もしかしたら、「苦手科目は予備校や塾のサポートが必要だけど、得意科目は自力で何とかなる」と考えているかもしれません。
たしかに、自分の得意科目を他人のペースに合わせて勉強するのは効率が悪いですし、授業の内容が自分のレベルに合っていないとモチベーションが下がってしまいます。
しかし、得意科目を独学で対策している人は「損」をしているかもしれません。実は、得意科目こそ予備校や塾を活用するべきなのです。
今回は、独学で大学受験対策をするメリット・デメリットから、得意科目の成績をさらに伸ばす方法を探っていきます。
目次
得意科目を独学で対策するメリット
まず、得意科目を独学で受験対策するメリットをピックアップしてみましょう。
自分のペースで勉強できる
得意科目は理解の進んでいる科目なので、他人のペースに合わせると無駄が多くなってしまいます。その点、独学であれば自分のペースで勉強できるため、効率よく勉強が進むでしょう。
しかし独学の場合、無意識のうちに好きな分野ばかり勉強してしまう傾向があります。得意科目であっても、学習内容に偏りがあると高得点を取るのは難しくなるため、要注意です。
場所や時間にとらわれない
独学の場合、自宅だけではなく図書館やカフェなど好きな場所で勉強できます。また、予備校や塾に通う手間がなく、時間に縛られることもありません。
このように、いつでもどこでも好きなだけ勉強ができる点は、独学の大きなメリットといえるでしょう。
しかしながら、最近は感染症対策としてオンライン授業や映像授業を用意している予備校・塾も増えてきています。そのため、予備校や塾を利用するという選択をした場合でも、それほど時間や場所にとらわれず勉強できるようになっているのが現状です。
得意科目を独学で対策するデメリット
次は、得意科目を独学で受験対策する場合のデメリットを見てみましょう。
受験テクニックが身に付かない
予備校や塾では、入試に出やすいポイントを効率よく授業で教えてくれます。これに対して、独学の場合はどの部分が入試で狙われやすいのかわからないため、どうしても無駄が多くなりがちです。
さらに、予備校や塾では少ない労力で正答を導き出すテクニックを教えてくれます。このようなテクニックを独学で身に付けるのは、とても難しいといわざるをえません。
このように、得意科目を独学で対策するのは無駄が多いうえに解法テクニックも身に付かないため、かえって不利になるおそれがあります。得意科目の成績をさらに伸ばしたいなら、予備校や塾を積極的に利用するほうが効率的かもしれません。
モチベーションを維持しにくい
独学は、支えてくれる人や叱咤激励してくれる人、一緒に勉強する人がいないため、孤独感が強くなります。家族や学校の先生などは身近にいますが、必ずしも受験のことを気軽に相談できるわけではありません。
また、独学は強制力がないため、勉強に対するモチベーションを維持するのが結構大変です。
一方、予備校や塾に通うと否応なく勉強することになりますし、時には講師の叱咤激励を受けることもあります。一緒に勉強する仲間もいるため、サボることもできません。
「縛られるようでイヤだ」と思うかもしれませんが、このような環境はモチベーションの維持に欠かせないものです。
大学受験は長期戦なので、モチベーションが落ちてくるとそのまま勉強しなくなってしまうおそれがあります。そのため、たとえ得意科目であっても、やはり独学はおすすめできません。
学習計画が立てにくい
独学の場合、学習計画を立てるのは自分自身です。
しかし、その計画が自分の学力向上に適したプランであるとは限りません。また、上手に計画を立てないと、入試までに勉強が終わらない可能性もあります。
さらに、自分に不足しているのが何であるのか、どのように勉強を進めれば大学合格に必要な学力が身に付くのか、ということが的確にわかる受験生はほとんどいません。客観的に、時にはシビアな目で学習計画を立てるためには、やはり受験に精通した予備校や塾の講師のアドバイスが必要です。
途中で息切れしないようにペース配分をして、そして行きあたりばったりの勉強にならないためには、得意科目であっても予備校や塾を利用するほうがよいでしょう。
得意科目を伸ばしたいなら、四谷学院におまかせください!
大学受験をより有利に進めるためには、得意科目も含めて塾や予備校を活用するのがおすすめです。「自分のレベルに合う授業が受けたい」「きちんと理解度に応じた指導を受けたい」という場合には、四谷学院におまかせください。
四谷学院のクラス授業は、科目ごとにレベルをチェックしたうえでクラスを編成するため、個々のレベルに応じた授業が受けられます。また、55段階個別指導では理解度に応じた指導が個別で受けられるため、得意科目はどんどん先に進むことが可能です。四谷学院で、得意科目のさらなるレベルアップを目指しましょう。