高校生必見!推薦入試について知ろう!(2)学校推薦型選抜「指定校制」とは

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こんにちは。四谷学院の奥野です。
前回の記事では、推薦入試の大枠をお伝えしました。
前回の記事「推薦入試について知ろう!Part.1」はこちら!

今回は学校推薦型選抜「指定校制」についてお話ししていきます。

学校推薦型選抜「指定校制」って?

「指定校」という言葉を聞いたことがありますか?

各大学は、過去の合格実績をもとに、様々な高校と協定を結んで「推薦枠」を作っていることがあります。たとえば、
「おたくの高校の生徒さんは、去年これだけうちの大学に入学してきたから、今年は★人分の推薦枠を用意しましょう」
という約束を、大学と高校の間で決めているのです。
その推薦枠のことを指定校枠と呼びます。
この指定校枠は数名と数が少ないので、人気のある大学の場合は、その推薦枠を賭けて校内選抜が行われることもあります。

必ずしも指定校枠があるとは限らない

ここで重要となるのは、
過去の合格実績をもとに高校と協定を結んで推薦枠を作る」
ということです。
つまり、実績がない高校の場合は、指定校枠は存在しません。
具体的には、去年までの高校出身でその大学への入学者が多くない場合には、学校推薦型選抜(指定校制)は利用できないということです。
指定校推薦を考えている人は、まず自分の在籍している高校に、行きたい大学への指定校枠が存在するかを調べましょう。

学校推薦型選抜「指定校制」の特徴

学校推薦型選抜「指定校制」には、その他にもいくつか知っておくべきポイントがあります。確認していきましょう。

選抜基準が厳しい

学校の成績(評定平均)が重視されます。
一般的には入学時から高校3年生の1学期までの成績(評定)の平均が〇〇以上。というように大学側が定めます。成績だけでなく出席日数も基準に含まれる場合もあります。
基準となる数値に0.1でも足りなければ、出願することすらできません。

学内選抜の実施もある

指定校枠が決まっているので、希望者が多い場合にはまずは高校内での競争が行われることになります。基準を満たした人が全員合格できる、というわけではないので注意が必要です。
基準を満たした生徒が指定校枠以上、出願を希望している場合には、高校で学内会議が行われて最終的な推薦者が絞り込まれます。

推薦=ほぼ合格確定=進学決定

学校推薦型選抜(指定校制)に推薦された生徒は、大学が指定する独自の試験を受ける必要があります。志望理由書の提出や面接などが一般的です。

ですが!!
この試験で不合格になることはほとんどありません。

一部の大学を除き、推薦された時点でほぼ合格と考えて良いでしょう。
学校推薦型選抜(指定校制)は、合格辞退は原則不可ですから進学先も決定となります。

まとめ―推薦入試について知ろう!(2)学校推薦型選抜「指定校制」とは

今回は、学校推薦型選抜「指定校制」について解説してきました。意外とチェックポイントが多かったのではないでしょうか。
もし、学校推薦型選抜「指定校制」を検討しているのであれば、まずは自分の通っている高校にどこの大学の指定枠があるかを確認するところからスタートしましょう。指定校枠がないのに、指定校受けます!と言っても、意味がないですからね。高校の先生に聞くのが一番です。なお、もし聞いたときに「今年はまだわからない」と言われたら、いつ頃わかるかを聞いておくことも忘れないようにしましょう。

そして、学校推薦型選抜「指定校制」で重要なのは、基準を満たすことです。
入学時から高校3年生の1学期までの成績(評定)の平均が〇〇以上というように大学側によって定めらています。高校1年生のころから学校の定期試験対策をしっかり行っていきます。

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