こんにちは、四谷学院の片野です。
直前期に過去問題に取り組み、採点をしてみると
「あ!わかったはずなのに」
と思えるような間違いをしていることがあります。
これをただの「ケアレスミス」として、終わりにしてしまうこともできますが、
もし、集中力不足が原因だとすると、試験本番でも同じミスをしてしまう可能性があります。
この記事では、試験本番で実力を120%発揮できるための「集中力の高め方」を3つ紹介します。
集中力はコントロールできる
私は大学受験の際、本番での集中力を高めたいと思い、
問題のことだけ考えてそれ以外のすべてのことを自分の思考の外にするイメージを持ちました。
別の言い方をすれば、自分のコントロール可能なことだけを考えるという感覚です。
集中力が低い時は、いろんなことを考えています。
「もしもここで失敗したら第一志望に出願できないかも。」
「さっきやった科目では何点とれたかな。」
でも、これらは考えてもムダ。
逆に、今目の前にある問題のことだけ考えるべきですよね。
(1)自分がコントロールできるか・できないかで自分の感情や思考を色分けをする
(2)自分がコントロールできないものはポイと捨ててしまう
(3)コントロールできるものだけ扱う
心配性なタイプとは・・・
「もし○○○だったらどうしよう?」
自分が直接関われないようなことや、ずっと先の将来のことを心配してしまいがちな場合、
実はとてももったいないのです。
よく言えば、リスクの管理ができているので、いざという時にも落ち着いて行動できるでしょう。
しかし「いざという時」がくる確率ってどのくらいでしょうか?
コントロールできることを心配して、それに対処できる準備をしておくことは、成果に直結します。
しかし、コントロールできないことをくよくよ考えても時間のムダ。
さらに、頭の中のメモリを無駄遣いしているだけで、成果は逆に下がってしまいます。
「自分は心配性で・・・」という場合は、通常時のパフォーマンスが確実に下がっています。
自分がコントロールできる範囲のことに集中し、成果も上げていきましょう。
集中するための環境づくり
加えて、集中できる環境づくりも大事です。
四谷学院のカウンターには、余計なものは1つもありません。
とくに、学習相談や進路指導を行う面談室の壁の生徒から見える側には何も貼ってありません。
これは「話に集中するため」です。
あなたが勉強している部屋は、どうでしょうか?
好きな歌手のポスターが貼ってある、なんとなくテレビが付けっぱなし、カーテンが開いたまま・・・
もしかすると、それらが集中を阻害しているかもしれません。
集中して学ぶ:まとめ
試験の直前期ほど、集中度を上げる。そのために、できることは意外とあるんですよね。
ぜひ、「集中力」を高める意識付けを行ってみてください。