夏休みの日本史対策!夏休みにやるのはこの3つでOK!

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こんにちは、四谷学院の日本史担当、山本です。
夏は、受験生の天王山と言われます。天王山とは、羽柴秀吉と明智光秀が戦った山崎の戦いに由来しています。日本史選択の受験生なら聞いたことがあるかもしれません。この記事では、夏休みにどんな勉強をすれば日本史が得意になるのか?というお話をします。志望大学に合格するために、この夏、日本史を究めましょう!

やるべきこと①1学期の復習

「なんだ、そんなの当たり前じゃないか」と思ったあなた!大事なのは復習のやり方です。漫然と教科書を読み直す、ノートを見直す、きれいに書き直す、なんて復習の仕方をしているようでは、点数はとれるようになりません。記憶を定着させ、試験できっちりと点数が取れるようになる復習をしましょう。

具体的な復習の方法を解説

まずは簡単な一問一答のテキストや参考書で、「原始」「古墳」「飛鳥」、といった一定の範囲ごとに覚えているかチェックします。覚えていなかった語句を中心に、授業のノートやプリントを見直します。
さらに、覚えていなかった部分については、<一問一答ではない>問題を解きます。
これを何度も繰り返します。

復習のコツは「繰り返す回数を多くする」ということです。1回の学習時間は短めにして、代わりに毎日繰り返しましょう。

やるべきこと②志望校の問題を確認する

志望大学の入試ではどんな問題がでるのか、もう確認できていますか?完全マークシート、比較的記述が多い、選択問題が多い、正誤問題が多い、論述問題が出題される等々、大学によって出題方法は様々です。それによって「①1学期の復習」の仕方も力点の置き方が変わってきます。
マークシート型なら書いて覚える必要はないでしょうが、記述が多いなら漢字を間違えないように「書く練習」も必要です。正誤問題が多いなら、一問一答ではない問題を多く解いた方がよく、論述対策なら一問一答を逆に使って「その言葉の説明ができるか」という使い方をした方がよいでしょう。
このように、敵を知ることで、何に重点を置いて学習するかが変わってきますので、まずは敵(入試問題)を知り、己(力点の置き方)を知りましょう。

【勉強法の一案】

出題の傾向対策方法
記述が多い書く練習が必要
漢字を正しく覚える
正誤問題が多い一問一答ではない問題を使う
論述対策一問一答を逆に使い、用語説明ができるようにする

③2学期の先取り

まずは①②が優先となりますが、余裕があれば2学期の先取りをしておきましょう。2学期の先取りは簡単にで構いません。「大枠を先におさえておく」ということができるだけで、2学期以降の学習がスムーズに進みます。
「日本史 近現代史入門」で紹介したような各年代の起点となる出来事を中心に、まとめて、教科書などに目を通しておきましょう。

【参考記事】
大学入試に頻出!日本史「近現代史」苦手克服の勉強法

https://www.yotsuyagakuin.com/b_geneki/nihonshi-kingendaishi55/

まとめ「夏休みの日本史対策!夏休みにやるのはこの3つでOK!」

今回は、夏休みにやるべき日本史の学習を3つ紹介しました。
「学問に王道なし」という言葉がありますが、これは学問に安易な道はなく、誰もが地道な努力によって学問を究めることができるようになるということを意味しています。大学受験の勉強も同様です。やるべきことをきっちりやる、毎日勉強するといった苦労なくして志望校合格は勝ち取れません。夏休み後も試験本番までまだ時間があります。9月以降に波に乗れるか、後れを取るかで大きな差がついてしまいます。
夏休みは受験の天王山!実力を100%発揮できるようにこの夏を頑張りましょう!

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