【2024年】大学入学共通テストの追試験が認められるケースとは?再試験との違いや申請方法、難易度なども詳しく解説!

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こんにちは!四谷学院の奥野です。

試験当日の体調不良や新型コロナウイルス、インフルエンザなどへの感染など、不安になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、令和6年度(2024年)の大学入学共通テストにおける追試験について、申請方法や認められるケース、実施場所などを詳しく解説します。

大学入学共通テストの追試験とは

大学入学共通テストの追試験は、病気や事故などの理由で本試験を受けられなかった受験生のための試験です。

受験生が特別な理由で本試験に臨めなかった場合に、別の日程で行われます。事前に理由を申告し、その理由が認められれば受験可能です。

令和5年度の追試験では、3,893名が受験を許可されました。

再試験との違い

大学入学共通テストでは、追試験と似た制度に再試験があります。
試験会場や本部での不手際によって、受験生が正常に試験を受けられなかった際に実施されます。

例えば、英語のリスニング用ICプレイヤーの故障や問題冊子のミス、監督者による試験時間の誤指示などです。

自然災害によって試験が受けられなかった場合も、再試験の対象となります。
令和5年度の追試験では、393名が対象となり、そのうちの68名が再受験を希望しました。

大学入学共通テストの追試験が認められるケース


大学入学共通テストの追試験は、以下のようなケースで認められます。

具体的な基準は試験実施年によって変わる可能性がありますが、令和5年度入試では、以下の項目から1項目以上。

  • 38度以上の高熱
  • 呼吸困難
  • 倦怠感

もしくは、以下の項目から2項目以上ある人が対象になります。

  • 37.5度以上の発熱
  • せき症状
  • のどの痛み

感染症の場合、医師の診断書が必要ですが、軽微な症状は認められないこともあります。

大学入学共通テストの追試験の申請方法

大学入学共通テストの追試験の対象となった場合は、受験票に記載されている「問い合わせ大学」に電話し指示に従います。

体調不良などの事情により受験できない場合は、受験票と医師の診断書(治療期間が明記されているもの)が必要です。

受験許可が出ると、追試験受験許可書が交付され、通常本試験の2週間後に全国2会場で実施される追試験を受けることができます。

大学入学共通テスト追試験の会場

大学入学共通テストの追試験の会場は、2021〜2023年は新型コロナウイルス対策として全都道府県で行われていました。

2024年からは2地区に戻り、近年は東京に1か所と京都・大阪・兵庫のいずれかに1か所ずつ設けられています。

大学入学共通テスト追・再試験の問題と解答


大学入学共通テストの追・再試験について、過去3年分の問題と解答は大学入試センターのホームページで閲覧できます。なお、試験時間や得点、出題の流れは本試験と同じです。
共通試験の対策を行う際には、追・再試験の過去問も解いておくと、出題傾向をつかめるでしょう。

追試験の難易度は、本試験と同じです。
過去には新しい形式や傾向が出題されており、難しいと感じる人もいますが、実際の難易度は変わりません。

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