受験生にとって大切なことは色々ありますが、その1つが見通しをもって学習すること。
学習計画はもちろんですが、精神的な安心を得るためにも「見通しをもつ」ということは非常に重要になってきます。
今回は、受験生活の前半戦である9月までのスケジュールを、大学受験予備校の四谷学院のイベントスケジュールに沿って見ていきましょう。
まずは現状の把握
まずは現状を把握しましょう。
- 苦手な分野はどこですか?
- 予習、復習の習慣はついていますか?
- 志望校は決まりましたか?
実は「現状の把握」というのはなかなか難しいものです。
自分ではできているつもり、わかっているつもりでも、実はわかっていなかった。ケアレスミスがいつまでたっても減らない、復習は頑張っているけれど予習は手を抜きがちなど…
自分の痛いトコロに向き合うのは決して楽しいことではないですよね。
しかし、これができなくちゃ始まらない!
まずは自分の足元を見つめ直してみましょう。
四谷学院では、勉強の仕方ガイダンスを4月に実施。さらに、個人面談そして保護者ガイダンスも実施しています。
全国模試を受験
現状の把握をする上で、活用するのが学校の成績や最近受けた模試です。
ただ当日会場に行って受ける、だけでなくて、模試を受けるにもポイントがあります。休みを使ってわざわざ受験に行くわけですから、100%活用できるようにしましょう。
四谷学院では、夏休み前の6月に全国模試を実施。重要な模試として年間スケジュールに組み込んでいます。
模試の活用法はこちらの記事も併せてチェックしてみてください。
>>模試で点数が伸びないと悩んでいるあなたへ~その理由と解決策をズバリお伝えします
夏前にやるべきこと
夏休みは、高校3年生にとって、まとまった勉強時間が取れる貴重な時期です。
- 1学期の復習
- 苦手の克服
- 得意分野を伸ばす
- 実践演習
- 2学期の先取り
やることが山盛りの夏休みです。
時間のロスを最低限にするためにも、夏休み前に優先順位を考えていきます。
四谷学院では、6月の「夏期攻略ガイダンス」で、夏の学習について詳しく説明します。あなたが立てた夏のスケジュールを受験コンサルタントがチェックして、ベストな計画を一緒に作ります。
上半期の最大のイベントは「夏期講座」
多くの予備校、塾では、その時期、タイミングに合わせた特別なイベントを行っています。例えば、夏には「夏期講習」や「夏期合宿」が行われますよね(コロナの影響で中止になっているところがほとんどですが)。それぞれのイベントには目的がありますが、目的をよく理解しないまま夏を過ごしてしまってはもったいない!
「夏だから勉強する」というのではなく、
「秋にこういう予定があるから、それに向かって今はこういう勉強をしておこう」
ときちんと見通しが持てていれば、自分なりの目標を立てて、無駄なく勉強にまい進できるというもの。限られた時間だからこそ、計画的に過ごしていきたいものです。
四谷学院では、「夏期講習」「夏期特訓」「夏の55段階個別指導」という3つの柱であなたの夏を支えます。
秋以降は月1以上の模試
夏が終われば受験勉強はいよいよ本格的に進んできます。部活も引退、学校行事も終わります。
四谷学院では、9月には共通テストのガイダンスが行われ、夏の成果を試す全国模試、そしてそれを踏まえての個人面談もあります。いっそう気合の入る「学びの秋」ですが、ここからは月に1回以上模試を受けていくとよいでしょう。夏の勢いそのままに、さらに本格的な受験生モードに突入します。
高3生9月までのスケジュール―まとめ
受験生の9月までスケジュールにおいて、もっとも重要な課題、それは
夏休みをいかに攻略するか
です。この夏を思うように過ごせれば、合格が確実に近づいてきます。志望校に合格した先輩方が、みなさん、口をそろえて言うことなんです。
夏前は「この夏に向けての準備期間」だと思い、充実した夏を過ごせるようにしましょう。