難関大学入試突破のカギとなる「記述力」を高める!勉強法について解説します

この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院の受験コンサルタント岡本です。
大学受験の対策では、やっぱりその道のプロとして有名な人気講師の授業を受けるのが一番と思っている方も多いのではないでしょうか?
確かに、難しい授業を難しく教えられてもわかるわけがないですし、難しい授業を分かりやすく・楽しく教えてくれる先生がいたら、その先生から教わりたいと思うのは当然ですよね。

しかし、大学入試に必要な力のうち「記述力を高める」という点においては、講師のわかりやすい授業だけでは効果は発揮されません。

今回は、難関大入試のための記述力アップ対策についてお話をしていきます。

わかりやすい授業を受けているのに解答用紙が埋まらない

それではここで、授業の場面を想像してみてください。
授業中は先生が、「この問題はこういう風に考えて解くんだよ」と、模範解答について、その解き方を説明してくれます。

わかりやすい説明にあなたも納得。
「なるほど、そういう風に答えればいいんだ。」
そんな納得する授業を繰り返し受けていきます。

では次に、入試本番を想像してみてください。

出された問題は、これまでに一度も見たことのない問題です。
初見の問題に対して、あなたは何をどう考えればいいのか、全く思いつきません。
手は動かず、回答欄は白紙のまま・・・

これがありがちな光景です。

さて、ここでいったい何が起きているのでしょうか?

記述力を高めるために大切なのは?

結論から行きましょう。

模範解答を教えてもらうという勉強方法では、あなた自身の発想力は磨かれません。
いつまでたっても自力で答える力は身につかないのです。

記述力を高めるために必要なのは、模範解答を見て納得する勉強方法ではなく、あなた自身の力で書いた回答に対して、ヒントをもらいながらブラッシュアップさせていく勉強方法です。

このキーワードをいれたらいいんじゃないかと考える

自分なりにまずは1行書いてみます

もう少し書けそうなら2行目も書いてみます

まだ書けそうならもっと書いてみます

自分でアウトプットして答案ができてきましたね。

そのあとがポイントです!

先生からフィードバックをもらうのです。

「ココをもう少しすっきり書いてみよう」
長い文章を書いた時などは、主語と述語がぶれていることを先生に指摘されるかもしれません。
「こんな視点も入れて書いてみて」
プラスαがあるかもしれません。

数学ならば
「ココはなぜこの公式を使おうと思ったの?」
と先生から確認されることもあると思います。
「ここまでできているけど、ここで計算ミスがあったね」
細かなところまで見てもらえます。
「この次のヒントは、ここに注目するんだよ」
どこまでわかっているからを踏まえて次のステップをアドバイスしてくれます。

このようなフィードバックを受けながら、少しずつ自力で書ける分量を増やしていく。自力で書く際の注意点を体得していきます。
記述力を高めるためには、あなた自身が答案を作成し、それをブラッシュアップさせていくしかないんです。つまり、先生からの添削を受けるのが一番効率的かつ効果的だということです。

合格に必要な考える力を鍛えるには?

ここで注意したいのは、残念ながら1回の添削指導では考える力が育たないということです。

1回の添削指導だと、単にあなたの答案をどう直せば正解になるかを教えてあげるのが最大限のできることです。
ですが、正解を教わっても、その問題と全く同じものが本番で出題される可能性はほぼゼロに近いわけですから、入試ではその正解は役に立ちません。

だから、入試に必要な力は、あなた自身が自分の力で正解にたどり着けるよう、自力で解ける力です。その力をつけないとダメ。

難関大合格のためには記述力が必須

難関国公立大学や難関私立大学を目指すのであれば、記述力が合格のカギとなります。
1対1の対話形式で、ヒントを出しながら、あなたの考える力を鍛えていく。あなた自身が頭に汗をかく感覚で、自分で考えて形にする作業を繰り返すしかありません。

そして、それができるやり方は一つだけです。それが個別の添削指導というわけです。
ぜひ時間を見つけて学校や塾・予備校の先生に、あなたの書いた答案をチェックしてもらってくださいね。


四谷学院の55段階個別指導は、この自力で答案を書く力を身に着けられるよう、プロの講師と1対1の対面指導を繰り返していく学習システムです。

55段階個別指導が支持される一番の理由もここにあります。
気になる方はぜひ一度、個別相談会にいらしてください。

記述力を高めて、難関大合格を勝ち取りましょう。

タイトルとURLをコピーしました