こんにちは!四谷学院 受験コンサルタントチームの伊達です。
多くの受験生にとって、最初で最大の関門となる「大学入学共通テスト」。
結果がふるわず、「思っていたよりも点数がとれなかった…」「今までがんばったのは無駄だったのかな…」と、ショックを受けてしまっている受験生もいるでしょう。
しかし、判定が出るまで何が起こるかわからないのが大学受験です。
まだ、あなたの挑戦は終わっていません。
国公立大学の二次試験や私立大学の一般試験までの約1か月、もう一度戦い抜くためのアドバイスをお伝えします。
共通テストでE判定から志望校合格をつかんだ先輩たちのメッセージも載せているので、ぜひ励みにしてください!
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「共通テストがダメ」だから「自分はダメ」ではない
まず忘れないでほしいことは、共通テストの結果だけであなたの努力を否定する必要はないということです。
あくまで共通テストの結果は、今回の問題に対してのもの。
1回限りの試験で、あなたの実力がすべてわかるわけではありません。
受験を戦い抜くためには、「自信を持ち続ける」ことも重要です。
反省や振り返りは大事ですが、試験がすべて終わるまでは「運が悪かった」「問題が自分に合っていなかった」と割り切るくらいの気持ちで構いません。
実力を出し切れなかった原因は何か?
「失敗した」と感じられるということは、本来はもっと高い点数をとるだけの自信や実力があったということです。
高みを目指し、それだけの努力をしてきたことの表れですから、これは非常に良いことですね。
次の試験に引きずる必要はありませんが、「なぜ自分が実力を出し切れなかったか」という原因は分析しておくと良いでしょう。
時間が足りなかった
共通テストは、「時間との戦い」と言っても過言ではありません。
時間内に解き切れていたとしても、「早く先に進まなければ」と焦りながら問題を解くことは、ケアレスミスを誘発します。
今後の試験でも速読やたくさんの情報処理を求められることはありますが、共通テストほどタイムプレッシャーを感じることはそうないでしょう。
共通テストに失敗した原因が時間制限だという人ほど、焦って雑に解いてしまう傾向があります。
丁寧に問題を解くことを心がけつつ、早く解き終わった場合も見直しを徹底する…という意識を持つと良いでしょう。
慣れない環境に緊張してしまった
普段の模試を学校で受けていた人にとっては、試験環境が変わったことも失敗の原因となったかもしれません。
顔も知らないライバルたちと一緒に、張りつめた空気のなかで集中し続けるのは、身体にも心にも大きな負担となったことでしょう。
だれだって「未知のものを経験する」のは非常に怖いことです。
ただ、初めての共通テストを終えた今となっては、大学受験独特の空気や雰囲気を経験した状態ですよね。
「これくらい緊張するものなんだな」「周りもナーバスになっているんだ」ということがわかれば、次回からはきっと落ち着いて試験に臨めるでしょう。
次の試験はうまくいきますよ!
E判定からの逆転合格!先輩たちは志望校合格をこうつかんだ
E判定から北海道大学・医学部・医学科に合格!
―大学の傾斜配点で共通テスト80%を切ったE判定から、第一志望の北大医学部に合格!―
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勝因は、得意だった理科に頼りすぎず、不安定だった英語をしっかり鍛えて得点源にまで成長できたことです。
年によってどの科目が難化するかはわからないので、「苦手を得意で補おう」という戦略で考えている人は、失敗のリスクが高いと思います。
―共通テスト75%、「ゴリゴリのE判定」から、難関医学部に合格!―
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四谷学院では、実際に自分の記述した答案を先生に添削してもらえました。
記述の仕方が身につくと同時に、記述する工程に慣れてきて、問題を解くときに考える間もなく記述することができるようになったのが大きかったです。
ほかにも、最後の追い込みで大きく実力を伸ばした先輩たちはたくさんいます。
後悔がないよう、目の前のことに集中して全力を尽くしましょう!