人気タレントやアーティストなどの有名人だけでなく、日本では安倍首相、アメリカではトランプ大統領まで利用しているtwitter。そのような背景もあって、普段の生活の中で、twitterのチェックをこまめにしているという方も多いのではないでしょうか?
最近では、すっかり私たちにとって身近な存在となりつつあるtwitterですが、実は、受験生の中ではそのtwitterを勉強に使うというケースが多くなってきているのです!では、twitterを使った勉強法とは、具体的にどのような方法なのでしょうか?
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高校1年生、2年生の約3割は、勉強にもtwitterを役立てている!
2016年に行われたあるアンケートによると、受験生の中には、勉強にtwitterを役立てているという回答が多く見られました。それらの回答のうち一番多かったのは、高校1年生の36%で、次いで高校2年生の34%となっています。大学受験が近くなる高校3年生になるとその割合は増えるような気もしますが、逆に高校3年生がtwitterを勉強に役立てているという回答の割合は18%と下がっているのが特徴的です。
このアンケート回答からは、勉強にtwitterを役立てているケースは高校1~2年生に多く見られるのがわかります。受験が間近に迫った高校3年生になると、twitterをチェックするような時間的・精神的な余裕がなくなるといえるのかもしれません。
勉強に役立つツイートは、『勉強垢』でプロフィール検索をすると見つけやすい
勉強に役立つtwitterのアカウントは、『勉強垢』と呼ばれています。ここで使われている『垢』とはアカウントのこと。つまり『勉強垢』とは、「勉強用のアカウント」を表しているのです。
『勉強垢』はここ3~4年ほどの間、グーグルでの検索数の増減を示す「グーグルトレンド」でも盛り上がりを見せています。『勉強垢』でのツイート内容は人によって多少の違いはあるものの、勉強した時間・科目・内容などの報告や将来の夢などが多いようです。また、ほかの『勉強垢』の利用者と交流や情報交換などをしているケースも見られます。
ハードな受験勉強期間中に、『勉強垢』のような場所で自分の夢や目標、その日勉強したことを報告することは、モチベーションをキープするのに役立つのかもしれません。自分に役立ちそうな『勉強垢』を見つけるためには、プロフィール検索やハッシュタグ検索で『勉強垢』をチェックしてみるのがおすすめです!
twitterを上手く利用すると、受験勉強仲間や勉強のコツが見つかることも!
長い受験勉強期間中には、調べてもわからないことが出てくることもあれば、どうしてもやる気が起きない、ということもあるかもしれません。そのようなときに、たとえtwitter上であっても、勉強方法について相談したり、わからないことを教えあったり、勉強に役立つ内容をシェアしあえる仲間がいたら心強いですよね。
twitterを勉強に利用する一番大きなメリットは、まさにこのことといえるでしょう。
ただし、昨今よくニュースで見かけるようになったことからもわかるように、twitterをはじめとしたSNSは、一歩使い方を間違えると危険に巻き込まれてしまうこともあるため注意が必要です。
また、いくらtwitterの『勉強垢』での交流が勉強に役立っても、暇さえあればスマホをチェックしてばかりいると、いわゆる『ツイ廃(twitter廃人の略)』になってしまう危険性もあります。twitterを利用する際には、「安易に個人情報を教えない」「チェックする時間を決めておく」など自分なりのルールを決めておき、それを守るように心がけることが大切です。
twitterを補助的に活用して勉強に役立てよう!
最近では、プライベート、ビジネス、ニュースチェックなどあらゆる目的で利用されているtwitter。
このような背景があることから考えると、『勉強垢』が登場したのも自然な流れといえるのかもしれません。ご紹介してきたように、twitterは勉強にも役に立つものであることはたしかです。けれども、同時に身の安全を守る配慮を忘れないなど、自分なりのルールをしっかり決めたうえで使う必要があるともいえるでしょう。
また、twitterは勉強仲間を作ることや、勉強記録を付けるのには向いてるかもしれませんが、本格的な勉強に向いているとはいえない部分も多くあります。
本格的に勉強に取り組むなら、やはり予備校などに通って実力を身につけるのがベストです!四谷学院大学受験予備校では、受験のプロフェッショナルである受験コンサルタントがいるので、受験生活全般をしっかりバックアップしてもらえます。