こんにちは、四谷学院の山中です。
受験生の方は、学校の先生から
「問題集は2周目が大事だぞ~」
と言われたことはありますか?
おそらくあると思います。では、なぜ2周目が大事なのか・・・。
それは・・・
問題集を1周やっただけでは効果が薄い(成績が伸びにくい)からです!!
この記事では、その理由と問題集の活用法について解説します。
いまいち使い方が分からない、100%活用できている気がしないという方はぜひ参考にしてくださいね。
問題集1周では、なぜダメか?
2~3か月後に問題集の2周目を解いたとき、同じ問題をまた間違えることって多くないですか?
逆に、1周目で解けた問題は2周目でもほとんど解ける、ということが多いはずです。
1周目で解けた問題は、初見で解けたということですよね。
ということは・・・
その問題は入試でポンと出されても解ける可能性は高いと言えます。
一方、1周目で間違えた問題は、2~3か月後に解き直すとまた間違えることが多いんです。1回やっただけではなかなか定着しないのです。
結局、問題集を1周解いただけでは、できる問題を確認しているだけ。
できない問題を見つけても「できないままで終わっている」ということです。
学力が伸びる瞬間は?
同じ問題集でも、2周目、3周目をやると、解ける問題が少しずつ増えてきます。
そこが、学力が伸びた部分です。
あなたにとって大事なことは、今まで解けなかった問題を解けるようにすることです。そのためには、やはり反復が必要です。
新しい問題集を買うとやる気が出るかもしれないですが、雑にやるだけでは効果は薄いんです。
新しい問題集を買う前に、今持っている問題集に載っている問題が解けるようになっているか、改めて確認してみましょう。
2周目、3周目はモチベーションが上がらないし、同じ問題を間違えると嫌な気分にもなります。
でもそれを乗り越えたときに学力、偏差値が上がるんです。
せっかく1周目で伸びる部分を見つけたんだから、ぜひ2周目に取り組み、できる部分に変えていきましょう!
四谷学院の55段階個別指導では、 あなたの間違えた問題だけを集めたフォローアップテスト があります。
フォローアップテストは自分の伸びる部分が詰まっている最高の教材です。
「55のテストって同じ問題を解くんですか?」と聞かれることもありますが、この問題集2周目と同じように同じ問題だから良いんです!