知っておきたい大学受験予備校の特待生制度の仕組みとは?受験生が知っておきたいお金の話

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こんにちは、四谷学院の受験コンサルタントの山中です。

大学受験にはお金がかかります。受験料はもちろん、受験のための交通費や宿泊費も必要です。
さらに、普段勉強するために予備校・塾に通ったりテキストや参考書を購入するにもお金が必要です。

こうした受験にまつわるお金の話ですが、まったく興味ない方も気になる方もいるでしょう。あなたはどっち派でしょうか?

ちなみに、私は気になる派ですね。自分の1年をかける大事な受験だからやはり気になります。自分の通う塾や予備校ですから、ご家族ともしっかり話し合って決めることが重要ですよね。

今回は、受験生が知っておきたいお金の話のうち「塾や予備校の特待生制度」について取り上げていきます。

ありふれている「予備校」の違いは?

いま、世の中には塾や予備校がたくさんあります。
「いっぱいあるけど、何が違うの?」とあなたも思ったことがあるのではないでしょうか?
塾や予備校の違いとして分かりやすい要素の一つに「学費」が挙がってきます。

安さを売りにする塾もある

塾や予備校の中には、授業料が安いということを強みにしているケースもあります。
授業を1つだけとれば自習室が使い放題とか、インターネットで授業動画を自由にみられるなど、学習塾の中には安価な費用を設定しているところもあります。
お得に学習指導を受けられるというのは、受験生にとってもその保護者にとっても魅力的ですよね。

もちろん「安いだけ」ではいけません。学校の成績が上がる・志望校に合格するなどの目標を達成できるかどうかが、結局は一番重要になってきます。
しかし、「どの予備校・塾でも同じ」と感じるのであれば、学費は安いに越したことない、というのも当然の結論かと思います。

あくまで「リーズナブル」=「適正価格」というのがポイントになってきます。

特待生制度とは?

では、今回お話をする特待生制度についてはどうでしょうか?
もちろん、誰でも特待生制度を受けられるわけではありません。簡単に言うと、

特待生制度は、成績の良い人、つまり難関大学に合格する可能性が高そうな人は、学費が免除もしくは安くする制度です。

これは非常にお得に思えます。なぜなら、安い値段もしくは無料でで同じ質のサービスを受けることができるからです。

「ふむ、確かになんか聞いたことあるぞ。」という感じではないでしょうか?
「友達のお兄ちゃんが、確か特待生だったな・・・。」なんて人もいるかもしれません。

特待生制度では、頭の良い人は学費がタダになります。しかも、「特待生用の特別な少人数クラス」が用意されていたりします。

なぜ予備校には特待生制度があるのか?

この特待生制度を取り入れている予備校は、とても多いです。ほとんどかもしれないですね。

予備校にしてみれば、難関大学や有名大学への合格実績は非常に大切でしょう。それを見て、また翌年の生徒たちが入学してくれるからです。
合格実績を上げる方法、それが「すでに成績の良い生徒を集める」ということです。
これが特待生制度の本来の目的です。

予備校の中には、特待生制度の条件として、合格した際には実名・写真で広告掲載許可なんてあからさまに伝えているところもあるようです。模試の結果や出身高校などをもとにして選定されます。

特待生の授業料を払っているのは誰?

予備校の言い分はわかります。
成績が良くて「特待生としてうちに来ませんか?」と言われた生徒も嬉しい・ありがたいと思うかもしれません。

それでも……私は少し不思議に思っています。言い方は悪いかもしれませんが、今、成績が良くないから予備校に通うんですよね??

今のままでは合格できないから、学力を伸ばすために予備校に通うはずです。
行きたい大学があるから、これから学力を伸ばしたいと思って予備校に通いますよね。

私以外の人だって、ほとんどの人がそう思っているはずで、あなたも、あなたのお友達も、きっとほとんどの人が学費を払う側の人のはずです。

でも、初めから勉強できる特待生は「特待生ではない人が払ってくれる授業料」によって「特別な授業」が受けられる。

ほかの生徒さんが正規の学費を払って受ける授業やそれよりも手厚い授業を、安価にもしくは無料で受けることができるなんて……
この事実を思うたびに、私はなんだかモヤモヤしてしまいます。

誰でも才能をもっている

多くの予備校・塾が特待生制度を設けている中、四谷学院では特待生制度を設けていません。これはずっと昔からそうなんです。

理由は四谷学院を運営するブレーンバンク株式会社の社是を見るとわかります。
「誰でも才能を持っている」
あなたの今の学力がどうであれ、あなたは才能を持っていると信じているからです。

私たち四谷学院が特待生制度をつくらないのは、みんな同じように可能性があるからでスタート時点で学力が高い低いは合格に関係がないと考えているからです。
そしてその可能性を最大限引き出せるように、クラス授業は大人数では行いません。科目別能力別授業で、先生が生徒一人ひとりに目を配れるようになっています。55段階個別指導では先生があなたをマンツーマンで指導します。

1年後「やったぞ!」と言えるために

人それぞれやり方や考え方が違うように、予備校もそれぞれやり方や考え方が違います。
でも、はっきり言って予備校に通うにはお金がかかりますから、どうせなら、自分が通って成長できるところに通いたいですよね。

予備校の学費とは、あなたの未来への投資です。


頑張ってアルバイトしながら予備校に通ったり、保護者の方に予備校に通わせてもらうなら、この投資を成功させたいですよね。

あなたはどんな予備校が、一番自分の役に立つと思いますか?どんな予備校が、あなたに合っていそうですか?

あなたが1年後、「やったぞ!」「良かった!」と言えるような選択をしてください。

四谷学院には、志望大学合格への独自の方法論があります。
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詳しくはホームページをご覧ください。

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