今回は、共通テスト「社会(地歴・公民)」「理科」の対策について解説してきます。受験予定の方はぜひチェックしてくださいね。
なお、前回のブログでは、主要3教科の共通テスト対策について解説しています。「英語」「国語」「数学」は少し勉強したらすぐに成績が上がる、という教科ではありません。できるだけ早くからの対策が必要ですから、まだ読んでいない人はぜひ合わせて読んでみてください。
共通テストの傾向分析
共通テストは、従来型の入試とは異なる様々な特徴をもっています。この共通テストを攻略するためには、まずその特徴をしっかりと把握しておくことが求められます。
地歴・公民
共通テスト「地歴・公民」では、まずは知識を問う問題が出題されます。それに加えて、資料の読み取り問題もあります。この資料は、様々な形式での出題があり、さらには文章読解などもあり、共通テストにおいては、考察力や読解力が必要な問題が大幅に増えています。
「共通テストの地歴・公民は暗記科目」と思い込んでいる受験生もいますが、試験問題では、用語に関する知識をストレートに問うような形式だけではありません。例えば資料問題においては、その中で「事象の特徴」「意義」「相互の関係性」などを読み解く問題もあります。
これらの問題に対しては、基本的な知識をしっかりとおさえることはもちろんのこと、資料や文章を丁寧に読み解く力が求められます。
理科
受験生が初めて見るような現象について、文章・図表・グラフをもとに思考させる問題が出題されています。共通テスト理科の大きな特徴として、そうした思考が必要な問いが1つだけでなく、複数出題されている点があげられるでしょう。
また、従来のセンター試験と同様に、共通テストにおいても基礎知識や計算力が問われる問題も幅広く扱われています。しかし、単純な解法暗記だけで解答できるものではありません。その問題の根本にある「原理」を正しく理解しようと思考してきたかが問われる問題となっています。
共通テストに必要な骨太な学力
主要3教科と同様、「地歴・公民」「理科」においても共通テストは、従来型テストから大きく様変わりしています。従来暗記と思われていた科目や分野においても、暗記だけでは対応できない問題も見られます。
つまり、「原理を正しく理解しようと思考してきた」というその姿勢および学びの積み重ねが鍵といえるでしょう。
「骨太な基礎力」を徹底して鍛え上げる四谷学院ならば、共通テストへの心配はいっさい無用です。