こんにちは。四谷学院の奥野です。
必死に勉強しているけれど、なかなか結果に繋がらない時って、苦しいですよね。
自分で勉強しているときや定期試験だと出来るのに、
模試だと点数が取れない!という方も多いのではないでしょうか?
今回は、なぜ模試だと点数が取れないのか。という問題についてお話ししていこうと思います。
定期試験と模試は何が違う?
そもそも定期試験と模試では何が違うのでしょう?
最大の違いは、試験範囲ですね。
定期試験は、試験範囲が当然決まっています。
先生が「これ次の試験で出るからな~」と言ってくれたり、
試験範囲が書かれたプリントまで用意してくれることもあります。
皆さんは、その範囲をとりあえず勉強すれば良いのです。
出口の分かった迷路のようなものですね。
しかし、模試は違います。
出口も分からなければ、入口すら分からない迷路なのです。
模試において、模試作成者が「これ模試で出すよ」と言ってくれたり、
出題範囲が書かれたプリントを公開していることは少ないですよね。
ですから皆さんは、どの分野が出題されるか全く予想がつかないのです。
マーク模試では出題形式くらいは予測できますが、記述模試になると出題形式すら分からない状態です。
そんなの解けるわけないじゃん!
模試が出来る人の特徴
そう思う人が多いと思います。
ですが、皆さんの周りにも、模試ができる人は必ずいますよね。
結果が返却されて自分が凹んでいる時に、
隣で悠然と結果を眺めている人たちが・・・
模試が出来る人は、皆さんと何が違うのでしょう。
生まれながらに模試が出来るなんてことは、ありえません。
実は、たった2つのことを意識しておくだけで、
皆さんも模試が出来る人たちの仲間入りできるのです!
2大ポイント
1.時間配分
先ほども少し触れましたが、
マーク模試は事前にある程度出題形式や問題数が予測できるので、
それぞれの問題にどのくらい時間をかけられるか把握することが出来ます。
記述模試で、事前に把握できなくても、
試験開始と同時に問題冊子全体にサッと目を通し、
大問の数などを把握し、所要時間を見積もることができるはずです。
2.分かる問題から解いて、落ち着く
時間配分を決めておくことと矛盾するじゃないか!
と思うかもしれませんが、そうではありません。
配分を決めておきつつ、臨機応変に対応するのです。
試験なので、分からない問題に遭遇することが絶対にあります。
皆さんは分からない問題に遭遇したらどうしますか?
絶対にやってはいけないのは、「慌てること」と「時間をかけること」。
これだけは絶対にNGです。
分からない問題に焦って取り組むのではなく、
自分が分かる問題を探してそこから取り組む――
そうすることで、平常心に近づくことが出来るのです。
事前に時間配分を考えておけば、どこの問題で時間を調整すれば良いかも考えやすいですし、
なおさら安心できますよね。
事前に時間配分を考えておき、分かる問題から解き始めることで自分を落ち着かせる。
そうするだけで、模試の出来はガラリと変わるでしょう。
皆さんも、ぜひ試してみてください。