工学部に向いている人の特徴とは?進学するメリットと主な就職先も紹介!

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こんにちは、四谷学院の奥野です!

大学の工学部に向いている人は、研究開発や機械に興味のある人や地道な研究が苦にならない人たちだと言われています。
本記事では、工学部への進学を目指している受験生へ向けて、工学部に進学するメリットや主な進路などを紹介します。

工学部とはどのような学部?


工学部は、科学技術を駆使して日常生活を豊かにするための学問を学ぶための学部です。

工学部と一言で言っても、複数のジャンルが存在しており、情報系工学部ではプログラミング、機械系工学部では機械の研究、電気工学系では電気に関する知識を学びます。

学問としては、ものづくりの基盤となる数学や物理学、化学などの科学的知識に加え、実験や分析を通じて技術や研究方法を身に付けることが可能です。

工学部と理学部の違い

工学部と理学部では、学ぶ内容が異なります。

工学部は、既存の技術をもとに、実用的なものづくりや生活改善のための研究を行う学部です。
一方で、理学部は自然現象の解明や新しい理論の探究に焦点を当て、実験や理論証明に力を入れる学部です。

先生
先生
理学と工学の要素を兼ね備えた理工学部も多くの大学で設けられており、両分野の知識と技術を総合的に学ぶことも可能です。

工学部が向いている人の特徴


工学部では、理論だけでなく実践的な技術を学べます。
知識を応用する力が求められるため、以下の特徴に当てはまる人は工学部への進学が向いています。

研究開発に興味がある人

工学部は、研究開発に興味がある人に最適な学部です。
特に、数学や物理の分野に興味を持ち、より詳しく勉強したいと考えている人は、工学部での学びが非常に充実するでしょう。

また、ものづくりや、新しいものの研究に興味がある人にも最適です。
工学部では、実験や研究を通して、人々の生活を豊かにする新しい製品や技術を開発する喜びを体験できます。

先生
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世の中にない新しいものを作り出したいという志を持つ人は、工学部で充実した学生生活を送ることができるでしょう。

機械が好きな人

工学部は、パソコンやスマートフォンのようなデバイスの仕組みを探求するのが好きで、新しいアイデアを形にしたいと考えている人に最適です。
実験や実践に基づく授業が多く、学んだ知識を直接製品開発に活かせます。

地道な研究が苦にならない人

工学部に向いているのは、地道な研究を苦に思わない人です。
例えば、スマートフォンは現代では当たり前の存在ですが、これも長年にわたる小さな研究の積み重ねから生まれました。

研究過程では失敗や繰り返しの作業が多く、忍耐が必要です。
地道な努力が新しい発見へとつながり、科学を社会に役立てる力となります。工学部では、このような研究への情熱と耐久力が求められます。

工学部に進学するメリット


工学部に進学するおもなメリットとしては、以下のようなものがあります。

学問が就職につながりやすい

工学部を選ぶメリットの一つは、学んだ知識やスキルが就職に直結する点です。
工学部のカリキュラムは実践的で専門性が高く、製造業やメーカーなどでの実務に役立つ技術や知識を身に付けられます。
また、工学部の学生は論理的思考に優れ、数字に強い傾向があり、企業からの需要が高いのも特徴です。

自分の研究に専念することもできる

多くの工学部には研究所が設置されており、最先端の機器を使用して個人の研究テーマに集中して取り組めます。
最先端の研究やニッチな領域の研究にも対応していることが多く、自らのアイデアや興味を追求することが可能です。
このような環境での研究は、予期せぬ発見や画期的な研究成果を生む可能性を秘めています。

工学部のおもな進路


工学部の卒業生は、大学院へ進学する人も多い傾向があります。ここでは、大学院に進学する人の割合とおもな就職先を紹介します。

大学院への進学

工学部から大学院へ進学する学生は非常に多く、令和5年度の学校基本調査によると、87,851人の工学部卒業生のうち、約33,949人が大学院へ進学しています。

大学院では、学部で学んだ内容をもとに、専門分野をより深く掘り下げることが可能です。
また、大学院修了者は学部卒業者に比べて高いスキルを持っており、特に研究職への就職において有利になる傾向があります。

シンクタンク業界への就職

シンクタンク業界は、工学部の卒業生に人気の就職先の一つです。シンクタンクは、さまざまな分野の専門家を集めた研究機関であり、社会政策やそのほか多岐にわたるテーマについての調査、分析、解決策の提案などを行ないます。
社会に貢献する仕事を求める人にとっては、大きなやりがいを感じられる仕事です。

機械メーカーへの就職

機械メーカーでは、自動車や通信機器などの多様な製品の開発に携われます。
ものづくりの分野では、機械工学や電気・電子工学が密接に結びついており、多くの卒業生が大学で得た知識と技術を活かして活躍しています。

ITエンジニアへの就職

ITエンジニアとして活躍するには、情報工学や電気工学、電子工学などの専門知識が必要です。そのため、特に情報系工学部に通っている人におすすめの就職先といえます。

IT業界は技術の進化が非常に速く、将来性も高いため、ソフトウェアやシステムの開発、コンピュータや周辺機器の開発など、多岐にわたる分野で技術者としてのキャリアを築くことが可能です。

まとめ:四谷学院で志望校合格を目指そう!

工学部は大学院へ進学をする生徒も多いですが、就職面でもさまざまな企業に需要が高い学部となっています。

また、工学部は理系学部となっているため、大学受験においては理数系の対策が重要になります。
四谷学院では、科目別能力別授業と55段階個別指導を組み合わせた「ダブル教育」を実施しています。この2つの組み合わせで、理解力と解答力の両方をバランスよく向上させることが可能です。

科目別能力別授業は、少人数のアットホームな雰囲気のクラスであるため、質問しやすい環境が整っています。55段階個別指導では、プロの講師が個別に指導するため、苦手の克服が可能です。
四谷学院で、志望校合格に向けた対策を始めましょう。

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