難関大学に逆転合格した人が徹底していた3つの勉強法【目指せ!現役合格】

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こんにちは、四谷学院の受験コンサルタント、田中です。

四谷学院の「なんで、私が東大に!?」のフレーズでもおなじみですが、難関大学に逆転合格するというのは、一般的にはとても難しいことだと思われています。それを実現するためには、そもそも地頭が良くなければいけないとか、寝る間も惜しんで猛烈に勉強しなければいけないとか、何か特別なテキストを使っているとか…そんな風にイメージされるかもしれませんね。

 しかし、逆転合格は、誰でも可能なんです!   

今回は、実際に難関大学に逆転合格した先輩たちがやっていたことをご紹介します。「これならできるかも!」と思うことがあれば、ぜひ今日の勉強から取り入れてみてくださいね。

難関大合格に必要な力とは

東京学芸大学

まずは、難関大学に合格するために「必要な力」を確認していきましょう。逆転でも逆転でなくても、必要になってくることという意味です。

基礎固め

言わずもがな、大学受験全般に必要なのは「基礎的な学力」です。これがすべての土台となってきます。土台がグラグラしていては、どんなに強固な家を建てても地震が来ればあっという間に崩れてしまいます。土台がしっかりできていること、それが家を支える必須条件です。勉強でも同じことなので、まずは基礎が十分に理解できているか、基礎に穴がないか、時間をかけて確認していくとよいでしょう。一見遠回りに見えるかもしれませんが、基礎を適当に流してしまうと後から大変です。

先輩の声
東大模試 E判定からの逆転合格 T君
現役時は受験への焦りから、とにかく東大型の問題演習を積み、見つかった穴をその都度埋めていくというスタイルで取り組んでいた。しかし、理系科目を中心に穴が多く、思うように成績が伸びず不合格となった。そのため基礎から学び直せる四谷学院を選んだ。
55段階個別指導は基礎的な内容から入試レベルまで網羅されているので、質・量ともに、かなり充実した演習が積めたと思う。指導は先生と1対1で、些細なことでも質問しやすく、穴のない基礎力完成に役立った。結果、難しい問題を解く際も、自分の方針に自信をもって取り組めるようになり、これが成績アップの主な要因だったと考えている。大切なのは基礎力であり、成功の秘訣はそれにつきる。
先輩の声
北大模試E判定からの逆転合格M君
高校の先生にも「君は1年間やっても合格できる気がしない」と言われてしまうほどでした。この状況から合格するには基礎から叩き直すしかないと思って、55段階個別指導で1から鍛え直せる四谷学院に入学しました。合格できたのは土台づくりをしっかりできたからです。現役時は基礎から逃げてしまい土台がしっかりしておらず、今思えば応用問題など解けるはずがありませんでした。基礎を面倒くさがって疎かにしていたら、よほどの運がないかぎり合格できないと思います。

演習量の確保

勉強というと何をイメージしますか?予備校や塾で授業を受ける、教科書を読む、単語を覚える…これらはすべてインプットです。ノートに書き写したり単語帳を眺めたりするのも、やはりインプット。「受験勉強=インプット学習」と思っている人が多くいます。実はこれは間違い!インプットだけではだめなんです。アウトプットが重要、つまり「問題演習」です。当たり前ですが、試験では問題を解き、それに対して得点をもらえます。ですから、試験のためには、問題を解くという演習を重ねておく必要があります。十分にインプットしてからアウトプットの練習をすればいい、と思うかもしれませんが、それでは遅いんです。特に現役生の場合には、浪人生に比べて圧倒的に勉強時間が足りません。より効率的に勉強を進めるためにも、演習量を確保していくことは意識しておくべきです。

先輩の声
北大模試E判定からの逆転合格M君
クラス授業では解き方や考え方を教えてくれるだけでなく、自分が問題を解いているところも見てくれて、自分の強みや弱点を教えてくれました。55段階個別指導ではただ答えがあっていたらそれで終わりにするのではなく、より良い方法を教えてくれたので成績アップにつながりました。

モチベーションの維持

成績アップに必要なもの、それは「学習習慣」です。一度習慣にしてしまえば、勉強しない日があると落ち着かない、という気持ちにすらなります。しかし、なかなかそこまでいくのは難しいと感じるかもしれません。習慣化に必要なものはモチベーションです。例えば、野菜中心の「健康にいい食事」だけでなく、さらに「おいしい食事」であれば、毎日続けることができますよね。もっと単純に言えば、面白いゲームや本は、時間を忘れて集中できます。勉強にも「おもしろい!」「たのしい!」があれば、続けやすくなるはずです。自分なりのモチベーションを見つけることが、逆転合格には非常に重要です。

先輩の声
阪大模試E判定からの逆転合格 T君
55段階を進めていくのはゲームのような感覚で、合格ハンコを埋めきったときにはとても爽快な気分になりました。また「1対1の対面」という形式を活かし、少しでも理解できなかったり、どうしてこの考えになるのか根拠がわからなかったりするときには、先生に聞いて納得するまで質問し続けました。そうすることで、本番で発展的な内容が出てきても知っていたり、「~の理由を説明せよ」といった問題も根拠を明確にして説明できるようになっていたりしました。

勉強の質を上げる工夫

難関大学合格に必要なことのほかに、「逆転」合格するためにさらに工夫が必要になります。逆転合格を実現している先輩たちは、学習量の確保の上、様々な工夫をしています。一例をあげてみましょう。

  • 学習計画を立てる
  • 環境を整える(自室・自習室・質問のしやすさ)
  • ノートの取り方や語呂合わせなどを活用する
  • 映像授業を2倍速で見て復習する
  • など

    周りの受験生よりもさらに一段階、勉強を効率化させるためにはこうしたテクニックも必要となってきます。当然ですが、これをすべて一人でやれる人は少ないので、塾や予備校をうまく活用して、自分に合った工夫を積み重ねていけるとよいでしょう。

    失敗例:スピード重視の勉強法の落とし穴

    逆転合格を成功させるための方法を話してきましたが、ここで一つ、A君の失敗例もご紹介します。

    公立の進学校に通っています。いま、映像視聴の塾に通っていますが、「基礎が固まっていない」という自覚があるので、映像授業は1つひとつをちゃんと理解してから次に進めたいと思っています。しかし、難関大学を志望しているので勉強時間が足りない…そこで、予備校の先生に相談したところ、「7割程度の理解でいいから全範囲を終わらせて、夏からは過去問に入るように」とアドバイスをもらったんですが・・・。

    いかがでしょうか?あなたはこのアドバイスを受けてA君が難関大学に逆転合格できると思いますか?

    学習スピードは大事だが、基礎はしっかり

    実際のところ、A君はこのアドバイスをもらった時に「でも、本当に基礎が固まっていないのに過去問題に進んでいいのか」と不安を感じました。その感覚は非常に重要だったと思います。
    「とにかく早く、先に進める」という勉強法にもメリットはあるでしょうが、「基礎は7割でもいい」というアドバイスには疑問を感じます。

    ・そもそも7割ってどのくらい?
    ・自分で判断できる?
    ・基礎が固まってない不安のまま勉強するの?

    効果も得られない高速学習には意味がありません。デメリットが大きすぎるんです。何よりも、本人が「この方針では合格できない」と思っているのであれば、なおさらやめた方が良いでしょう。

    予備校でやるべきことは

    逆転合格を実現するために塾や予備校に通うならば、「基礎固め」を最優先で行いましょう。「志望校別のコース」では、授業においてはその大学に特有の出題や応用が必要な問題を扱うことが多くなります。つまり、その授業では「基礎固め」は行いません。では、どこでやるのか?・・・自分でやるしかないんです。

    逆転合格のために、「志望校対策だけではなく、基礎固めもやりたい!」という方は、 四谷学院の55段階個別授業と科目別能力別授業 で学んでみませんか?


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