やりたくない苦手科目はどうすればいい?苦手克服に役立つ勉強のコツ

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入試の科目がすべて得意という人は、ほとんどいないでしょう。多くの受験生は、苦手科目を前に「どうしよう……」「何とかしなくては!」と日々悩んでいると思います。

しかし、勉強に対するモチベーションが維持できず、何から手を付けるべきかということすらわからないのが苦手科目です。

けれども、よく考えてみてください。成績が伸びない・点数が取れない苦手科目は、逆にいえば伸び代の大きい科目といえます。そのため、苦手科目を克服すると大幅な得点アップにつながることもあるのです。

そこで今回は、苦手科目の勉強を避けたくなってしまう理由を探り、どのようにすれば苦手科目を克服できるのか解説します。

 

苦手科目を勉強したくない理由


まず、苦手科目の勉強に積極的になれない理由をはっきりさせておきましょう。理由がわかれば、苦手を克服する対策が立てやすくなります。

 

わからない

苦手科目は、理解が進んでいない「わからない」科目です。わからなければ、当然のことながら教科書や参考書を読んでもおもしろくありません。おもしろくないから「勉強したくない」と思うのは、当たり前です。

 

集中できない

何とか気持ちを奮い立たせて苦手科目の勉強に取り組んでも、わからないところで思考が止まってしまうため、集中力が長続きしません。

集中できないと、スマートフォンやマンガなど勉強以外のことに気を取られてしまい、結局勉強するのがイヤになってしまいます。

 

点数が伸びない

「わからない」から「集中できない」苦手科目は、勉強がなかなか進みません。学校の定期試験や模試などでも点数が伸びないため、ますます苦手意識が大きくなります。

そして、いったん「わからない」→「集中できない」→「点数が伸びない」という負のスパイラルに陥ると、簡単に抜け出すことはできません。勉強するたび・試験を受けるたびに苦手科目に対する「勉強したくない」という気持ちがどんどん強くなります。

 

苦手科目を克服する方法


苦手科目を勉強したくないと思うのは、わからないし、集中できないし、点数が伸びないからであることがわかりました。

それならば、苦手科目を「わかる」科目にして、集中できる環境を用意し、点数が伸びる勉強方法を見つければ、苦手を克服できるはずです。

「そんなこと、無理でしょう?」と思わないでください。ここからは、ちょっとした工夫と努力で苦手科目を克服する方法を紹介していきます。

 

わかるところまでさかのぼる

わからない・理解が進まない苦手科目は、わかるところ・できるところまでさかのぼって勉強を再スタートしましょう。

学校の授業はついていけるけれど、予備校や塾の講義がツラいと感じる場合は、学校で使用している教科書の演習問題を徹底的にやりつくす、という方法でもOKです。

書店へ行き、「これならできそう!」と感じる参考書や問題集を1冊購入して、毎日少しずつ取り組むのもよいでしょう。

高校レベルの問題が解けない場合は、中学校レベルにまでさかのぼるのもアリです。

「そんな時間はない。レベルの高い問題をどんどん解かなければ!」と思うかもしれませんが、そもそも基礎ができていなければ大学入試に出題されるような問題は解けません。

遠回りに思えるかもしれませんが、わかるところまでさかのぼって基礎からじっくり勉強するのが、苦手科目克服の最短距離です。

 

がんばれる環境を作る

苦手科目の勉強をする際には、集中力が長続きするようにあらかじめ環境を整えておきましょう。

自宅で勉強する場合は、スマートフォンやマンガ、ゲーム機など、勉強の邪魔になるものは見える範囲・手の届く範囲に置かないようにするのが鉄則です。

友達と一緒に勉強するなど、簡単に勉強から逃げられない状況を作るのも方法の一つでしょう。

苦手科目を一人で勉強する自信がない・教えてくれる人や相談できる人がそばにいるほうが良い、という場合は、塾や予備校の活用を考えてみてください。

塾や予備校には、勉強するための環境が整っています。叱咤激励してくれる講師、切磋琢磨しあえる仲間にも出会えるでしょう。

ただし、これらはあくまで例にすぎません。自分が最も集中しやすい環境を見つけて、苦手科目克服を目指してください。

 

スモールステップを積み上げる

苦手科目を一気に勉強する必要はありません。小さな目標を毎日少しずつクリアして、苦手意識を克服しましょう。

例えば、勉強時間は一日5分からスタートすれば十分です。次の日は10分、その次の日は15分……と少しずつ時間を伸ばし、「勉強できた!」と感じるようになれば、苦手科目の勉強がだんだん苦痛ではなくなってきます。

問題を解く場合は、最初の3問を解いてみてください。間違えても大丈夫。その場で解法を学び、正しい知識を身に付ければいいのです。最初の3問がクリアできたら、少しずつ問題の量やレベルをアップしていきましょう。

また、短期的な目標を立てるのもおすすめです。「1週間後に〇〇が理解できるようにする」「1ヵ月後に今やっている問題集を終わらせる」といった具体的な目標を立てると、どのような勉強をすべきかが見えてきます。

このように小さな目標を立てて積み上げていけば、苦手科目であっても成績アップは叶いますし、苦手科目が得意科目に変わる可能性もゼロではありません。

 

苦手科目の克服はダブル教育の四谷学院で!

伸び代のある苦手科目は、得意科目以上に得点源となる可能性を秘めている科目です。

しかし、自分だけの力で苦手科目を克服するのは簡単なことではありません。「苦手科目を克服したい。」「苦手意識を少しでも減らしたい。」そのような場合は、ダブル教育の四谷学院におまかせください。

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