受験の中だるみはどうやって切り抜ける？中だるみを克服する秘策を紹介

大学合格までの道のりは、けっして平坦ではありません。ときには、まったくやる気になれない時期が続くこともあるでしょう。

このような「中だるみ」現象は、多かれ少なかれだれもが経験するものです。しかし、大学受験は期日が決まっています。ほかの受験生たちにおくれを取らないためには、中だるみをうまく切り抜けてモチベーションを維持しなければなりません。

では、いったいどうすれば中だるみを克服できるのでしょうか。

今回は、中だるみが起きる原因を追究するとともに、中だるみの克服につながるいくつかの秘訣を伝授します。

最初に、中だるみが起きてしまう理由を掘り下げてみましょう。

受験まで何ヵ月もあると、どうしても気のゆるみが出てきます。勉強しなければならないとわかっていても、「明日からがんばれば大丈夫」「本気出せば楽勝だから」など、余裕と過信から自分に甘くなることもあるでしょう。

一方、受験直前期に中だるみに悩む人はいません。それは、ゴールまでの距離が短く、やらなければならないことがはっきりわかっているからです。

つまり中だるみは、「ゴールが遠すぎて、やるべきことを見失っている」ときに起きやすいといえます。

受験生は、毎日のように勉強し続けなければなりません。

しかし、変化のない日々は退屈なものです。だんだん緊張感がなくなり、「慣れ」から勉強への意欲が失われていきます。当然のことながら、モチベーションも維持できません。机に向かう時間も減ってくるでしょう。

このように、学習意欲を奪う「緊張感のなさ、メリハリの少なさ」も、中だるみの原因の一つです。

大学受験は多感な時期と重なります。自分の将来像が思い描けず、勉強すること自体に疑問を感じる人もいることでしょう。

将来について悩むのは、進路決定にも役立つものです。しかしながら、勉強に意味を見いだせないと勉強する気にはなれません。割り切ることができず悩み続けると、結果として中だるみをまねくことになります。

このような「勉強すること自体に対する悩み」も、中だるみの原因といえるでしょう。

中だるみに気付いたら、中だるみの原因を解消する行動を起こしてみましょう。
もっとも、難しいことをする必要はありません。受験生ならではのちょっとした工夫で、中だるみは克服できます。

「ゴールが遠すぎる」なら、短期間で達成できる小さな目標を立ててみましょう。目標は検定試験の合格や定期試験での成績アップなど、なんでもOKです。ちょっとした目標があるだけで、学習計画を立てやすくなります。スモールステップをどんどん積み上げて、志望校合格に近づきましょう。

「変化のない毎日が退屈」と感じるならば、場所を変えて勉強してみてはどうでしょうか。移動のために時間を浪費するのはNGですが、たとえばいつも家で勉強しているなら、予備校の自習室など、いつもと違う場所で勉強するだけで集中力がアップすることもあります。

いつも一人で勉強している人は、励ましあえる友達と一緒に勉強するのもアリかもしれません。

「とにかくモチベーションが上がらない」という場合は、復習に力を入れてみてください。

過去に学習した内容であれば、モチベーションが低くても取り組みやすいでしょう。以前できなかった問題ができるようになっていれば自信がついて、モチベーションも上がってくるはずです。また、復習は基礎固めや弱点克服にも役立ちます。試験当日に後悔しないために、中だるみ期間を有効活用しましょう。

「メリハリのない毎日から脱却したい」場合には、まわりに何らかの宣言をして逃げられない状況を作り、自らを追い込むのがおすすめです。

宣言の内容は、小さな目標で構いません。予備校や塾ならば、目標達成後に講師のフィードバックを受けて、次のステップへ活かしましょう。

「勉強する意味が見いだせない」と悩んでいるのなら、オープンキャンパスへ行ってみてはどうでしょうか。

大学の雰囲気を肌で感じるだけで、モチベーションが上がることもあります。大学のパンフレットや公式サイトを見たり、入学後の生活を思い描いたりするのもおすすめです。

中だるみに悩んでいるのは、あなただけではありません。だれもが少なからず経験しているものです。だからといって中だるみを放置するのはよくありません。早めに克服して、志望校合格に少しでも近づきましょう。

四谷学院には、中だるみ克服に適した環境が整っています。
静かで広い自習室のほか、大学の情報が入手できる情報コーナーも充実。勉強面だけではなく、生活面の相談にものってくれるプロの受験コンサルタントがいるのも大きな魅力です。さらに、理解力と解答力を引き上げるダブル教育は四谷学院だけのもの。

四谷学院で中だるみを克服して、大学合格を目指しましょう！