地方在住の受験生にとって切実な問題、それは「予備校が家の近くにない!」ということです。
しかし、これは都市部の受験生にとっても他人事ではありません。感染症の影響で、都市部でも「予備校に通いたくても通えない」ケースが珍しくなくなっているからです。
しかし、「予備校に通えない」という理由で第一志望をあきらめるわけにはいきません。そこで、受験生の皆さんにぜひ知っておいてもらいたいのが「オンライン予備校」という選択肢です。
今回は、近年利用者が急増しているオンライン予備校の概要と種類、利用前に知っておきたいメリット・デメリットを紹介します。
オンライン予備校とは
最初に、オンライン予備校の概要を知っておきましょう。
オンライン予備校とは、対面ではなくオンラインで授業が受けられる学習サービスです。パソコンやタブレット、スマートフォンなどのデバイスとインターネット接続環境さえ整っていれば全国どこからでも利用できます。
通塾しなくても良いため、移動にかかる時間やコストは基本的にゼロ。しかも予備校の選択肢が全国に広がるため、志望校の出題傾向に特化した授業や質の高い授業を受けられるチャンスが飛躍的に増えます。つまり、オンライン予備校は学習の地域格差を解消する有効な手段なのです。
また、他人と接する機会を減らせるオンライン予備校は、感染症対策としても注目されています。さらに、台風や大雪など天候不良にともなう交通機関の運休のリスクもありません。そのため、都市部の受験生の間でも人気が高まっています。
オンライン予備校の種類とメリット・デメリット
オンライン予備校には、大きく分けて「オンデマンド型」と「ライブ双方向型」の二つのタイプがあります。ここからは、各タイプの授業内容とメリット・デメリットを見ていきましょう。
オンデマンド型
オンデマンド型は、録画されている授業をオンラインで視聴して学習するタイプです。
時間に縛られることなく都合に合わせて授業が受けられるため、部活動や学校行事などで忙しいときでも好きなタイミングで利用できます。また、何度も繰り返して学習できますし、理解度に合わせて早送り・スロー再生や一時停止も可能。自分のペースで勉強がすすめられます。
ただしオンデマンド型の場合、いつ・どの授業を・どれだけ受けるかは受験生本人が決めなければなりません。たとえ計画を立てて受講しても、講師が対面にいるわけではないため緊張感が保てず、「見るだけ」「聞くだけ」で終わってしまうおそれがあります。そのため、自主性や自己管理能力が必要です。
さらに、オンデマンド型授業ではリアルタイムで質問できない点にも注意しなければなりません。多くの予備校ではメールやチャットなどで質問に対応していますが、回答までに時間がかかることもあります。
ライブ双方向型
ライブ双方向型は、ライブ授業をオンラインで受講するタイプです。ライブ配信で授業を受ける生徒と、対面で授業を受ける生徒が混在する「ライブ+対面型」もあります。
ライブ双方向型では、チャットなどで質問できる場合も少なくありません。また、予備校のカリキュラムに沿って授業が進むため、オンデマンド型よりも学習管理はしやすいです。カメラの向こう側で講師がライブで授業するため、緊張感を保ちやすいのも特徴の一つといえます。
ただし、ライブ配信なので時間の自由はあまりありません。また、授業時間が限られているため、質問しても回答が得られなかったり、回答をもらうまでに時間がかかったりする場合もあります。
近くに予備校がなくても大丈夫!オンライン予備校なら四谷学院
オンライン予備校は、予備校が家から遠い人・何らかの理由で予備校へ通うのが難しい人などの大学進学をサポートしてくれる頼もしい存在です。大きく分けて二つのタイプがありますが、それぞれのメリット・デメリットを知って上手に活用すれば志望校合格に近づくことができるでしょう。
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