こんにちは!四谷学院の奥野です。
大学受験当日に必要な持ち物といえば、受験票や筆記用具、参考書やノートなどが思い浮かぶかもしれません。しかし、これらは最低限の持ち物であり、これら以外にも「あると便利」な持ち物があります。
そこでこの記事では、受験時に必須の持ち物と、受験当日にあると便利なもの、ホテルに宿泊する場合に持っておくといいものを紹介します。
受験を控えている方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
大学受験に必須な持ち物
受験に必須の持ち物は次の通りです。
受験票
大学の「受験票」は言うまでもなく必須です。
雨で濡れたり折れたりしないよう、クリアファイルなどに入れて持参しましょう。
学生証、身分証明書
受験票を忘れたときや紛失したときは、学生証や身分証明書が役立ちます。
受験票の再発行に使用するため、学生証または身分証明書は必ず持っていきましょう。
筆記用具
鉛筆、鉛筆削り、シャープペンシル、替え芯、消しゴムなど。
鉛筆の芯が折れたとき、落としたときなどを想定して、予備は多めに持っていくと安心できます。
腕時計
受験会場に時計がない、または遠くて見えない(角度が悪くて見えない)ということがあるため、腕時計を持参します。
アラームなどの音が鳴らないように、試験前に必ず設定をチェックしておきましょう。
大きさにもよりますが、置き時計は不可にされる可能性があるため、腕時計が無難です。
スマートフォン・モバイルバッテリー
スマートフォンは現代の受験生にとって必須のアイテムです。
試験会場へのルート確認や、試験に遅れてしまいそうな場合の連絡手段として使います。また、
スマートフォンのバッテリーが切れた際、すぐに充電できる環境にあるとは限りません。モバイルバッテリーも持っておくと安心です。
なお、試験中は不正に思われないよう、必ずスマートフォンの電源を切ってカバンの中にしまいましょう。
教科書などの勉強道具
教科書などの勉強道具は、試験前や休憩時間の復習に使います。受験する大学の赤本(過去問題集)やそれを解いたノートも持参しておくと安心です。
財布・現金
不測の事態に備えて現金も忘れずに持っていきましょう。
また、交通系ICカードは、前もってチャージしておくと乗り換えがスムーズです。
飲み物
休憩時間の水分補給に飲み物も必要です。飲み物は、リラックスや気持ちの切替えにも有効です。
冷たいペットボトルの飲料でもかまいませんが、温かい飲み物を水筒で持参するのもよいですね。
昼食
昼食をコンビニなどのお店で購入して済ませる人は、試験会場のそばで購入するのではなく、前日に買っておくと安心です。
事前に買っておけば、売り切れや行列のリスクがありません。
新幹線や飛行機のチケット
新幹線や飛行機のチケットが必要な人は、忘れていないか入念に確認しておきます。
行きのチケットだけでなく、帰りのチケットも忘れていないか確認しましょう。
ティッシュやハンカチ
ティッシュやハンカチなども必要です。急に鼻血が出たり飲み物をこぼしたりしてしまうかもしれません。
少し多めに持っておき、対処できるようにしておけば、試験に集中しやすくなります。
生理用品
ストレスや緊張によって生理周期が変わる可能性があるため、生理日と試験日がかぶっていなくても、生理用品の持参はしておきましょう。
あると便利!受験に役立つ持ち物
大学受験に役立つ、あると便利な持ち物は次の通りです。
試験会場までの地図
試験会場までの道順などの情報は、スマホにデータをまとめましょう。
道順を記すだけでなく、目印になる建物や交差点などをメモしておくと、道に迷いにくくなります。
また、試験会場が広い場合は、会場の地図と受験する部屋もメモしておくと、より安心です。
試験の注意事項や緊急連絡先が記載されている受験案内を持参しておきましょう。
防寒具
試験会場は寒いことが多いため、カイロや上着、ひざかけなどを用意するとテストに集中できます。
ただし、使う前は試験監督者に許可を得ておきましょう。
また、雨や雪の日は、替えの靴下も持っていくと安心です。
薬など体調管理グッズ
試験会場は、空気が乾燥することがあります。そのため、予防のためのマスクやのど飴、風邪薬を持参すると安心です。
また、急な腹痛や頭痛に襲われる可能性もゼロとはいえません。よく使っている薬も持っておくとよいでしょう。
ただし、眠くなるタイプの薬は試験に集中できなくなる恐れがあります。
眠気が出ない薬を選ぶようにしてください。また、普段から服用する薬がある人は、その薬を忘れずに持参しましょう。
上履き
試験会場が土足厳禁の場合、外で履く靴とは別に上履きを持参する必要があります。
普通は、受験案内に記載されていますので、事前にチェックしておきましょう。
雨具
急な雨や雪に備え、折り畳み傘やレインコートを用意しましょう。
天気予報で当日の降水確率をチェックし、確率が高い場合は必ず持参しておくべきです。
また、濡れた雨具を保管するために、ビニール袋も一緒に用意しておくと便利です。
お守り
家族や友達からもらったお守りもぜひ持っていきましょう。
心の支えになって、緊張が和らぐかもしれません。
その他
このほかに便利な持ち物は、髪を束ねるヘアゴムや大学から渡される資料をまとめるクリアファイルなどが挙げられます。
人や環境によって必要なものは変わるので、上記に挙げたもの以外も確認してみてください。
ホテルに宿泊するときの持ち物
自宅から離れた場所で受験をする人は、ホテルに泊まることになります。
見知らぬ土地に高校生1人でホテルに泊まる場合、次のものを準備すると快適に過ごせます。
部屋着、寝間着
ホテルに泊まることに慣れていない人は、家の環境になるべく近付けると気持ちが落ち着くでしょう。家で着ている部屋着や寝間着を持参することで、心身ともにリラックスしやすくなります。
枕
「枕が変わるとどうしても眠れない!」という人は、荷物がかさばってしまいますが、思い切って枕を持参してもよいかもしれません。
十分に睡眠がとれないと、寝不足で頭が回らないまま試験を受ける羽目になってしまいます。
枕の持参は大げさに思えるかもしれませんが、今までの勉強の成果を100%出し切るためと思えば、やれることはすべてしたほうが後悔がないでしょう。
入浴剤
入浴剤を入れたお風呂に浸かると、1日の疲れが取れてぐっすり眠れます。
飛行機や新幹線で長距離を移動する受験生や、緊張すると寝つきが悪くなる人におすすめです。
洗面用具
多くのホテルでは、歯ブラシや歯磨きなどの洗面用具が用意されています。
ただし、使い慣れたものを使ったほうが普段の生活を思い出すことができ、リラックスした状態で試験に臨めるでしょう。
特に自分の好みやこだわりがある人は、忘れずに持っていきましょう。
健康保険証
万が一の病気やケガに備えて、健康保険証を持参しましょう。健康保険証を持っていないと、病院での医療費を全額自己負担しなければなりません。
持参したい勉強グッズ
試験の前や休憩中に復習を行いたい受験生も多いでしょう。
ただし、たくさんの勉強グッズを持っていくと焦りや混乱につながるため、持参する勉強グッズは絞るのがおすすめです。
ここでは、試験日に持参したい勉強グッズを紹介します。
使い慣れた教科書・参考書
最後の仕上げには、使い込んだ参考書や問題集を選ぶのがおすすめです。
持参する場合は、軽量で薄く、自信を持って解ける問題が掲載されている参考書を選びましょう。
復習ノート
最後の見直しをする際は、自分ができないところをまとめた復習ノートが役立ちます。
休憩時間に合わせて見直せるように、事前に見直す範囲を決めておくのがおすすめです。
また、これまでの取り組みの見直しは、復習だけでなく自信にもつながります。
受験当日の服装
大学入試の服装は、基本的に決まっていません。
普段着ている服を選ぶと、リラックスした状態で試験に臨めるでしょう。しかし、カンニング防止のため、文字やロゴの入った洋服は避けるのが無難です。
また、外は寒くても会場は暖房が効いていることが一般的なため、脱ぎやすい服装がおすすめです。
受験当日の服装に関しては、以下の記事で詳しく解説していますので、何を着るか迷ったらぜひ参考にしてみてください。
受験当日におすすめのカバン
受験当日のカバンは、基本的に自由です。
高校指定のカバンがあれば、それを利用してもよいでしょう。使い慣れたリュックやトートバッグなどを選べばOKです。
まとめ:持ち物は前日までにすべて揃えておこう
万全の状態で試験に挑むため、遅くとも試験の前日までには必要な持ち物はすべて揃えておきましょう。
ホテルに泊まる人は「現地で買えばいい」と思いがちですが、慣れない土地では普段よりも揃えるのに時間がかかります。そのため、自宅から出発する前にすべて持参するほうが無難です。
また、できれば前日までに試験会場に一度行っておき、下見をするのがおすすめです。
電車の乗り換えや駅からのルートを予習でき、当日に道に迷うリスクを減らせます。
もちろん、前日の夜更かしは厳禁。当日の朝にすっきりと目覚められるよう、前日は早めに就寝しましょう。
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