こんにちは、四谷学院の地理担当、矢ヶ部です。
今日は京都大学の地理についてお話ししたいと思います。これまでの入試分析から得られた考察・知見に基づいて、京大地理の傾向と対策を解説します。
京大地理の試験情報
京都大学の地理の試験時間は90分です。
大問数は、以前は4問構成でしたが、2019年より5問構成になりました。
選択式の問題や、地理用語を答える一問一答のような形式の問題も出題はされるものの、多くは論述の問題で占めます。論述の字数は20字から80字程度です。また、少しではありますが、字数制限のない論述問題もあり、その場合は解答欄の大きさに合わせて答案を作ることになります。
京大地理の出題傾向
出題内容は人口・都市・産業分野が頻出ではありますが、毎年自然分野や地誌分野からも出題されています。京都大学文学部の地理学研究室には、人文地理学だけでなく自然地理学の研究者も在籍していることを考えると、自然分野からの出題があるのは当然なことでしょう。そして、地形図は必ず出題されているので対策が必要です。
要するに、様々な分野から出題されるため幅広い知識を正確に持っておくことが大切です。
京大地理の対策
京都大学へ向けての学習で重要なことは、教科書範囲の内容であれば何を聞かれても正確に答えられるようになることです。教科書内容を超えて問われることはほとんどないため、日々の地道な学習が大切です。
また、時事問題も時々出題されるため、ニュースで見た内容と学校や予備校で学んだ地理を結び付けて、普段から地理的に物事を考える習慣を身に着けるようにしましょう。
まとめ~京大地理対策をする上で必須のことは?
以上のように、京都大学の地理においては、幅広い分野の知識を正確に把握しておく必要があり、7,8割得点できるように徹底的にトレーニングを重ねる必要があります。そのためにも、過去問演習が大切です。
四谷学院では、高3生・高卒生を対象に京大選抜クラスを準備しています。膨大な過去問を通して京大地理への対応の仕方を学ぶことができます。また、四谷学院の教材『地理の55段階 チェック集 part2』では基本的な事柄を短文で説明するトレーニングを大量にすることもできるため、この問題集を繰り返し復習することで有意義な京大対策をすることもできます。
気になる方は四谷学院の説明会に参加してみてくださいね。