津田塾大学の偏差値や難易度、入試科目別の受験対策とおすすめ勉強法を解説

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こんにちは!四谷学院の奥野です。

津田塾大学は、東京都小平市や渋谷区にキャンパスを構え、学芸学部と総合政策学部の2学部6学科を擁する私立の女子大学です。

日本の女子教育の先駆者・津田梅子が1900年に設立した女子英学塾を前身としており、津田梅子の名を冠した津田塾大学として、1948年に設立されました。

この記事では、津田塾大学に合格するために押さえておきたい、入試の特徴や難易度、倍率などをご紹介します。合格するための効率的な勉強方法もお伝えするので、津田塾大学の受験を考えている方、勉強しているのに成績が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事に記載されている情報は2024年8月28日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

津田塾大学の概要

津田塾大学では、津田梅子が女子英学塾を開校する際に掲げた「男性と協同して対等に力を発揮できる女性の育成」を目指し、英語教育や少人数教育、留学・国際交流に重きを置いています。

2030年に向けて目指すのは「変革を担う、女性の育成」です。時代を見極め、現代に求められる新たな道を切り拓いていく女性の育成を目指しています。

また、津田塾大学の建学の精神は、津田梅子の次のような言葉で残されています。

真の教育には物質上の設備以上に、もっと大切なことがあると思います。
それは、一口に申せば、教師の資格と熱心と、それに学生の研究心とであります。

引用:津田塾大学 津田塾の歴史|津田塾大学

これは、「教室は静かにノートを取るだけの場所ではなく、自分の意見を述べ、教員と意見を交える場でもある」ということを意味し、学びの本質として津田塾大学に引き継がれている伝統となっています。

さらに、津田塾大学が掲げている「入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)」は、次のとおりです。

津田塾大学は、深い知性と豊かな人間性を兼ね備え、自立して社会に貢献できる「オールラウンドな女性」の育成を目指しています。創立以来、幅広く確かな教養に裏打ちされた知見と実践力をもって、リーダーシップを発揮できる女性を輩出してきました。本学では、このような建学の理念に共感し、世界のさまざまな問題に関心をもち、主体的に学ぼうとするバイタリティ溢れる学生を求めています。

引用:津田塾大学 学部の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)|津田塾大学

津田塾大学では、入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)を学部・学科ごとでも詳細に定めています。詳しくは大学公式ホームページの学部の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)をご確認ください。

津田塾大学のキャンパスは、本部を構える小平キャンパスのほかに、総合政策学部の学生が通う千駄ヶ谷キャンパスがあります。さらに、セミナー単位での活動をメインに使用される学外セミナーハウスが、軽井沢と西国分寺にあります。


大学名:津田塾大学
設立年:1900年
学生数:3,243名(2024年5月1日時点)
所在地:

・小平キャンパス
〒187-8577
東京都小平市津田町2-1-1

・千駄ヶ谷キャンパス
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24

公式ホームページ:津田塾大学
Facebook:Tsuda University
Instagram:tsudauniversity
YouTubeチャンネル:津田塾大学 – Tsuda University

津田塾大学の学部別偏差値と難易度(レベル)

Benesseの「マナビジョン」によると、津田塾大学の偏差値は54~67です。大学入学共通テストの得点率は60~74%となっています(2024年8月28日時点)。

学部別の偏差値は以下のとおりです。

学部偏差値
学芸学部54~66
総合政策学部64~67

参照:津田塾大学/偏差値・入試難易度【2024年度入試・2023年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報

偏差値を見ると、津田塾大学は標準~やや難レベルだといえるでしょう。合格を勝ち取るには、ミスなく確実に得点を積み上げる必要があります。

津田塾大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学

ここでは、津田塾大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学をいくつかご紹介します。

■偏差値の近い大学「学芸学部」
日本女子大学 家政学部(偏差値56~61)
同志社女子大学 学芸学部(偏差値48~64)

■偏差値の近い大学「総合政策学部」
関西学院大学 総合政策学部(偏差値62~72)
中央大学 総合政策学部(偏差値65~69)
南山大学 総合政策学部(偏差値62~66)

津田塾大学入試の特徴

津田塾大学で導入されている選抜方法はいくつかありますが、中心になるのは全学科が対象となる一般選抜です。

一般選抜:A方式

A方式には、大学独自の記述式試験のみのものと、大学独自の記述式試験に加えて英語外部試験の成績によって合否を判定する英語外部試験利用型があります。

英語外部試験利用型では、英語外部試験(4技能)のスコアの提出が必要で、英検、TEAP、TEAP CBTのいずれかについて、指定の基準を満たすことで出願が可能になります。

大学独自の記述式試験のみの場合と、英語外部試験利用型は、同一の試験日に同一の問題を使用します。また、同一学科との併願も可能です(選択科目は同じ科目を選択する必要があります)。

一般選抜:B方式(大学入学共通テスト+大学独自の個別学力試験)

学芸学部のみ対象で、大学入学共通テストと大学独自の個別学力試験により選抜を行います。個別学力試験は、A方式とは別日に実施されるので、ご注意ください。

一般選抜:C方式(大学入学共通テストのみで選考)

大学入学共通テストの成績のみを利用して選抜を行います。前期と後期の2回、出願のチャンスがあります。

総合型選抜

提出書類や面接、小論文などの独自試験により選抜を行う選抜方法です。学部・学科によって選抜内容や出願資格が異なります。

受験可能学科は、学芸学部の英語英文学科、国際関係学科、多文化・国際協力学科、情報科学科と、総合政策学部総合政策学科です。

その他の選抜方法

上記以外に、学校推薦型選抜(公募制)、編入学試験、社会人入試、特別入試(帰国生対象、在日外国人学校出身者対象、留学生対象)などが実施されています。

受験を考えている場合は、各選抜方法の入試要項などで詳細をご確認ください。入試要項は、大学公式ホームページからダウンロードが可能です。

津田塾大学の入試科目別の出題範囲とその対策

津田塾大学合格を目指すなら、入試問題の出題範囲や特徴を把握し、しっかり対策することが大切です。ここでは、津田塾大学が公開している一般選抜(A方式)における試験問題の特徴を、一部抜粋してご紹介します。

津田塾大学では、過去の試験問題の解答と講評も併せて公開しています。傾向をしっかりつかむために、チェックしておきましょう。

英語の対策と勉強法

英語は大問5問(総合政策学部は3問)の構成で、試験時間は学科によって異なります。

文法・語法問題、空所補充などの問題が多く出されるため、基礎的な文法や語彙を身につけたうえで、多くの問題に取り組み、読解力を身につける練習をしましょう。

国語の対策と勉強法

試験時間は80分で、大問は2つです。古文・漢文は出題範囲に入りません。大問2つとも長文読解の問題となっており、漢字問題や要約問題が含まれています。ある程度の文字数で自分の意見を述べる問題もあるので、過去問などを利用して慣れておきましょう。

数学の対策と勉強法

大問3~4つで構成されており、記述式で試験時間は60分(数学科と情報科学科は120分)です。

数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cから基本的な問題が出されるため、難易度は標準レベルといえます。そのため、ミスなく確実に解答できるよう演習を積んでおく必要があるでしょう。数学科・情報科学科では数学Ⅲも試験範囲に含まれるため、対策が必要です。

津田塾大学試験の概要


ここからは、津田塾大学の入試概要を解説します。

出願資格について

津田塾大学の出願資格は、選抜方法ごとに定められています。ここでは、一般選抜(A方式・B方式・C方式)での出願資格をご紹介します。

出願資格があるのは、女子で以下の要件のいずれかを満たす者で、B方式とC方式にあっては、女子で、大学入学共通テストにおいて大学が指定する科目を受験した者のうち、以下の要件のいずれかを満たす者です。

  1. 高等学校または中等教育学校を卒業した者及び入学年の3月卒業見込みの者
  2. 通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び入学年の3月修了見込みの者
  3. 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び入学年の3月31日までにこれに該当する見込みの者
参照:津田塾大学 2024 一般選抜要項

なお、一般選抜以外の方法で出願する場合は、それぞれ最新の入試要項によりご確認ください。

入試日と出願の受付期限

津田塾大学の入試日と出願期間は、選抜方法によって異なります。ここでは、2025年度入試の一般選抜(A方式)をご紹介します。

学部学科入試日出願期間
学芸学部英語英文学科2025年2月5日(水)2025年1月4日(土)~1月23日(木)
[消印有効]
国際関係学科2025年2月6日(木)
多文化・国際協力学科2025年2月5日(水)
数学科2025年2月5日(水)
情報科学科2025年2月5日(水)
総合政策学科2025年2月7日(金)

参照:津田塾大学 一般選抜 A方式(2025年度)|津田塾大学

ほかの選抜方法や最新情報については、大学公式ホームページの入試情報をご確認ください。

入試科目や配点

上げるのは、一般選抜(A方式)の内容です。そのほかの学部・学科の試験内容については、最新の入試要項でご確認ください。

なお、以下のデータはすべて2024年8月28日現在のものです。

【学芸学部 英語英文学科】

教科科目・選択範囲配点
外国語英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、英語コミュニケーションⅢ、論理・表現Ⅰ、論理・表現Ⅱ、論理・表現Ⅲ200点
国語現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語

※古文、漢文の独立問題は出題しない。

100点
地理歴史

または数学

①世界史:歴史総合、世界史探究

②日本史:歴史総合、日本史探究

③数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、数学B(数列)、数学C(ベクトル)

①②③から1科目選択

100点
合計400点

【総合政策学部 総合政策学科】

教科科目・選択範囲配点
外国語英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、英語コミュニケーションⅢ、論理・表現Ⅰ、論理・表現Ⅱ、論理・表現Ⅲ150点
国語現代の国語、言語文化
※古文、漢文の独立問題は出題しない。
100点
合計250点

参照:津田塾大学 一般選抜 A方式(2025年度)|津田塾大学

出願者数や合格者数のデータ

津田塾大学の出願者数や合格者数は以下のとおりです。なお、ここで取り上げるのは2024年度の一般選抜(A方式)の結果です。

学部学科出願者数受験者数合格者数実質倍率
学芸学部英語英文学科3192962101.4
国際関係学科3713442291.5
多文化・国際協力学科2162081401.5
数学科7974421.8
情報科学科9489471.9
総合政策学部総合政策学科2822551142.2

参照:津田塾大学 2024年度入試結果(学部)|津田塾大学

津田塾大学の受験料と学費目安

津田塾大学の一般選抜における入学検定料は、以下のとおりです。学芸学部には同時出願割引制度があります。

なお、こちらは2024年度入試の入学検定料のため、最新情報は大学公式ホームページの入試情報でご確認ください。

<津田塾大学の入学検定料>

学部入試方式入学検定料
学芸学部A方式1学科につき35,000円
英語英文学科、多文化・国際協力学科同時出願もしくは、数学科、情報科学科同時出願の場合
合計50,000円
B方式1学科につき25,000円
(同時出願割引として)
2学科目以降1学科につき15,000円
C方式1試験につき15,000円
総合政策学部A方式1学科につき35,000円
C方式1試験につき15,000円

参照:津田塾大学 入学検定料|津田塾大学

また、2025年度入学者の入学金と初年度の授業料等納付金は以下のとおりです。

<津田塾大学の初年度学費の目安>

学部学科種類入学手続時納入10月納入初年度合計
学芸学部英語英文学科

国際関係学科

入学金200,000円200,000円
授業料前期分
412,500円
後期分
412,500円
825,000円
施設設備費前期分
137,500  円
後期分
137,500円
275,000円
合計750,000円550,000円1,300,000円
多文化・国際協力学科入学金200,000円200,000円
授業料前期分
440,000円
後期分
440,000円
880,000円
施設設備費前期分
154,000円
後期分
154,000円
308,000円
合計794,000円594,000円1,388,000円
数学科入学金200,000円200,000円
授業料前期分
486,000円
後期分
486,000円
972,000円
施設設備費前期分
164,000円
後期分
164,000円
328,000円
合計850,000円650,000円1,500,000円
情報科学科入学金200,000円200,000円
授業料前期分
490,000円
後期分
490,000円
980,000円
施設設備費前期分
165,500円
後期分
165,500円
331,000円
合計855,500円655,500円1,511,000円
総合政策学部総合政策学科入学金200,000円200,000円
授業料前期分
440,000円
後期分
440,000円
880,000円
施設設備費前期分
154,000円
後期分
154,000円
308,000円
合計794,000円594,000円1,388,000円

参照:津田塾大学 入学金・学費(2025年度入学者)|津田塾大学

上記以外の納入金として、学生教育研究災害傷害保険料(4年間4,010円)、津田塾大学同窓会費積立金(初年度のみ50,000円)、指定の要件を満たすノートパソコン代等(約200,000円)がかかります。

また、次年度以降の学費は、授業料が年額10,000円増、施設設備費は年額3,000円増の漸増方式が適用されます。

津田塾大学卒業後の進路

津田塾大学の大学公式ホームページで公開している情報によると、就職決定率は過去10年間で94~99%の範囲で推移しています。2024年4月集計の就職決定率は97.6%で、大多数が第一志望、あるいは第二志望の企業から内定を得ています。

2023年度卒業者の業種別就職先データは以下のとおりです。


<学芸学部>

  • 英語英文学科:情報サービス、その他サービス、製造業、商社・小売など
  • 国際関係学科:製造業、運輸・通信、情報サービス、その他サービスなど
  • 多文化・国際協力学科:情報サービス、その他サービス、マスコミ、商社・小売など
  • 数学科:情報サービス、教員、銀行・保険・証券など
  • 情報科学科:情報サービス、その他サービス、製造業など

<総合政策学部>

  • 総合政策学科:その他サービス、情報サービス、製造業、商社・小売など

なお、学芸学部の数学科と情報科学科はほかの学科より大学院進学率が高く、数学科は23.3%、情報科学科は17.1%が進学を選択しています。

津田塾大学が気になった人はオープンキャンパスや入試説明会へ

津田塾大学への進学を検討している方は、オープンキャンパスや入試説明会に参加して、大学への理解を深めましょう。

2024年度のオープンキャンパスは、2025年3月20日(木・祝)に総合政策学部(千駄ヶ谷キャンパス)、2025年3月23日(日)に学芸学部(小平キャンパス)で行われる予定です。事前予約制で、各開催日の1ヵ月前を目安に予約開始となるので、忘れずに予約しましょう。

また、オープンキャンパス以外にも、津田塾大学の学生が受けている実際の授業を体験できる「授業体験day」という催しもあります。こちらは2024年9月16日(月・祝)に開催予定で、大学公式ホームページの授業体験day@津田塾 2024から申し込みが可能です。

オープンキャンパスは予定が合わないという方は、進学相談会を利用するとよいでしょう。進学相談会は他大学と合同で行われ、全国で開催されています。詳しいスケジュールは大学公式ホームページの進学相談会で確認が可能です。

津田塾大学に合格するための勉強方法


ここからは、津田塾大学に合格するための勉強方法をご紹介します。

津田塾大学に入るにはどのような対策をすればいい?

津田塾大学の入試は、一般選抜が中心です。個別学力検査は出題形式が独特といわれているので、過去問研究をよりしっかりと行い、設問のスタイルや解答方法などを研究しておく必要があります。特に英語・国語は記述形式の内容が多く、対策が欠かせません。

先ほどもご紹介したように、大学公式ホームページでは過去の入試問題とその解答・講評も公開されているので、こちらも忘れずに確認しましょう。

受験期の過ごし方と勉強のコツ

受験期を効率よく過ごすためには、手当たり次第に勉強するのではなく、年間を通じた長期的なスケジュールを立てることが大切です。以下に、年間を通しての勉強のコツをご紹介します。


春(4~5月):徹底して基礎を身につける時期です。教科書を丁寧に学習しつつ、苦手分野の洗い出しを進めます。暗記ものは単語帳や用語集を使い、一日でも早く取りかかるとよいでしょう。

夏(6~8月):苦手分野を徹底して克服する時期です。長期休暇中は、まとまった学習に取り組みやすいので、ぜひ成績アップを狙いましょう。「週に問題集を○ページ解く」など、短いスパンでスケジュールを組むのも、モチベーションを保つ方法としておすすめです。

秋(9~11月):この時期までに、入試範囲の勉強を一通り終わらせておくことがおすすめです。また、大学入学共通テストの対策を始めつつ、過去問演習に取り組み、間違えたところを丁寧に振り返りながら勉強を進めます。

冬(12月~):過去問を集中的に学習し、演習を積む時期です。時間配分に注意しつつ、ミスなく問題を解くようにし、最後の仕上げをします。

津田塾大学を目指すなら予備校を使って入試対策をしよう

独学で受験勉強に取り組むことは不可能ではありませんが、継続する意志と情報収集力がないと、かなり厳しい戦いになってしまいます。

したがって、津田塾大学の受験勉強を効率よく進めるには、予備校に通うのがおすすめだといえます。予備校に通えば、入試対策講座や模擬試験を受けられるほか、志望校の入試情報を得られるなど、入試に向けてさまざまなサポートを受けられるでしょう。

しかし、「予備校に通っていさえすれば安心」とも言い切れません。それは、予備校の授業に集団授業が多いためです。

大手予備校ともなれば、一度に多くの生徒が同じ授業を受けることは珍しくありません。講師の授業を受け身で聞き、わかった気になっているだけの場合もあり、思うように知識が定着しないリスクがあります。

また、集団授業では、苦手分野が取り残されることもあります。授業でわからなかったところは自分で講師に聞きに行くなど積極的に取り組まないと、思うような学習効果が得られない可能性もあります。

四谷学院のカリキュラムのご案内

予備校の授業に起こりがちな欠点をカバーできるのが、四谷学院の「ダブル教育」です。ダブル教育で導入している、2つのポイントをチェックしていきましょう。

科目別能力別授業

一般的な予備校では、入塾テストの総合得点や志望校をもとにクラス分けをします。そのため、苦手な科目は授業についていけない一方で、得意科目は簡単すぎて授業が物足りなくなるといった問題が起こりがちです。

その点、四谷学院の科目別能力別授業では科目と能力の2つでクラス分けを行うため、科目ごとに自分のレベルに合った授業を受けられます。これにより、無理なく理解が進み、効率的に成績向上を目指せます。

55段階個別指導

科目別能力別授業で得た理解を、解答力につなげるのが55段階個別指導です。

55段階個別指導では、過去の入試問題を徹底分析して作られた55テストを受験し、プロ講師が採点。1対1のやり取りを通して、理解に穴があるところ、考え方が不完全なところ、表現が不適切なところを細かくチェックします。ひとつの段階が完璧になったら次の段階へと、少しずつレベルを上げながら進めていきます。

中学レベルから志望校合格レベルまでの段階を、スモールステップで無駄なく学べるよう体系化して指導しているので、着実に解答力を伸ばせるでしょう。

津田塾大学に合格するには丁寧に解く力が重要!

【津田塾大学の入試概要】

  • 一般選抜が中心で、論述の力が求められる出題が多い傾向
  • 難易度は標準~やや難

【津田塾大学の入試データまとめ】

  • 一般選抜(A方式)の実質倍率は1.4~2.2倍(2024年度入試)

【勉強方法まとめ】

  • 基本的な知識はもちろんのこと、教科書や用語集を丁寧に学習するのがおすすめ。文章を要約する練習や自分の考えをまとめる練習もしておく
  • 過去問演習で出題スタイルに慣れ、時間配分の練習も欠かさない

津田塾大学は、難易度がやや高めで歴史ある女子大のため本命で狙う志望者も多く、ハイレベルな戦いになりやすい大学です。基礎を徹底したうえで、いかにミスを少なくして問題を解くかが重要になります。

そこでおすすめなのが、四谷学院の「ダブル教育」です。自分の学習レベルに合った授業で、効率的な成績向上が望めます。気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2024年8月28日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!

予備校選びは、合否に直結する重要なポイントです。評判のよい予備校を探そうとインターネットで口コミを調べたり、パンフレットを見たりする方もいるかもしれませんが、そこから得られる情報には限りがあります。

自分に合った予備校を選ぶには、実際に説明会・相談会に参加して、ご自身の目で確かめるのがおすすめです。

以下の記事では、予備校の説明会について疑問や不安がある方に向けて、詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

大学受験予備校「説明会」の参加の仕方と確認ポイント

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