大阪教育大学の偏差値や難易度、入試科目別の受験対策とおすすめ勉強法を解説

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こんにちは!四谷学院の奥野です。

大阪教育大学は、大阪府柏原市に本部を構える、教育系単科の国立大学です。

1874年に設置された教員伝習所を起源とし、大阪第一・第二師範学校を包括する形で、1949年に開学した大阪学芸大学を前身としています。

その後、1967年6月に大阪学芸大学から現在の大阪教育大学へと学校名を変更しました。

大阪教育大学は西日本最大規模の教育大学で、養護教諭一種免許を取得できる数少ない国公立大学としても知られています。

2022年3月には、文部科学省が指定した全国で4校しかない「教員養成フラッグシップ大学」にも選ばれており、「令和の日本型学校教育」を担う教師の育成が期待されています。

この記事では、大阪教育大学の入試の特徴、偏差値や難易度、倍率、合格するための効率的な勉強方法をご紹介します。大阪教育大学の受験を考えている方や、思うように勉強の成果が出ず伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事に記載されている情報は2024年10月25日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

大阪教育大学の概要

大阪教育大学は、起源とする教員伝習所から数えると150年にわたる歴史を持ち、教員就職率トップクラスを誇る西日本最大の教員養成大学です。

大阪教育大学では「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」の中で、求める学生像を次のように定めています。

  • 子どもの未来への関心があり,教職への強い意欲と関心,探究心を持つ人
  • 教職に必要な知識と技能,教科に関わる専門分野への関心がある人
  • 広く豊かな教養と多様性理解,協調性の修得をめざす人
  • 現代社会への幅広い関心と自らの課題意識を持って積極的に社会参画をめざす人

上記の求める学生像に加えて,外国人留学生では次のような人を求めています。

  • 一定の日本語能力と大学教育を受けるに必要な基礎学力を持つ人
  • 日本の文化や社会についての理解や経験を活かして国際的に活躍することをめざす人
引用:大阪教育大学 教育学部 | 国立大学法人 大阪教育大学

大阪教育大学では、課程や学科ごとのアドミッション・ポリシーも公開していますので、詳細は大学公式ホームページの三つのポリシーをご確認ください。

大阪教育大学には、柏原キャンパスと天王寺キャンパスがあります。

柏原キャンパスには教室や体育館、事務局など主な施設がそろっており、天王寺キャンパスは主に教育学部初等教育教員養成課程と大学院(夜間開講)のキャンパスとして使用されています。


大学名:大阪教育大学
設立年:1874年
学生数:3,934人(2024年5月1日時点)
所在地:

  • 柏原キャンパス
    〒582-8582 大阪府柏原市旭ヶ丘4-698-1
  • 天王寺キャンパス
    〒543-0054 大阪市天王寺区南河堀町4-88
公式ホームページ:大阪教育大学
X(旧Twitter):@OsakaKyoikuUniv
Facebook:Osaka Kyoiku University
Instagram:osakakyoikuuniv
YouTubeチャンネル:OKUChannel

大阪教育大学の学部別偏差値と難易度(レベル)

Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」のデータでは、大阪教育大学の偏差値は47~57 、大学入学共通テストの得点率は56~75%となっています(2024年10月25日時点)。

学部ごとの偏差値は以下のとおりです。

学部偏差値
教育学部47~57
教育学部(夜間)48~51

参照:大阪教育大学/偏差値・入試難易度【2024年度入試・2023年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報

大阪教育大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学

こここでは、大阪教育大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学をいくつかご紹介します。

■偏差値の近い大学「教育学部」
奈良教育大学 教育学部(偏差値48~56 )
千葉大学 教育学部(偏差値48~56 )
武蔵野大学 教育学部(偏差値52~59)

大阪教育大学入試の特徴

大阪教育大学は国立大学のため、大学入学共通テストを受験後、個別学力検査を受ける一般選抜が中心です。それ以外では、特別選抜として学校推薦型選抜が実施されます。

一般選抜(前期日程・後期日程)

一般選抜は、大学入学共通テストで志望する課程・学科・専攻・コースで指定された教科・科目を受験後、大学独自の個別学力検査等を受ける方法です。

前期日程と後期日程があり、課程・学科・専攻・コースによって試験科目が異なります。

個別学力検査等では、所定の科目試験が行われる場合もありますが、多くの課程・学科・専攻・コースで、小論文や面接、実技などが課されます。

したがって、大学入学共通テストの十分な対策はもちろんのこと、小論文や面接など独自の対策も必要です。

特別選抜:学校推薦型選抜

学校推薦型選抜には以下の3種類があり、該当する課程・学科・専攻・コースが異なります。

  • 大学入学共通テストを課さない学校推薦型選抜
  • 大学入学共通テストを課す学校推薦型選抜
  • 大学入学共通テストを課す学校推薦型選抜(特別枠)

大学入学共通テストを課す学校推薦型選抜(特別枠を含む)では、大学入学共通テストの外国語で英語を選択する場合、リスニングテストを必ず受験しなければなりません。

出願資格・要件に関する詳細は、大学公式ホームページの学部入試をご確認ください。

大阪教育大学の入試科目別の出題範囲とその対策

大阪教育大学の入試対策の際は、試験問題の特徴や傾向をつかんでおきましょう。
ここでは、一般選抜(前期日程)での試験問題の特徴をご紹介します。

数学の対策と勉強法

数学は大問3~4つで構成されており、試験時間は120分、すべて記述式です。

大阪教育大学では「学校教育教員養成課程 教科教育専攻 数学教育コース」や「教育協働学科 教育イノベーション専攻 数理・知能情報コース」などで数学が課されます。

難問が混ざる年もありますが、標準問題が中心なため、基本的には大学入学共通テスト対策として基礎を十分に学習することが重要です。
参考書や赤本などを利用し、過去問を徹底的に解いて慣れておきましょう。

小論文の対策と勉強法

小論文はほとんどの課程・学科・専攻・コースで課され、試験時間は90分または120分です。

内容は課程・学科・専攻・コースで異なりますが、総合的な理解力・思考力・発想力・論理的構成力・表現力が問われます。

例えば、2022年度の「学校教員養成課程 小中教育専攻・中等教育専攻 社会科教育コース」では「男女の雇用や育児に関する資料から、近年の夫婦の役割分担の特徴を600字以上800字以内で論じる」といった出題がありました。過去問などでテーマの傾向を確認し、対策しておきましょう。

面接の対策と勉強法

面接も、小論文と同様にほとんどの課程・学科・専攻・コースで課されています。
例えば、2021年度の「学校教育教員養成課程 小中教育専攻 国語教育コース」の面接では、45分間のグループ討論という形式で実施されました。

内容は、志望理由を含む自己紹介、和歌を音読する、与えられた単語の枕詞を考えるグループワークなどです。

面接では、論理性・表現力・応用能力のほか、専門分野に対する関心や、学校教育および教職への熱意・適性を総合的に審査されます。大学で学びたいことや将来のビジョンをしっかりと考え、話せるようにしておきましょう。

大阪教育大学試験の概要


ここからは、大阪教育大学の入試概要を解説します。

出願資格について

大阪教育大学の出願資格は、選抜方法ごとに定められています。ここでは、一般選抜の出願資格をご紹介します。

一般選抜の出願資格があるのは、受験年度の大学入学共通テストで指定された教科・科目を受験し、次のいずれかに該当する方です。また、大学入学共通テストの外国語で英語を選択している場合は、必ずリスニングテストを受験していることも出願資格に含まれます。

  1. 高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び入学年の3月卒業見込みの者
  2. 特別支援学校の高等部又は高等専門学校の3年次を修了した者及び入学年の3月修了見込みの者
  3. 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により,高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び入学年の3月31日までにこれに該当する見込みの者(次のア~カのいずれかに該当する者)ア 外国において学校教育における12年の課程を修了した者及び入学年の3月31日までに修了見込みの者又はこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定したもの
    イ 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者及び入学年の3月31日までに修了見込みの者
    ウ 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者
    エ 文部科学大臣の指定した者
    オ 高等学校卒業程度認定試験規則による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(旧大学入学資格検定に合格した者を含む。)及び入学年の3月31日までに合格見込みの者で,入学年の3月31日までに18歳に達する者
    カ 本学において,個別の入学資格審査により,高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で,入学年の3月31日までに18歳に達するもの
参照:大阪教育大学 令和7年度 入学者選抜要項(PDF)

ほかの選抜方法の出願資格については、大学公式ホームページの学部入試をご確認ください。

入試日と出願の受付期限

入試日と出願期間は、選抜方法によって異なります。ここでは、2025年度における一般選抜の日程をご紹介します。

区分出願期間試験日
一般選抜(前期日程)2025年1月27日(月)~2月5日(水)2025年2月25日(火)~2月26日(水)
一般選抜(後期日程)2025年3月12日(水)

参照:
大阪教育大学 令和7年度学部入試|国立大学法人 大阪教育大学
大阪教育大学 令和7年度 入学者選抜要項(PDF)

大阪教育大学に出願するには、インターネットによる出願登録後、入学検定料等の支払いを行い、出願期間内に必着で提出書類を郵送する必要があります。

期間内に手続きを完了できない場合は出願が受理されないため、余裕を持って準備しましょう。

入試科目や配点

ここからは、大阪教育大学の試験科目や配点について、一部のコースを抜粋してご紹介します。今回取り上げるのは、2025年度一般選抜(前期日程)の内容です。そのほかの課程・学科・専攻・コースの試験内容については、最新の入学者選抜要項をご確認ください。

なお、以下の情報は2024年10月25日現在のものです。

教科・科目名(大学入学共通テスト)配点
国語『国語』200点
外国語『英語(リスニング含む)』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1科目選択200点
地理歴史・公民『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『地理総合/歴史総合/公共』『公共,倫理』『公共,政治・経済』から2科目選択 ※選択できない組み合わせあり200点
数学『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅰ』から1科目選択

『数Ⅱ,数B,数C』必須

200点
理科『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』『物理』『化学』『生物』『地学』から1科目選択100点
情報『情報Ⅰ』50点
合計950点
教科・科目名(個別学力検査等)配点
国語現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語、国語表現、古典探究300点
その他面接300点
合計600点

参照:大阪教育大学 令和7年度 入学者選抜要項(PDF)

出願者数や合格者数のデータ

大阪教育大学の出願者数や合格者数は、以下のようになっています。なお、ここで取り上げるのは2024年度一般選抜(前期日程)の結果です。

課程・学科出願者数受験者数合格者数実質倍率
学校教育教員養成課程6995973441.7
養護教諭養成課程3330251.2
教育協働学科5665162202.3

参照:大阪教育大学 令和6年度 学部入学試験志願者・受験者・合格者・入学者数一覧表(日程別)
 

大阪教育大学の受験料と学費目安

大阪教育大学の入学検定料は17,000円で、大学入学共通テストの検定料は18,000円(3教科以上の場合)です。

大阪教育大学の入学料は、夜間5年コースを除く学部で282,000円、年間の授業料は535,800円です。夜間5年コースの学部の入学料は141,000円で、年間の授業料は267,900円となっています。

また、入学料と授業料のほかに、別途入学時諸費用がかかります。詳細については、大学の校友会事務局へお問い合わせください。

なお、上記の情報はすべて2024年10月25日現在のものです。

大阪教育大学卒業後の進路

大阪教育大学の2023年度卒業・修了生の進路は、大学院進学者が10.6%、就職者が86.1%でした。就職者のうち58.2%が教員、34.3%が企業への就職、7.5%が公務員となっています。

この内訳から、進路は教員ばかりでなく、企業の教育関連分野や生活関連分野への就職も多いことがわかります。逆に、企業へ一度就職したものの、再度教員に挑戦するケースもあります。

就職希望者の就職率は97.4%、教員志望者の教員就職率は98.9%と、高い就職実績を誇ります。

学内のキャリア支援センターのサポートをはじめ、インターンシップ、合同企業セミナーなど、さまざまな取り組みが就職率の高さにつながっているといえるでしょう。

また、大阪教育大学では、企業就職体験集の制作プロジェクトや学生団体による自己分析、スピーチ練習など、学生主導の活動も盛んに行われています。

大阪教育大学が気になった人はオープンキャンパスや入試説明会へ

大阪教育大学の2024年度のオープンキャンパスは、以下の内容で実施されました。

  • 2024年7月27日(土):オンライン方式
  • 2024年7月28日(日):柏原キャンパス来場方式

いずれも説明会や個別相談会、模擬授業などがあり、来場方式ではクラブ・サークルによるパフォーマンスなども行われています。

在学生の声を直接聞ける貴重な機会も設けられているため、大学生活への理解を深められるでしょう。

また、予約制のプログラムがあり、このようなプログラムでは予約人数が上限に達すると抽選となります。
オープンキャンパスのページをチェックして、興味のあるプログラムには積極的に申し込むのがおすすめです。

なお、大阪教育大学ではオープンキャンパス以外に、大学説明会や進学相談会も実施されています。大学や入試について知りたいことがあれば、どんどん活用しましょう。

大阪教育大学に合格するための勉強方法


ここからは、大阪教育大学に合格するための勉強方法をご紹介します。

大阪教育大学に入るにはどのような対策をすればいい?

大阪教育大学の偏差値は47~57、大学入学共通テストの得点率は56~75%となっており、標準レベルといえます。

先ほども述べたように、大阪教育大学の入試では個別学力検査等で小論文や面接が課されることが多くなっています。

大学独自の科目試験を課されるのは一部の課程・学科・専攻・コースに限られるため、全体を通じて大学入学共通テストの対策が必要です。

まずは大学入学共通テストでしっかり得点できるよう、基礎固めを徹底しましょう。

そのうえで、専門科目や小論文、面接、実技など、志望課程・学科・専攻・コースに応じた対策が必要です。特に個別学力検査等で実施される科目試験は配点が高いので、漏れなく対策をしておきましょう。

大学受験に臨む生徒は、過去問などから自分が志望する課程・学科・専攻・コースで求められる内容をつかみ、絞り込んで勉強を進めます。

つまり、1つのミスが合否を分けることにもなりかねません。大学入学共通テストを含め、基礎を徹底するのはもちろん、どれだけミスなく解き切るかが問われます。

大阪教育大学では、柏原キャンパスと天王寺キャンパスで、直近の過去問題の閲覧が可能です。
郵送には対応していませんが、出題傾向を把握するために、可能であれば足を運んでみるのもよいでしょう。

受験期の過ごし方と勉強のコツ

高校3年生の受験期の過ごし方次第で、合否の結果が大きく左右されるといっても過言ではありません。ただやみくもに勉強するのではなく、試験日までの長期的な計画をしっかり立てて、効率的に受験勉強を進めましょう。

  • 春(4~5月):この時期は、徹底して基礎を固めることが重要です。教科書の内容を中心に丁寧に学習し、同時に自分の苦手な分野を明確にしましょう。暗記が必要な科目については単語集や用語集を活用し、できるだけ早く取りかかるのがおすすめです。
  • 夏(6~8月):この時期は、苦手分野を集中的に克服する絶好のタイミングです。特に長期休暇中は、まとまった学習時間を確保できるので、成績向上を目指しましょう。「この週に問題集を○ページ進める」といった短期間の目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。
  • 秋(9~11月):この時期から、大学入学共通テストの対策を本格的に始めましょう。模試などを積極的に活用し、夏までに学習したことを徹底的にアウトプットしていく必要があります。問題演習で間違えたところは、間違えた部分や正しい解法などを確認しておきましょう。
  • 冬(12月~):この時期は、過去問に集中して取り組み、演習を重ねることが重要です。第一志望校については、可能であれば過去10年分の対策をおすすめします。個別学力検査の対策としては、時間配分にも気を配りましょう。必要であれば基礎に立ち戻って学習し、ミスなく問題を解けるように最後の仕上げを行いましょう。

大阪教育大学を目指すなら予備校を使って入試対策をしよう

独学で受験勉強に取り組む場合、継続する強い意志と十分な情報収集力がなければ、非常に厳しい戦いを余儀なくされる可能性があります。

効率的に入試対策を進めるためには、プロの指導が受けられる予備校の活用がおすすめです。勉強だけでなく、効率的な学習方法や受験校の選び方に関するアドバイスなど、受験に関する多角的なサポートを受けることができます。

しかし、「予備校に通ってさえいれば大丈夫」というわけではありません。

その理由の一つは、集団授業という形式にあります。大手予備校では、同じ教室で多くの生徒が一緒に授業を受けることが一般的で、個別指導とは対照的な環境です。

そのため、授業をただ受け身で聞いているだけで理解したつもりになり、知識が十分に定着しない可能性もあります。

さらに、集団授業では自分の苦手分野が十分にカバーできないことも考えられます。
授業で理解できなかった部分は、自分から講師に質問するなど積極的に取り組まなければ、期待したような学習効果が得られないかもしれません。

四谷学院のカリキュラムのご案内

予備校の授業に起こりがちな欠点を補ってくれるのが、四谷学院の「ダブル教育」です。ダブル教育で実施している「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」という特徴的なシステムについて詳しく解説します。

科目別能力別授業

多くの予備校では、志望校や入塾時のテストの総合得点をもとにクラス分けを行います。
そのため、苦手科目の授業についていけない一方で、得意科目の授業が物足りなく感じる「科目ごとのレベルの不一致」が起こりがちです。

対して、四谷学院の科目別能力別授業では、科目ごとのテストの結果によってクラス分けを行います。
科目ごとに、自分に適したレベルの授業を受けられる仕組みになっているため、無理なく理解が深まり、効率的に成績向上を図ることができます。

55段階個別指導

科目別能力別授業で得た理解を解答力に結びつけるのが、55段階個別指導です。

55段階個別指導では、徹底的に過去の入試問題を分析して作成された55テストを受けます。

このテストを通じて、理解に穴がある部分や考え方が不十分な箇所、表現が適切でないポイントを段階的にチェックすることができます。解答力が身についているかを確認しながら級を進めていくことで抜けている「穴」を埋めていくことができます。

55テストは、受けたらそれで終わりではなく、その場で解説を受けられるようになっています。

テストの内容は、中学レベルから志望校合格レベルまでを55段階に分けて、スモールステップで無駄なく学べるよう体系化されているため、着実に力をつけていくことが可能です。

大阪教育大学に合格するには丁寧に解く力が重要!

【大阪教育大学の入試概要】

  • 一般選抜が中心で、大学入学共通テストと課程・学科・専攻・コースに応じた個別学力検査等が課される。小論文や面接などが中心
  • •難易度は標準レベル

【大阪教育大学の入試データまとめ】

  • 一般選抜(前期日程)の実質倍率は1.2~2.3倍(2024年度試験)

【勉強方法まとめ】

  • まずは大学入学共通テストで得点できるよう、基本的な知識を十分に身につけ、教科書や用語集などを丁寧に学習する
  • 個別学力検査等では、小論文や面接などの試験内容に応じて十分な対策をする
  • 専門科目が課される場合は、解き切れるよう時間配分にも注意する

大阪教育大学の難易度は、標準レベルです。単科大学という性格上、ハイレベルな戦いになりやすいため、基礎を徹底したうえで、いかにミスを少なくして問題を解くかが重要になります。

そこでおすすめなのが、四谷学院の「ダブル教育」です。「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」によって自分の学習レベルに合った授業を受けられ、効率的な成績向上が望めます。気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2024年10月25日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!

大学受験を成功させるためには、自分に合った予備校選びが重要です。しかし、パンフレットやインターネットの情報だけでは、十分な理解が得られないことも多々あります。

そのため、実際に予備校の説明会・相談会に参加し、直接話を聞いて雰囲気を確かめることが大切です。自分の目で確かめて「ここなら頑張れる」と思える予備校を選びましょう。

以下の記事では、説明会・相談会に参加する際に確認したいポイントや、参加時の不安を解消する方法について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

予備校の入学説明会って何をやるの?どうやって参加する?

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