【共通テスト】地理の傾向と対策 | 優先すべき単元や高得点を取るための勉強法を解説!

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こんにちは、四谷学院の社会担当、矢ヶ部です。今日は共通テスト「地理」において、どのように地理を勉強していくべきかについてお話しします。

地理は暗記で乗り切れるか?

共通テスト地理で大切なのは、「なぜそのようになっているのか」という原理や背景を基にして答えを出していくということです。いわゆる一問一答形式の問題は出題されないので、地理用語を丸暗記しても効果は非常に薄いということを、受験生は知っていなければいけません。
もちろん、最低限の地理用語は覚える必要がありますが、常に「なぜ」を考えながら勉強する必要があります。

具体的な勉強の仕方は以前の記事を参照してくださいね。

過去問の活用ポイント

基礎が固まってから過去問を5回分ほど解いてみましょう。いいですか?繰り返しますが、基礎が固まってからすることですよ。せっかく過去問を解いても、タイミングを間違えると期待した効果は出ません。

四谷学院では、『55チェック集』という基礎の確認ができるテキストを用意しています。単元別に構成されているので、得意分野・苦手分野の把握もしやすく、効果的に学習できますよ。

過去問に取り組む際の注意

共通テストの過去問に取り組む際に注意しておきたいことがあります。それは、年度が古すぎると統計が勉強したものと異なる、ということです。古いデータで問題を解いて覚えてしまうと、混乱してしまいますから、注意しましょう。

ただし、自然地理と地域調査に関しては統計が直接的には関係ないため、両分野に苦手意識がある生徒は少し前の過去問を使っても問題ありません。

地理を初めて学習する人へ

「地理」を初めて勉強するという方は、演習について注意が必要です。高校や予備校・塾で学んだ単元から問題を解いていくために、テーマ別になっている共通テスト対策の問題集を活用しましょう。過去問を解いてもまだ習っていない範囲があるので、注意が必要です。

四谷学院では、初めて地理を学ぶ際にも、テキスト『55チェック集』が活用できます。単元別に構成されているので、学習したところから演習を積み重ねていきましょう。

共通テストの形式に慣れる

最後に、共通テスト形式の問題集での演習を通して、自分の穴を見つけて埋めていきましょう。

四谷学院のテキスト『55チェック集』は全55級で構成されていますが、その22級から15級が「共通テスト対策級」になっています。さらに、冬期講習・直前講習で実践力を磨くこともできます。


共通テスト地理は良問ぞろい

共通テストの過去問は、良問ぞろいですので、しっかりと取り組むことで、実力を養っていくことができます。基礎ができたら早速、過去問題にチャレンジしてくださいね。

余談ではありますが、私の大学時代の恩師によりますと、共通テストの問題作成には全国から選び抜かれた大学教授ら複数名がかかわっているそうです。もちろん、そのチームは毎年変更されます。共通テストの問題を作っていることは、実際に試験が終わるまでは家族にも秘密にしなければならないそうです。一つひとつの問題が複数の地理学者で吟味されながら作成されているので、あれだけの良問ができるというわけです。

まとめ【共通テスト】地理の傾向と対策

対策でやりがちな「一問一答形式の丸暗記勉強法」では共通テストの地理の対策はできません!地理用語を丸暗記しても効果は非常に薄いということを頭に置いておきましょう。
では何をするべきなのか?「なぜそのようになっているのか」という原理や背景を理解することです。過去問題の着手はそのあと。順番も非常に大事ですね。

 四谷学院では、冬期講習と直前講習で『共通テスト地理対策』を用意しています。   
選び抜かれた良問を数多く解いていきますので、共通テスト地理が苦手な人も得意を伸ばしたい人も、ぜひ参加してみてください。

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