京大の受験対策 入試問題の特徴と対策

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大学合格のための必要な学力。どんな問題にも対応できるような骨太な学力を身につけることは合格のために必要な力と言えるでしょう。しかし、実はそれだけではないんです。もう1つはあなたの志望大学の入試において合格答案を書ける力です。

今回は、京大の受験について、その「合格答案」を書けるようになるために必要な力を、文系と理系で分けて解説していきます。

京都大学 入試問題の特徴

京大の入試問題は、手がかりの見えにくい問題が多いという特徴があります。この特徴は、特に数学に顕著です。入試問題は難問のみで固められているわけではなく、比較的平易な出題もあります。そんな中でも難しい問題。それを「難しい」と感じる原因は、類題を見たことがないから、単純にパターンを当てはめることができないことであることが多いです。
解法暗記、いわゆるパターンをできるだけ多く覚えて問題に当てはめる勉強法は全く通用しません。「入試数学は暗記科目」という俗説から最も遠いところにあるのが、京大の数学といってもよいのではないでしょうか。
たとえば理学部のアドミッションポリシーには、「自ら考え、新しい知を吸収し創造する姿勢を持つ人」と明記があります。このような受験生を選び出すことを望んでいるのが、京都大学の入試なのです。

【参考】 京大入試問題の真実

京大文系学部の入試問題

京大文系科目の入試問題を見渡してみましょう。この時、全科目を貫く大きな特徴として、 高度な記述力が要求されるという点が挙げられます。
英語の入試問題においては、和訳・内容説明が中心の読解と和文英訳、自由英作文という問題構成です。近年の大学入試英語の出題内容は多様化していますが、そんな中で極めてオーソドックスな出題と言えるでしょう。ここには「受験者の記述力を真剣に評価しよう」という京都大学の意気込みすらも感じられます。
国語の入試問題においては「説明せよ」が連続する出題が特徴的です。
数学においては、短い=ヒントが少ない問題文で、独力で論理を組立てさせる出題となっています。
どの科目においても、「受験者の記述力を真剣に評価しよう」という大学側の姿勢を読み取ることができます。

京大文系学部の入試対策

このような記述力を試される京都大学の入試スタイルに対して、最も効果的な対策法は、記述力のビルドアップです。実践対策を繰り返すことで、京大入試攻略に必要な力を培っていきます。

四谷学院では、少数精鋭で構成された特別選抜クラスでの演習講義と一人ひとりの答案に講師が 1 対 1で対峙する55段階個別指導の組合せで、京大入試攻略に必要な記述力を養います。講師と生徒の対話を重視した京大合格のための最強システムで、あなたをがっちりとサポートします。

京大理系学部の入試問題

京都大学の入試要項には、数学に関して以下のような注意書きがあります。

3.数学の出題方針
「・・・本学の数学において出題範囲としている内容について,いずれかの検定済教科書で記述されている事項はすべて出題範囲に含まれていると考えています。(中略)個別学力検査における出題に際しても,高等学校学習指導要領を十分に踏まえた上で,いずれかの検定済教科書で記述されている程度の,高等学校卒業までに得られる論理力から理解できる程度の幅広い事項は出題対象であると考えています。」

出典:令和4年度 一般選抜入学者選抜要項「Ⅵ 京都大学の学力検査の出題方針について」

つまり、教科書において「発展」等として扱われている内容であっても、高校生が論理的に思考して理解できる内容は出題範囲とするという旨が記されているということです。
しかし、これを読んで「京大の数学は指導要領外からも出題される」などと速断してはいけません。京大の主張は、高校で学ぶ数学に対して「この公式はなぜ成り立つのか」「何のためにこの事項を学ぶのか」等根本の部分まで考察する力を持った学生を求めているということなのです。
数学ばかりでなくどの科目においても、「本質の理解」が要求されます。 小手先のテクニックや解答暗記だけでは到底太刀打ちできない出題と言えるでしょう。

京大理系学部の入試対策

「本質の理解」を手に入れる方法はただ一つしかありません。真正面から向き合い、「わかっていないところはどこか」を洗い出すことです。
そのためには、講師との直接のやり取りの中で理解力を磨く必要があるでしょう。さらに、真剣勝負で答案に向き合う必要もあります。あなたの<わかっていないところ>を洗い出していくことが不可欠です。
四谷学院では、クラス授業、そして55段階個別指導においてあなたのわかっていないところを徹底的に洗い出します。特別な勉強法でなければ得点できないという一般的な考えとは異なり、本質の理解を追求し続けます。きっと受験後には、「これこそが京大合格のための王道だった」と実感できるでしょう。

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