予備校での学習は長丁場です。通っているうちに、「予備校に行きたくない」という気持ちが生じてしまうことも珍しいことではありません。
そのまま予備校を休みがちになってしまったら・・・結局合格が遠のいてしまい、せっかく予備校に通った意味もなくなってしまいます。
今回は予備校に行きたくなくなってしまったときの対処法について紹介します。予備校に行くメリットを改めて考えることができれば、目標をもって自発的に学習に取り組めるようになると思いますよ。
目次
「予備校に行きたくない」と思う理由は?
予備校に行きたくなくなってしまった背景には、必ず理由があると思います。予備校に行きたくなくなる理由として代表的なものを、以下に紹介します。どれか当てはまるものはあるでしょうか?
理由①授業の内容についていけない
予備校の授業の進度は非常に速いので、どうしても授業の進度についていけないことも出てきます。授業が理解できなければ、授業時間はストレスが大きくなってしまいますよね。
理由②予備校内での人間関係
先生との相性、予備校内の友人との関係悪化など、予備校内での人間関係が良好でなければモチベーションは低下しがちです。
理由③大学へ進学した友人と遊びたくなる
友人が大学に進学している場合は、つい友人と遊びたくなるものです。特に夏休みなどは、大学生たちが長期休暇に入っているにもかかわらず自分たちは集中講習の真っただ中、という予備校生にとってはとても辛い状況になってしまいますね。
一歩立ち止まって「予備校に通っている理由」を考えてみよう
予備校に行きたくない気持ちが強いときには、なぜ予備校に通っているかを改めて考えてみると良いでしょう。もちろん、「志望校合格のために勉強すること」だと思いますが、もう一歩踏み込んで考えることでモチベーションを高めることができます。
- なぜ志望校、志望学部に行きたいのか?
- 志望校に合格した後にどんなことを学びたいのか
- 志望校を卒業してどんな職業に就きたいのか
これらを具体的にイメージすることで、予備校での学習の意味を再び見出すことができるのではないでしょうか?
また、これらのイメージがわきにくい場合は、再度進路について考えてみるのも良いでしょう。大学の情報を読んだり、オープンキャンパスに行ったりするなどして、イメージを膨らませるのもおすすめです。
予備校に通うことで得られるメリットはたくさんある!悩みの解決方法をリストアップしてみよう!
志望校合格のために予備校に通うメリットはたくさんあります。
具体的に5点紹介します。
メリット①計画的に学習を進めることができる
予備校では受験に合格するためのカリキュラムが組まれています。受験から逆算した計画的な学習を進められることから、効果的に学習できます。
メリット②自分では気が付かない弱点が見つけられる
講師の先生からの指摘や定期的に実施される模擬試験の結果から、自分自身の弱点を知り克服のための対策をすることができます。
メリット③仲間と高め合うことができる
予備校の仲間と高め合ったり、競い合ったりしながら学習を進めることができます。受験勉強は孤独を感じてしまいがちですが、仲間がいることでモチベーションを高めることができます。
メリット④先生に質問できる
授業中や授業の合間などに先生に質問できるのも予備校ならではのメリットです。特に、授業の進度についていけずにやる気がそがれている方は、積極的に質問をすれば悩みの解決にもつながります。
メリット⑤勉強に集中する環境が得られる
自宅ではテレビやスマートフォン、ゲームなど、学習を妨げる誘惑が多いですが、予備校では学習に集中できます。また、人間関係に悩みがあるケースでは、信頼のできる先生やスタッフの方に相談をしたり、可能であれば通う校舎を変更したりするなどの解決方法が考えられます。
まとめ
「予備校に行きたくない」
そう思うことは、誰にでもあります。そんなときには、改めて予備校に通っている理由について考えてみましょう。予備校に通う本来の目的は、志望校合格のための学習をすることです。そして、予備校には効果的な学習をするためのメリットがたくさんありますよ。