東京大学の偏差値や難易度、入試科目別の受験対策とおすすめ勉強法を解説

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こんにちは!四谷学院の奥野です。

東京大学は、東京開成学校と東京医学校の合併によって1877年に創設された、日本で最初の国立大学です。

法学部・医学部・工学部・文学部・理学部・農学部・経済学部・教養学部・教育学部・薬学部の10学部を擁します。

リベラルアーツ教育を核とした独自のカリキュラムと、充実した研究・教育環境のもと、世界で活躍できる人材を多数輩出していることが特徴です。

この記事では、東京大学の偏差値や難易度、入試の特徴や合格のための勉強方法などを解説します。「これから東大を受験したい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事に記載されている情報は2024年12月16日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

東京大学の概要


東京大学は、国内外のさまざまな分野で指導的役割を果たす「世界的視野をもった市民的エリート」(東京大学憲章)の育成を使命として掲げています。

この使命に基づいて東京大学が目指しているのは、日本の歴史や文化について理解を示すとともに、国際的な広い視野を持ち、高度な専門知識を基盤とする問題解決能力を備え、自ら考え行動できる人材の育成です。

そのため、東京大学では、以下を求める学生像としています。


東京大学が求めているのは、本学の教育研究環境を積極的に最大限活用して、自ら主体的に学び、各分野で創造的役割を果たす人間へと成長していこうとする意志を持った学生です。何よりもまず大切なのは、上に述べたような本学の使命や教育理念への共感と、本学における学びに対する旺盛な興味や関心、そして、その学びを通じた人間的成長への強い意欲です。そうした意味で、入学試験の得点だけを意識した、視野の狭い受験勉強のみに意を注ぐ人よりも、学校の授業の内外で、自らの興味・関心を生かして幅広く学び、その過程で見出されるに違いない諸問題を関連づける広い視野、あるいは自らの問題意識を掘り下げて追究するための深い洞察力を真剣に獲得しようとする人を東京大学は歓迎します。
引用:東京大学 アドミッション・ポリシー | 東京大学

東京大学は本郷・駒場・柏などにキャンパスがあり、2年次までは駒場、3年次からは多くの学生が本郷で学びます。


大学名:東京大学
設立年:1877年
学生数:13,998人(2024年11月1日時点)
所在地:
・本郷キャンパス
〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1

・駒場地区キャンパス
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1

・柏地区キャンパス
〒277-8581 千葉県柏市柏の葉5-1-5

公式ホームページ:東京大学
X(旧Twitter):@UTokyo_News
Instagram:utokyo_pr
YouTubeチャンネル:東京大学 / The University of Tokyo

東京大学の学部別偏差値と難易度(レベル)

Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」のデータを見ると、東京大学の偏差値は72~76、大学入学共通テストの得点率は86~95%となっています(2024年12月16日時点)。

科類ごとの偏差値は以下のとおりです。

科類偏差値
文科一類76
文科二類74
文科三類73
理科一類73
理科二類72
理科三類76

参照:東京大学/偏差値・入試難易度【2024年度入試・2023年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報

東京大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学

ここでは、東京大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学をいくつかご紹介します。

■偏差値の近い大学「文科一類(法学部)」
京都大学 法学部(偏差値72)
早稲田大学 法学部(偏差値75~76)
慶應義塾大学 法学部(偏差値76)

■偏差値の近い大学「文科二類(経済学部)」
一橋大学 経済学部(偏差値70~75)
京都大学 経済学部(偏差値69~72)
慶應義塾大学 経済学部(偏差値76)

■偏差値の近い大学「文科三類(文学部)」
京都大学 文学部(偏差値72)
神戸大学 文学部(偏差値65~72)
早稲田大学 文学部(偏差値73~76)

■偏差値の近い大学「理科一類(工学部・理学部)」
京都大学 工学部(偏差値67~70)
東北大学 理学部(偏差値64~70)
国際基督教大学 教養学部(偏差値72)

■偏差値の近い大学「理科二類(農学部・工学部・理学部・薬学部)」
京都大学 理学部(偏差値70)
千葉大学 薬学部(偏差値66~67)
早稲田大学 先進理工学部(偏差値67~68)

■偏差値の近い大学「理科三類(医学部)」
京都大学 医学部医学科(偏差値74)
大阪大学 医学部医学科(偏差値72)
慶應義塾大学 医学部医学科(偏差値74)

東京大学入試の特徴

東京大学は国立大学のため、大学入学共通テストを受験後、個別学力検査等(第2次学力試験)を受ける一般選抜が主な選抜方法です。このほかには、学校推薦型選抜や外国学校卒業学生特別選考、学部英語コース特別選考が実施されています。

一般選抜(前期日程)

主に学力試験によって行われる選抜で、前期日程のみの実施となっています。

一般選抜では、学部別ではなく、6つの科類のうちいずれかに出願します。1~2年次(前期課程)は科類ごとに学び、3年次(後期課程)から学部に進学します。6つの科類と主に進学できる学部は以下のとおりです。

  • 文科一類(法学部)
  • 文科二類(経済学部)
  • 文科三類(文学部・教育学部)
  • 理科一類(工学部・理学部)
  • 理科二類(農学部・工学部・理学部・薬学部)
  • 理科三類(医学部)

学校推薦型選抜

学校長からの推薦によって出願できる選抜方法です。募集は学部ごとに行われ、書類選考・面接と大学入学共通テストの結果で合否を判定します。

外国学校卒業学生特別選考(第1種・第2種)

外国の学校卒業者を対象とした選抜方法です。私費留学生を対象とした第1種と、帰国生徒を対象とした第2種に分かれます。

学部英語コース特別選考(PEAK)

英語のみで学位を取得できる、9月入学の学部プログラムを対象とした選考です。入試や授業は英語で実施されます。

それぞれの選抜方法に関する詳細は、大学公式ホームページの入学案内より、該当の選抜方法をご覧ください。

東京大学の入試科目別の出題範囲とその対策

東京大学の入試対策のために、試験問題の特徴や傾向をつかんでおきましょう。ここでは、一般選抜(前期日程)の試験問題の特徴と対策をご紹介します。

国語の対策と勉強法

文科各類では大問4問で試験時間150分、理科各類では大問3問で試験時間100分です。

いずれも現代文・古文・漢文の出題で、読解力や表現力を判断するため、原則記述式となっています。要約や説明などの演習を重ね、添削指導を受けることが効果的です。

現代文対策については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
東大現代文対策 評論問題の傾向と対策を解説

数学の対策と勉強法

文科各類では大問4問で試験時間100分、理科各類では大問6問で試験時間150分です。

いずれも解法を覚えるだけでは解答できない問題が出されるため、数学的な考える力をつける必要があります。確実に解ける問題を見極めることもポイントです。

数学の詳しい対策や勉強法については、以下の記事を参考にしてください。
【大学入試 数学】2023年東京大学数学入試問題 注目の問題を解説!数学A「場合の数と確率」

地理歴史の対策と勉強法

日本史は大問4問、世界史は大問3問、地理は大問3問で、試験時間は150分です。

日本史・世界史は論述形式での出題が中心となっているため、論理的な思考力や文章力が必要になります。演習で鍛えておきましょう。

地理は短めの論述が中心であるものの問題数が多く、グラフや地図などの資料を用いた出題が多いことが特徴です。
時間内に解き切ることを意識し、分野の漏れなく学習を進めることが大切です。

以下、科目ごとに解説記事がありますので、ぜひご覧ください。
【2024年度最新】東大の世界史 入試対策 学部別の特徴と難易度を解説!
東京大学の日本史対策!東大に合格するためにつかむべき日本史入試問題の特徴
【東大への地理】東京大学の地理対策をする上で必須のことは?傾向と対策を解説

理科の対策と勉強法

試験時間は150分です。いずれの科目も大問3問の構成ですが、問題はボリュームがあります。時間内に解き切るのは簡単ではないため、確実に解ける問題を見極めて落とさないこと、ミスをしないことが重要です。論述対策として、自分の考えを規定文字数でまとめる演習を重ねておくとよいでしょう。

化学の入試傾向や対策などについては、以下で詳しく解説しているので、こちらもご覧ください。
【最新版】東京大学「化学」入試傾向と対策!合格のための勉強法を解説します

英語の対策と勉強法

試験時間は120分、大問は5問で構成されています。長文読解・和文英訳・自由英作文・リスニングと、出題形式は多様です。

東京大学の英語では、理解力・思考力に加えて記述力が求められます。また、問題数が多い中、自由英作文や要約など解答に時間のかかる問題もあるので、演習を重ねて時間配分に慣れておきましょう。

東京大学試験の概要


ここからは、東京大学試験の概要について解説します。

出願資格について

東京大学の一般選抜において出願資格があるのは、次のいずれかに該当し、入学年度大学入学共通テストのうち、大学が指定する教科・科目を受験した方です。


(1)高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び入学年の3月卒業見込みの者
(2)通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び入学年の3月修了見込みの者
(3)学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者のうち次の各項目の一に該当するもの及び入学年の3月31日までにこれに該当する見込みのもの
ア 外国において学校教育における12年の課程を修了した者及び入学年の3月31日までに修了見込みの者,又はこれに準ずる者で文部科学大臣の指定したもの
イ 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者及び入学年の3月31日までに修了見込みの者
ウ 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者及び入学年の3月31日までに修了見込みの者
エ 文部科学大臣の指定した者(昭和23年5月31日文部省告示第47号)
オ 高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(旧大学入学資格検定に合格した者を含む。)及び入学年の3月31日までに合格見込みの者で,入学年の3月31日までに18歳に達するもの
カ 学校教育法第九十条第二項の規定により大学に入学した者であつて,高等学校卒業程度認定審査規則(令和四年文部科学省令第十八号)による高等学校卒業程度認定審査に合格した者
キ 本学において,個別の入学資格審査により,高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で,入学年の3月31日までに18歳に達するもの
参照:東京大学 令和7(2025)年度 東京大学入学者募集要項(PDF)

詳細やそのほかの選抜方法については、最新の募集要項をご確認ください。

入試日と出願の受付期限

東京大学の入試日と出願期間は、選抜方法によって異なります。下記は、一般選抜(前期日程)における入試日と出願期間です。

出願期間大学入学共通テスト実施日第2次学力試験実施日
2025年1月27日(月)~2月5日(水)2025年1月18日(土)・19日(日)2025年2月25日(火)・26(水)・27(木)

※27日(木)は理科三類のみ

入試科目や配点

ここからは、東京大学の入試科目や配点をご紹介します。今回取り上げるのは、2025年度試験の一般選抜(前期日程)の内容です。

<文科各類>

教科・科目名(大学入学共通テスト)配点
国語『国語』200
地歴公民『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』から2科目

(公民から1科目選択する際は、地理歴史から1科目選択する)

200
数学『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅱ,数学B,数学C』200
理科『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』の4つの出題範囲から2つを選択(『物理』『化学』『生物』『地学』から2科目選択も可能)100
外国語『英語(リスニング含む)』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1科目200
情報『情報Ⅰ』100
合計1,000

(※110点として換算)

教科・科目名(第2次学力試験)配点
国語現代の国語,言語文化,論理国語,文学国語,国語表現,古典探究120
数学数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学A,数学B「数列」「統計的な推測」,数学C「ベクトル」80
地理歴史「日本史探究」,「世界史探究」,「地理探究」のうち、出願時に届け出た2科目120
外国語(1)英語(英語コミュニケーションⅠ,英語コミュニケーションⅡ,英語コミュニケーションⅢ,論理・表現Ⅰ,論理・表現Ⅱ,論理・表現Ⅲ)
(2)ドイツ語
(3)フランス語
(4)中国語
のうち、出願時に届け出た1外国語
120
合計440

<理科各類>

教科・科目名(大学入学共通テスト)配点
国語『国語』200
地歴公民『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』から1科目100
数学『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅱ,数学B,数学C』200
理科『物理』『化学』『生物』『地学』から2科目200
外国語『英語(リスニング含む)』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1科目200
情報『情報Ⅰ』100
合計1,000

(※110点として換算)

教科・科目名(第2次学力試験)配点
国語現代の国語,言語文化,論理国語,文学国語,国語表現,古典探究80
数学数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ,数学A,数学B「数列」「統計的な推測」,数学C「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」120
理科「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」「地学基礎・地学」のうち、出願時に届け出た2科目120
外国語(1)英語(英語コミュニケーションⅠ,英語コミュニケーションⅡ,英語コミュニケーションⅢ,論理・表現Ⅰ,論理・表現Ⅱ,論理・表現Ⅲ)
(2)ドイツ語
(3)フランス語
(4)中国語
のうち、出願時に届け出た1外国語
120
面接
合計440

※面接は理科三類のみ実施し、総合判定の判断資料に利用

参照:東京大学 令和7(2025)年度 東京大学入学者募集要項(前期日程)(PDF)

なお、旧教育課程履修者は、旧科目の選択も可能です。そのほか、科目選択時の注意事項などの詳細は、大学公式ホームページの「入学案内」より最新の募集要項をご確認ください。

出願者数や合格者数のデータ

東京大学の一般選抜における出願者数や合格者数(2024年度)は、以下のとおりです。

科類出願者数受験者数合格者数実質倍率
文科一類1,1431,1114022.8
文科二類1,0501,0253552.9
文科三類1,5211,3964713.0
理科一類3,0842,7351,1192.4
理科二類2,2181,8445483.4
理科三類416286982.9

参照:東京大学 入学者数・志願者数 | 東京大学

東京大学の受験料と学費目安

東京大学の入学検定料は17,000円、大学入学共通テストの検定料は18,000円(3教科以上)です。入学料は282,000円、年間の授業料は642,960円(予定)となっています。

東京大学卒業後の進路

東京大学の学部卒業生(2023年度)の進路は、50.5%が進学、33.5%が就職でした。文系学部では就職、理系学部では進学を選ぶ学生が多い傾向にあり、医学部医学科では大部分が臨床研修に進んでいます。

就職先の上位業種は、「金融業・保険業」「情報通信業」「学術研究、専門・技術サービス業」「公務」でした。

東京大学が気になった人はオープンキャンパスや入試説明会へ

東京大学のオープンキャンパスは、例年夏に開催されています。2024年度は8月6日(火)・7(水)の2日間で、オンラインでの実施でした。

内容は大学・学部説明会のほか、模擬講義やオンライン質問会・相談会などで、参加登録が必要です。企画によっては別途、事前申し込みが必要になります。

また、秋には女子学生向け説明会や、学校推薦型選抜説明会なども実施されました。

そのほか、大学外の団体が実施する大学説明会や進学相談会への参加、入試・イベント情報の動画配信やプッシュ通知なども行っています。

詳細やスケジュールは、大学公式ホームページの入学案内から、大学説明会をご確認ください。

東京大学に合格するための勉強方法


ここからは、東京大学に合格するための勉強方法をご紹介します。

東京大学に入るにはどのような対策をすればいい?

東京大学の偏差値は72~76、大学入学共通テスト得点率は86~95%と、文系・理系ともにトップレベルです。合格するには、高度な学力を身につけなければいけません。十分な量の学習時間を確保するためにも、できるだけ早い時期からコツコツと学習を進めましょう。

東京大学の入試では、志願者倍率が規定以上になった場合に2段階選抜が行われます。その際、大学入学共通テストが一定点数に満たなければ、第2次学力試験に進めなくなってしまいます。

そのため、東京大学を目指すには、大学入学共通テスト対策は軽視できません。一方で、配点は第2次学力試験のほうが高いため、応用力を磨くことも重要です。

受験期の過ごし方と勉強のコツ

東京大学の入試は、ただひたすらに時間をかけて勉強すれば合格できるものではありません。質の高い学習を効率よく進めるためには、試験本番までの時間をしっかりと把握し、計画的な学習プログラムのもとで勉強することが大切です。

無計画に受験勉強に取り組んでしまうと、得意科目ばかりに時間を費やして苦手な科目を避けてしまい、いつまでも苦手を克服できなくなってしまうでしょう。

大学入学共通テスト対策はいつまでに終わらせるか、第2次学力試験の過去問はいつからやるかなど、具体的な目標や優先順位を決めて学習課題に取り組む必要があります。以下のスケジュールを参考にして、学習計画を立てましょう。

  • 春(4~5月):徹底して基礎を身につける時期です。これまで学んだことを復習しながら、早めに苦手分野の洗い出しを始めます。暗記ものは単語集や用語集を使って、1日でも早く取りかかりましょう。基礎ができているかを確認するために、この時期に一度、大学入学共通テストの対策をやってみるのもおすすめです。これにより、夏以降の志望校対策をスムーズに進めやすくなります。
  • 夏(6~8月):実力の底上げを行うために、苦手分野を徹底して克服する時期です。まとまった勉強時間が取れる夏休みには、苦手分野にじっくり取り組み、志望校レベルと今の実力とのギャップを縮めていきましょう。「週に○ページ問題集を進める」など、短期的な目標を設定するとモチベーションを維持できます。
  • 秋(9~11月):入試レベルの勉強に着手し、夏までに身につけたことをアウトプットできるようにしていきます。過去問を使用して問題形式に慣れておきましょう。少しでも知識が曖昧なところは復習し、理解を深めることが大切です。併せて、大学入学共通テスト対策も本格的に開始しましょう。
  • 冬(12月~):入試本番に向けて、過去問の演習を積む時期です。時間配分に気を付けながらミスなく問題を解く練習をし、最後の仕上げをします。

東京大学を目指すなら予備校を使って入試対策をしよう

受験勉強は独学でも可能ですが、予備校で勉強する場合と異なり、フォローがほとんど受けられません。また、勉強を続けるには強い意志が必要です。

その点、予備校を利用すれば、講師やスタッフからのフォローやサポートを受けながら勉強できます。

例えば、わからない問題があったり、勉強に関して悩んでいることがあったりした場合は、すぐに講師に相談できるので便利です。

また、周囲に同じ目標を持った仲間がいるので、モチベーションの維持にもつながるでしょう。

ただし、授業を聞いて理解したつもりになってしまうことがあるので、予備校に通っていれば安心とは言い切れません。また、授業が難しくてついていけず、苦手部分が取り残されるケースもあるでしょう。

四谷学院のカリキュラムのご案内

四谷学院では、「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」の2つを柱としたダブル教育を行うことで学力アップを図り、志望校合格へと導きます。

科目別能力別授業

大手の予備校では、志望校別や入塾時のテストの結果でクラス分けが行われます。しかし、この方法だと「苦手科目についていけない」「得意科目は物足りない」といった、科目ごとのレベルの不一致が起こりがちです。

四谷学院では、科目ごとのレベルに合わせてクラスを分ける、科目別能力別授業を実施しています。
「得意科目は選抜クラス、苦手科目は基礎クラスで学ぶ」というように、自分の学力レベルに合った授業を受講できるので、効率的に理解力を上げることが可能です。

55段階個別指導

入試本番で高得点を取るには、自分で問題を解く力である「解答力」が必要です。四谷学院の55段階個別指導では、記述式のテストに解答後、その場で採点・解説を受けられるので、解答力を飛躍的に伸ばせます。

受験に必要な知識やテクニックを55段階に細分化しており、無駄なく学びやすい学習プログラムとなっています。

また、四谷学院の講師に学生アルバイトはいません。全員が厳しい審査基準をクリアした、指導力や人間力の高い「教え方のプロ」が、志望校合格を強力にバックアップします。

このように、東京大学を目指す人にとって最適な環境が用意されているのが、四谷学院のダブル教育です。

東大受験対策は四谷学院にお任せください

【東京大学の入試概要】

  • 一般選抜は前期日程のみ
  • 難易度は日本最高峰レベル

【東京大学の入試データまとめ】

  • 一般選抜の実質倍率2.4~3.4倍(2024年度)
  • 偏差値は72~76程度必要

【勉強方法まとめ】

  • 教科書や用語集を丁寧に学習して基本的な知識を十分に身につけ、思考力・論理力を鍛えられるよう演習を積んでおく
  • 全体的に問題数が多いため、時間配分を意識して勉強する

数ある大学の中で「難関」と呼ばれている東京大学は、多くの人の憧れでもあります。もし「東京大学を受けたい」と考えているのなら、四谷学院をご検討ください。質の高い講師がわかりやすく指導するので、合格の可能性が高まります。ぜひ一度、お問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2024年12月16日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!

大学受験を成功させるには、予備校選びが重要です。口コミやパンフレット、インターネットの情報は参考になりますが、それだけでは十分とはいえません。実際に予備校の説明会・相談会に参加し、自分の目で確かめたうえで選びましょう。

以下の記事では、説明会・相談会に参加する際のチェックポイントや、不安の解消法などを解説しています。ぜひ参考にしてください。

予備校の入学説明会って何をやるの?どうやって参加する?

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