こんにちは。四谷学院の英語担当、熊澤です。
今回は、英語の「接頭辞」と「接尾辞」についてのお話です。
接頭辞と接尾辞
ある単語の頭にくっつく言葉を接頭辞、後ろにくっつく言葉を接尾辞といいます。この接頭辞と接尾辞には、意味を付け足す力があります。実は、これ、覚えておくと非常に「おいしい」のです。特に否定の接頭辞と接尾辞は便利!というわけで、今回の記事では、否定の接頭辞と接尾辞を紹介していきます。
否定の接頭辞・接尾辞
接頭辞
例
complete(完全な) → incomplete(不完全な)
adequate(十分な) → inadequate(不十分な)
※in-は
b、m、pから始まる単語につけばim-に、
lから始まる単語につけばil-に
rから始まる単語につけばir-に
形を変えます。
possible(可能だ) → impossible(不可能だ)
legal(合法の) → illegal(違法の)
regular(規則的な)→ irregular(不規則な)
例
agree(賛成する) → disagree(反対する)
appear(現れる) → disappear(消える)
例
happy(幸せな) → unhappy(不幸せな)
usual(普通の) → unusual(普通じゃない、異常な)
接尾辞
例
value(価値) → valueless(価値がない)
rest(安心、休み) → restless(落ち着かない、休みない)
接頭辞と接尾辞~まとめ
今回紹介したようなappropriate(適切な)という単語を覚えてしまえば、inappropriateという単語が出てきた時も、「appropriateに否定のinがついているから『不適切な』という意味だな」と判断できます。つまり、1単語覚えれば2つの単語の意味が分かるようになるということ。
便利な接頭辞・接尾辞は他にもありますので、ぜひ単語を覚える際に上手く利用してくださいね。