【2024年度最新】東大の世界史 入試対策 学部別の特徴と難易度を解説!

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こんにちは、四谷学院の世界史担当、加藤です。

『孫子』の中に「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」という教訓がありますが、大学に合格するためには志望校の傾向と対策を把握して、自分に合った効果的な学習をする必要があります。特に難関大、東大であれば傾向分析は欠かせません。
そこで今回の記事では東京大学の世界史について紹介していきます。東大を志望される方はぜひ勉強の参考にしてみてください。

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東京大学「世界史」試験とは

試験時間

日本史・世界史・地理の中から2科目で150分

配点

日本史・世界史・地理の中から2科目で120点

問題構成

近年の東大世界史の問題は3問構成で、大問1で500~600字程度の大論述1題、大問2で60~120字の小論述4~6題、大問3で記述問題 複数題が出題される形式となっています。

大問1、大問2、大問3の順で難しく、大問2と3で高得点を取ったうえで、いかに大問1で点を稼げるかが勝負になります。6割(36点)を最低限の目標と考え、得意であれば7割(42点)以上を目指すのが一般的な合格へのイメージとなります。

東大「世界史」の特徴

東大世界史の特徴は、全時代・全地域から満遍なく出題されることです。そのため、苦手な地域・時代をつくらないようにしましょう。また、文化史や社会経済史、東西交流史など受験生が手薄になりやすい分野からも出題されるため、注意が必要です。ただし、いずれの大問にしても教科書レベルを超える知識を要求されることはあまりないため、しっかりと基礎を固めておくことが重要です。教科書などで通史を学習する際には、「なぜこういった制度が制定されたのか?」「この戦争の結果、どういった影響があったのか?」など、常に「なぜ?」を考える癖をつけておくと、論述問題にも対応しやすくなります。また、学習の際には、重要な出来事の背景や制度の説明などを60字程度でまとめる練習をしておくとよいでしょう。

東大「世界史」の攻略法

小論述・記述問題

まずは大問2の小論述や大問3の記述問題で高得点を取れるようになることを目指しましょう。大問2の小論述では、制度や統治体制、宗教の特徴などが問われることが多いです。論述対策用の問題集などを通じて、よく問われやすいテーマや知識を押さえられるようにしておくとよいでしょう。
大問3の記述問題は基本レベルの問題が多いとはいえ、正確に用語を記述できないと得点になりません。問題集・過去問題を解くときなどに、用語を正確に記述できるように練習しておきましょう。

大論述

大問1の大論述では、1つのテーマについて、幅広い地域や時代から問われることが多く、いわゆる「ヨコのつながり」が問われることも多いので注意が必要です。「ヨコのつながり」については、世紀ごとの地域間の交流などを押さえておくことが重要で、図説や資料集などに掲載されている「〇〇世紀の世界」を参照してまとめておくとよいでしょう。
また、現代社会で起こった出来事から問題を構成してくることもあるので、ニュースにも関心を持つようにしましょう。

東大のその他の科目 傾向と分析

東京大学の入試の科目ごと、学部ごとの入試対策について、詳しい記事がありますので、ぜひご覧ください。

東京大学の入試対策

 

まとめ「東大の世界史 入試対策 学部別の特徴と難易度を解説!」

今回は東京大学の世界史について解説しました。東大世界史を攻略するためにまず大切なことは基礎を完璧にすることです。「歴史の流れやその時代の状況」「タテとヨコのつながり」を意識しながら、基本事項をマスターしておきましょう。そのうえで論述問題に対応できるようになるために、論述対策用の問題集や過去問題を使用して、日頃から答案を作成する練習をしておきましょう。作成した答案は学校・予備校の先生などに添削してもらうとよいでしょう。

 四谷学院の55段階個別指導や科目別能力別クラス授業では、まず基礎力の徹底によりどんな出題形式にも対応できる土台となる学力を効率的に培います。   
その上で、実戦問題、さらに東京大学に特化した問題に取り組んでいきます。四谷学院で東大合格への最短ルートを歩みましょう!

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