名古屋大学の世界史対策!世界史攻略法を伝授 旧帝大「名大」に合格するには?

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こんにちは。四谷学院世界史担当の荒木です。今回は名古屋大学の「世界史」について解説していきます。
名古屋大学は難関大、しかも旧帝大です。人気の高い名古屋大学(名大)に合格するためには、入試の傾向と対策の把握が必須です。そのうえで自分に合った効果的な学習を進めていきたいものです。

この記事では、旧帝国大学の一角を占める名古屋大学の「世界史」を攻略するために必要な戦略をご紹介していきます。

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名古屋大学「世界史」入試概要

試験時間

試験時間は90分です。

配点

配点は文学部で200点、情報学部で400点です。

問題構成

名大の世界史は4題構成です。基本的に記述問題(論述含む)で構成されていますが、選択問題なども出題されています。
名古屋大学世界史の入試問題の特徴として、大問4で350字以上の論述長文問題が出題されるということです。そのほかにも、文字数の少ない小論述問題の出題があります。

名大世界史の難易度(レベル)

名大の世界史では記述問題の多くが基礎~標準レベルですが、論述問題はやや難のレベルといえます。
空所補充等で問われる問題は教科書に載っている用語が中心です。
小論述は50字程度で、「制度の説明」「戦争の経過について」「歴史的事象の内容」が問われることがほとんどです。一部、文章の内容に基づきながら、解答する問題もあるため、最低限の読解力は身につけておきましょう。

名大世界史の出題範囲と頻出テーマ

東洋史と西洋史からの問題が2題ずつ出るケースがほとんどですが、西洋史の方が出題頻度としては少し高い印象です。また、他地域との交流という部分で、アフリカやラテンアメリカ、中央アジアなどの内容もセットで出題されるため、注意が必要です。
時代は万遍なく出題されており、古代~現代まで漏れがないようにしたいものです。

名大世界史の傾向と対策

名大は史料を使用した問題が例年出題されています。ほとんどの場合は史料の名称、史料の年代並び替え、関連知識の確認という形で問われます。この場合、各史料が何か特定するための根拠を文章中、もしくは選択肢から探し出す必要があります。したがって、人物や出来事の用語暗記に偏らず、どのような人物なのか、歴史的事象の背景・影響も含めて学習することを常に心掛けましょう。

論述問題

名古屋大学の世界史は、先ほど述べた通り、最後の大問で長文の論述問題が出題されます。以前は350字でしたが、直近2年は450字に制限字数がさらに増えています。苦手意識を持つ人も多いかもしれません。
名大の論述は語句指定があるため、書くべき内容は最低限判断できます。しかし問われている内容として、「紀元前後から5世紀ごろの東南アジアの東西交流」「1980年代の社会主義諸国の国家体制の変化」など幅広い年代・地域を問うものばかりです。縦の繋がりや横の繋がりを丁寧に理解しておく必要があります。
ちなみに2024年度は「前近代の中国における文化人と官僚」について問われましたが、これは官吏登用試験の歴史だけ述べるのではなく、儒学の影響力や文化史の内容ともリンクするため、難易度は高いと言えます。

チェック【論述問題攻略の鉄則】
必ず下書きメモやチャートを作成して、どのような順番で何をどれぐらいの文量で書くか考えてから、文章を書き進めるようにしましょう。そうすれば指定語句もあるため、内容を整理しやすくなります。時間としては、30分ほどで清書を完成できるよう努めましょう。

名大世界史 おすすめ学習法

全般

まずは全時代・全地域の基礎~標準レベルの内容を理解して、覚えていきましょう。名大の世界史で合格点を取るためには、語句のみを答える形式の問題で失点を防ぐことが肝心です。そして小論述の問題も普段、背景や内容、影響などを意識しながら学習することで、不自由なく解答することができます。

論述対策

最後の大問で出題される論述問題の対策として、まず各用語の内容を説明できるようにしておきましょう。そして先述した背景・内容・影響を考慮した学習を行い、教科書も使用しながら200字以上の論述問題を解く練習を積みましょう。そして、作成した答案は学校・予備校の先生などに必ず添削指導してもらいましょう。というのも、200字を超える論述問題は自分1人で文章の構成や部分点の確認などを行うのが難しいためです。積極的に先生へ質問することをオススメします。

まとめ・名古屋大学の世界史対策!世界史攻略法を伝授 旧帝大「名大」に合格するには?

名古屋大学は日本有数の難関大学だけあって、世界史もハイレベルな戦いになるでしょう。基礎を徹底したうえで、いかにミスを少なくして問題を解くかが重要になってきます。

 そこでおすすめなのが、四谷学院の「ダブル教育システム」。   
その上で、実戦問題、さらに名古屋大学に特化した問題に取り組んでいきます。四谷学院で大学合格への最短ルートを歩みましょう!

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