で感じられる貴重な機会です。

2023年の来場型オープンキャンパスでは、課程や入試に関する説明のほか、模擬講義なども行われています。

横浜国立大学のオープンキャンパスや入試説明会の詳細は、大学公式ホームページの「入試情報」をご確認ください。

横浜国立大学に合格するための勉強方法

ここからは、横浜国立大学に合格するための勉強方法を紹介します。

横浜国立大学に入るにはどのような対策をすればいい?

難易度の高い横浜国立大学ですが、入試問題はほぼ、標準~やや難しいレベルで構成されています。

1つのミスが命取りになる可能性が高いため、教科書や問題集、資料集などをしっかり学習し、基礎知識を身につけておきましょう。

大学入学共通テストに関しては、どの学部・学科も科目の配点にあまり差がないため、必要な科目はまんべんなく勉強しておくことが重要です。

また、本番どおりに過去問演習を行うなど、時間配分にも慣れておくとよいでしょう。

受験期の過ごし方と勉強のコツ

受験前の1年間は合否を決める重要な時期です。ここでは、季節ごとにすべきことをご紹介します。

  • 春(4~5月):春は基礎を徹底する期間です。横浜国立大学は基礎を重視する問題が多いので、決して疎かにしてはいけません。単語集や用語集といった暗記ものは、早くから進めておきましょう。また、夏休みに備えて苦手分野の洗い出しもしておきます。
  • 夏(6~8月:夏休みは、春の学習で出てきた苦手分野や疑問点を解決する時期です。まとまった時間がとれる貴重な期間なので、夏休み中に到達したいレベルから逆算して、「週に問題集を○ページ進める」など短期的なスケジュールを組むとよいでしょう。
  • 秋(9~11月):大学入学共通テスト対策を始める時期です。過去問などを利用して問題演習に取り組み、応用力を磨いておくことをおすすめします。
  • 冬(12月~)個別学力検査対策に集中しましょう。入試本番を意識して時間制限を設けるなどし、過去問のほか難易度が高い問題演習にも取り組んでおくとよいでしょう。英作文や小論文対策として、数をこなすことも重要です。

横浜国立大学を目指すなら予備校を使って入試対策をしよう

予備校に通うメリットは、入試までのスケジュール管理がしやすくなるほか、友達やライバルができて切磋琢磨できる点にあります。

しかし、予備校に「通っているだけ」にならないよう注意しましょう。というのも、予備校の集団授業は一方通行であることがほとんどで、聞いているだけで理解しているつもりになっているケースがとても多いためです。

また、志望校や習熟度別にクラス分けをしている予備校の場合、全科目一律のレベルで授業が行われます。

そのため、苦手科目では内容がわからないまま取り残されてしまうなどの可能性があるのです。

疑問点や不明点は自分から積極的に質問する姿勢がないと、高い学習効果を得ることはできません。

このような予備校のデメリットをカバーするには、四谷学院の「ダブル教育」がおすすめです。ここからは、ダブル教育の2つのポイントを紹介します。

四谷学院のカリキュラムのご案内

四谷学院独自のダブル教育では、予備校にありがちな集団授業の弱点をカバーしているため、効率的な学力の向上が期待できます。ダブル教育の柱は、以下の2つです。

科目別能力別授業

科目別能力別授業では、科目と能力の2つでクラス分けを行います。

一般的な予備校では志望校や総合得点でクラス編成を行うため、得意科目の授業は物足りず、苦手科目では授業レベルについていけない、という状況に陥りがちです。

科目別能力別授業であれば、どの科目も自分の学力レベルに合った授業を受けられます。学期の途中でも学力に応じて最適な授業を受けられるため、苦手科目のフォローと得意科目のさらなる学力向上を目指せます。

基本的な知識がまんべんなく必要な横浜国立大学合格には、ぴったりの学習法です。

段階個別指導

集団授業のデメリットの1つである「実践不足」を補えるのが、55段階個別指導です。過去の入試問題を徹底分析して作成された55テストを受験し、「解答力」が確実に身につくようプロの講師がマンツーマンで指導します。

テストは中1レベルから始まり、最後は東大レベルまで到達が可能です。達成感とともに学習意欲が引き出され、合格に直結する実践力が養えるでしょう。

横浜国立大学に合格するには丁寧に解く力が重要!

【横浜国立大学の入試概要】

  • 「実践性」「先進性」「開放性」「国際性」「多様性」を基本理念とし、主体的に学問に取り組める人材を求めている
  • 大学入学共通テストの成績と個別学力検査等の成績の合計によって合否判定
  • 難易度は標準~やや高め

【横浜国立大学の入試データまとめ】

  • 大学入学共通テストの得点率は67~90%
  • 前期日程における実質倍率は0~5.3倍と、学科やEPによって大きな差がある

【勉強方法まとめ】

  • 記述や論述、英作文など、読解力や文章力が重視される問題が多い
  • 問題文は長文で難解でも、問われている知識は基礎的なものが多い
  • 過去問などで出題形式に慣れておくことを推奨

横浜国立大学は、全国的に知名度が高く、人気もある名門大学です。入試では読解力や文章力が求められるため、基礎の徹底はもちろん、確実な解答力が重要です。そんな横浜国立大学の合格を目指す方は、四谷学院への入学をご検討ください。

四谷学院独自の「ダブル教育」では、合格に必要な幅広い知識と実践力を身につけられます。個別相談会も開催しているため、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2024年3月11日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

失敗しない予備校選びは説明会参加が重要!

予備校選びは合否に直結するといっても過言ではありません。インターネット上の口コミや予備校のパンフレットだけでは、得られる情報に限界があります。

自分に合った予備校を選ぶには、説明会・相談会に参加して実際に確かめるのが一番です。

以下の記事では、予備校の説明会について詳しく解説しています。説明会への参加に疑問や不安がある方は、ぜひご一読ください。

予備校の入学説明会って何をやるの?どうやって参加する?

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