こんにちは!四谷学院の奥野です。
受験勉強をしようと思っても、自宅で 集中できずに悩んでいる方は少なくありません。
志望校合格を叶えるためには、自宅で勉強に身が入らない原因を把握して、早急に対策を立てる必要があります。
また、自宅でも勉強に集中できる人の特徴を知っておくことも大切です。
そこで本記事では、自宅で勉強に集中できない原因や、自宅でも集中できる人の特徴を解説します。
集中するための具体的な対策もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
自宅で勉強に集中できない原因とは?
自宅で勉強に集中できない場合、以下のいずれかの原因が考えられます。
孤独に弱い
孤独に弱く、一人でいることに寂しさや焦りを感じてしまう人は、自宅でコツコツ勉強し続けるのが難しい傾向にあります。
このケースに該当する場合、自宅で過ごす時間が増える夏休み などに効率的な学習ができず、休み明けに成績が下がる可能性も あります。
誘惑が多すぎる
自宅には、マンガやテレビなど多くの誘惑があります。
このような娯楽への依存度が高いと、マンガの次にはテレビ、テレビの次はゲームなど、次から次へと手を出してしまい、いつの間にか数時間が経っていた ということも珍しくありません。
緊張感がない
自宅のなかでも、自分の部屋は特にリラックスができる空間ですが、緊張感のなさは勉強のやる気を削いでしまいます。
人が集中するには、ある程度の緊張感が必要なため、監視の目がまったくない自室で緊張感を維持し続けるのは、なかなか困難です。
家族の生活音がうるさい
家族の話し声や家族が見ているテレビの音なども、勉強の集中力を下げる原因になります。
また、家族が在宅ワークをしている場合は、さらに家庭内の生活音が増え、勉強に適さない環境になってしまうでしょう。
家=勉強する場所と認識できていない
学校や塾の自習室、図書館などで勉強を続けていた方にとっては、「家=勉強する場所」という認識をもつのが難しいかもしれません。
自習室や図書館は席数が限られており、すべて埋まってしまうと、自宅での学習がメインになります。
この場合は「家=勉強する場所」と意識を切り替える必要がありますが、簡単なことではないでしょう。
自宅で勉強に集中できる人の特徴
自宅でも集中して勉強できる人には、共通するスキルや習慣があります。
自宅での勉強効率を高めたい人は、以下でご紹介する特徴を踏まえて勉強に取り組んでみましょう。
計画力と実行力がある
自宅でも集中して勉強できる人には、適切な学習計画を立てる力と、それを実行する力があります。
学習計画を立てる際には、まず長期目標と短期目標 を決めましょう。
受験期の長期目標は「志望校合格」で、短期目標は「1ヵ月後の模試でB判定を取る」など、1~2ヵ月先についての目標を立てます。
しかし、長期目標と短期目標を達成できるように計画を立てても、実行できなければ意味がありません。
勉強内容に優先順位を付け、重要なものから順に取り組んでいく必要があります。
また、日々の勉強スケジュールをこなしていくためには、時間管理の徹底も欠かせません。
例えば、25分勉強して5分の休憩を挟む「ポモドーロ・テクニック」などの時間管理術を用いて、決められた時間内にしっかりと集中できるようにしましょう。
このように、目標設定や優先順位設定、時間管理などを含めた学習計画を実行に移せる人は、自宅での勉強に集中しやすいといえます。
忍耐力がある
強い忍耐力は、自宅での勉強に不可欠です。
人から見られていない自宅で、スマートフォンやテレビなどの誘惑を振り切って長時間勉強に取り組むのは、簡単なことではありません。
目標を達成するまで一貫して努力を続け、勉強が思うように進まないときにも諦めない意志の強さが志望校合格につながります。
孤独に強い
基本的に、自宅では一人で勉強するものです。
そのため、一人でいることが苦にならない人は、自宅での勉強にも集中しやすいといえるでしょう。
孤独に強ければ、先生や友達、ライバルなどの目がなくても、自分を奮い立たせてモチベーションを維持できます。
孤独な環境では勉強に身が入らない場合は、孤独さを感じないように勉強環境を整えることも有効です。
例えば、友人と電話をつなげながら勉強する、オンラインの学習コミュニティ に参加する、 といった方法で勉強がはかどる人もいるでしょう。
また、静かすぎる環境が苦手な場合は、勉強の邪魔にならない程度にバックグラウンドミュージックを流しておく ことも手段の一つです。
自宅で勉強に集中できない人におすすめの対処方法7つ
ここからは、自宅で勉強に集中できない人におすすめの対処方法をご紹介します。
1.学習スペースに誘惑となるものを置かない
勉強時に誘惑が多いと集中力が低下してしまうため、スマートフォンやタブレットなどは学習スペースから遠ざけるか、勉強に必要なとき以外は電源を切っておきましょう。
テレビやゲーム機、マンガなども近くに置かないようにしてください。
デスクには勉強に必要な教材だけを置き、整理整頓を心がけることで集中力がアップします。
2.塾や予備校、学校の先生など、受験のプロと相談して学習計画を立てる
効率的に受験勉強を進めるには、まず目標を明確にし、それを達成するための学習計画を作成します。
その際には、適度な休憩時間や予備日を含めるなど、現実的に実行できるスケジュール を立てることが大切です。
自分で適切な学習計画を立てられるか不安な人は、塾や予備校、学校の先生などに相談してみるのもよいでしょう。
学習計画を立てたら、日々やるべきことを書き出してチェックリストにしておき、達成したものから消していきます。
目標達成度の「見える化」をすれば、達成感を味わえるうえに、モチベーションの維持にも役立つでしょう。
3.学習時間を計り、記録する
勉強するときは、勉強時間や内容を記録しておきましょう。
勉強時間が積み重なってくると達成感が得られ、モチベーションの維持につながったり、あとから学習記録を見直して足りない勉強を増やしたりすることもできます。
4.時間を決めて集中をする
人間の集中力は長くは継続しません。
そのため、長時間続けて集中しようとするよりも、まずは30分集中し続けるなど、時間を区切って取り組むほうが効果的です。
前述の「ポモドーロ・テクニック」では、25分の勉強時間に対し5分の休憩を挟みますが、集中力に自信がない人は、勉強時間を15分程度に設定してみてください。
慣れてきたタイミングで少しずつ時間を延ばしていき、最終的に入試本番に備えて60分から80分集中出来るように目指しましょう。
5.勉強を始めるルーティンを決める
特定の行動を、勉強を始める際のルーティンとして設定するのも有効です。
「これをきっかけに勉強を始める」とあらかじめ決めておくことで、意識を勉強モードに切り替えやすくなります。
意識が切り替わるきっかけは人によりさまざまで、「こうでなければならない」というものはありません。
「水を飲む」「深呼吸をする」「机を片付ける」などいろいろと試してみて、自分に合うルーティンを見つけましょう。
6.勉強する教科を変えてみる
同じ教科や分野の勉強を長時間続けていると飽きたり疲れたりして、集中力が低下しやすくなります。
脳をリフレッシュさせるためにも、勉強する教科を変えてみましょう。
苦手教科のあとには得意教科や興味のある教科を、暗記もののあとにはじっくり考える内容のものなど変化をつけることで、メリハリの利いた勉強ができるようになります。
7.生活リズムを整える
眠気や疲労がたまった状態では、ものごとに集中することは難しいものです。
自宅でも集中して勉強に取り組めるよう、生活リズムを整えて十分な睡眠をとり、良好なコンディションを維持しましょう。
夜は早めに就寝して、翌朝の学校に行く前の時間を勉強に充てる のもおすすめです。
朝は脳が効率よく働いている時間帯のため、夜に眠気を感じながら勉強するよりも集中できるでしょう。
また、適度な運動 はストレスの軽減と集中力の向上に役立ちます。
軽いジョギングやウォーキング、ストレッチなどを無理のない範囲で取り入れて、頭をリフレッシュさせましょう。
自宅で勉強に集中できない人に四谷学院がおすすめである理由
ここまでご紹介したとおり、自宅の環境は勉強に不向きな可能性があり、多くの人が集中できないことで悩んでいます。
マンガやテレビなどの誘惑が多かったり、家族の生活音がうるさかったりする場合は、いっそのこと自宅で学習する努力を止めて、快適に勉強できる場所を自宅以外で見つけたほうが効率的です。
そこでおすすめしたいのが、大学受験予備校「四谷学院」です。その理由は3つあります。
理由1.自習室がある
四谷学院には、豪華なホテルのような雰囲気の自習室が あります。
私語禁止 の静かな空間は、集中できる環境を求める生徒に人気です。
席数も豊富で、順番待ちや席取りの心配もありません。
また、自習室でみんなが勉強する光景を見れば、「自分は一人じゃない」と感じられ、モチベーションも維持しやすくなるでしょう。
理由2.ライバルたちと切磋琢磨できる
四谷学院の科目別能力別授業は、適度な緊張感を求める人におすすめです。
科目ごとのレベルが同じライバルたちが集う教室 に入ると、それだけで「自分も負けてはいられない、よし頑張ろう!」 という気持ちが芽生えやすくなります。
理由3.集中力の相談もできる(受験コンサルタント)
もっと集中力を上げたい場合は、プロの受験コンサルタント に相談してみましょう。
受験コンサルタントに環境的要因などを説明すれば、集中できない原因も簡単に見つかるかもしれません。
あなたの生活サイクルや勉強の取り組み方などを踏まえたうえで、改善のアドバイスをしてもらえます。
まとめ
自宅で集中して勉強できない原因は、誘惑が多い、家族の生活音がうるさいなどさまざまです。
自宅での勉強に身が入らない原因を知って、集中できるよう対策を立てましょう。
また、自宅でも集中して勉強できている人のスキルや習慣を実践してみるのも効果的です。
さまざまな対策を立てても集中力が続かない場合は、自宅以外で快適に勉強できる場所を確保するのも一つの方法です。
勉強に集中できる自習室を備えた、塾・予備校の利用も検討してみましょう。
失敗しない塾・予備校選びは相談会・説明会参加が重要!
塾・予備校選びは、受験の合否に直結するといっても過言ではありません。
塾・予備校を選ぶ際には口コミやホームページだけでなく、説明会に参加して自分の目で学習環境や雰囲気などを確かめましょう。
説明会に参加することで、指導方針やサポートの充実度、指導内容、クラスの規模、講師の質など、さまざまなポイントから検討できるようになります。