こんにちは、四谷学院の受験コンサルタント、田中です。
受験生は毎日勉強したりプレッシャーと戦ったりして大変です。一方で、保護者の方からも「受験生の親はしんどい…」という声が聞こえます。四谷学院にも、たくさんのご相談がありますが、志望校に合格できる受験生の保護者には、共通点があるということをご存じでしょうか。
今回は、たくさんの生徒・保護者の方々とともに頑張ってきた受験コンサルタントとしての経験から、「志望校合格する生徒の親の共通点」についてお話しします。お子様との接し方に迷われている保護者の方は、ぜひ参考になさってくださいね。
目次
最初から完璧な保護者はいない
まずお伝えしたいことは、最初から完璧な保護者はいないということです。生徒たちと同じように、最初は何をしたらいいかわからないという保護者の方がほとんどです。ご自身に大学受験の経験があったとしても、今と昔では大きく変わっていて…という方も多くいらっしゃいます。
しかし、受験が本格的に進むにつれて、お子様の顔つきが変わってきます。それは、目標が定まってやるべきことがわかり、真剣に勉強に向き合うようになるから。保護者の方も同様です。お子様と一緒に、少しずつ受験態勢に入っていければOKですから、焦らずに寄り添っていけるとよいでしょう。
志望校合格する生徒 親の共通点
正しい情報を持っている
過剰な心配や不安の主な原因は「情報不足や誤解」が圧倒的に多いと言えます。わからないことや知らないこと、あるいは間違った情報から「不安」が生じてしまうわけです。パソコンやスマホなどで気軽に情報を得ることもできますが、適切な情報ばかりではありません。過激な考え方や不安を煽るような情報を得てしまうことで、余計な心配事を背負ってしまうこともあります。
例えば、健康オタクの人が、インターネットで調べて「体にいい」と書いてあるものを片っ端から試してみることで、体調を崩してしまう…という本末転倒な話がありますが、勉強でも同じこと。本当に必要な情報を取捨選択していくことが重要となってきます。
ここをチェック!(静岡大学教育学部合格 Oさんのお母様)
(京都大学文学部合格 Wさんのお母様)
マイナスの言葉を使わない
保護者の方の中には、とてもとても心配される方がいます。たとえ、模試の判定で「A」が出ていたとしても、「うちの子は、本当に大丈夫なんでしょうか?」とご相談にいらっしゃいます。その気持ちは本当によくわかります。
やはり保護者であれば、私たち受験コンサルタントのように客観的に成績を見ることも難しいですし、たくさんの生徒を見てきたというような経験もありません。ですから、不安になるお気持ちはよく理解できるのですが、それでもお子様を信じて「マイナスの言葉を使わない」ということはとても大事なことです。
受験コンサルタントの先生や授業の先生からは「大丈夫だよ!」と言われていたとしても、自分の親から「本当に大丈夫なの?不合格になるんじゃないの?心配だわ!」と言われてしまうと、「大丈夫かな、受かるかな…」とお子様にも不安がうつってしてしまいます。これは望ましいことではありません。
・学習意欲がある
・勉強量が十分である
こうしたデータを積み重ねていくことで、何となく大丈夫だろうというのではなく「自信の裏付け」となります。それを信じて、お子様のこれまでの努力を信じて、「がんばっているね」「調子、いいんじゃない?」「大丈夫、伸びるよ!」と日々、前向きな声かけをしていただければと思います。
ここをチェック!(京都大学理学部合格 Mさんのお母様)
(京都大学法学部合格 Tさんのお母様)
(東北大学文学部合格 Yさんのお母様)
まとめ「志望校合格できる生徒 その親の共通点とは?」
「志望校合格する受験生の共通点」は知っていても、「その保護者の共通点」まではなかなか語られることが少ないのではないでしょうか?大学受験は、誰かが代わりにやってくれるものではなくて、お子様自身が取り組むものです。しかし、周りには支えてくれる人が必ずいるはずで、頑張っている受験生本人も大変ですが、保護者は保護者で、受験生本人よりも心配していることも多いと思います。
大学受験において結果が出るケースにおいては、親が子どもを信じてあげているケースばかりです。不安を口にするのではなく、前向きな声掛けをするなど、保護者の方が「腹を決めた」という状態になるとことで、お子様へもいい影響が出ることが多いのです。普段の勉強の様子や模試の結果などにも留意しつつ、信じて応援してあげてほしいと私たちは思っています。
四谷学院の受験コンサルタント
四谷学院では保護者の方の不安にも寄り添っていきたいと考えています。まずは四谷学院の個別相談会にご参加ください。お子様と一緒のご参加、保護者のみのご参加、オンラインでのご参加など、ご都合に合わせてお申し込みいただけます。