慶應義塾大学の地理対策!慶應大商学部に合格するためにつかむべき地理入試問題の特徴

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こんにちは、四谷学院の地理担当、本田です。

今日は慶應義塾大学商学部の地理について紹介していきます。
地理を受験科目として選択できるのは慶應の中では商学部だけです。しかも、出題形式が独特なため、慶應義塾大学商学部の地理は「特徴」を押さえることが非常に重要です。では詳しく見ていきましょう。

まずは何といっても正確な知識!

東京学芸大学

慶應義塾大学の地理の入試問題においては、選択式問題は、与えられた語群から適切なものを選ぶ形式です。しかし、語群はだいたい40~60個、いかんせん語群が多すぎるため、似たような選択肢に惑わされやすい・時間がかかりすぎるという受験生が多くいます。
その対策として、語群を見ずに空欄にあてはまる語句が出てくるように正確な知識を身に付けましょう。

なお、問2では空欄補充の問題も出るので、正確な知識が出てくるように練習することは必須です。一問一答なども活用して、用語がぱっと出てくるようにしましょう。

地名・都市名は全て覚える

慶応大学の入試問題において、地名・都市名は必ず聞かれます。教科書・授業で地名・都市名が出てきたら場所の確認と特徴を押さえつつ、名前も書けるようにしていきましょう。

用語集を使った勉強を

前提として、慶應義塾大学の地理の入試問題は、6~7割が教科書レベルの問題なので、基本から標準問題を確実に得点することが重要です。このレベルでは取りこぼしが致命的となるため、まずは基本事項の徹底をしましょう。

加えて、慶應対策として用語集など細かい用語が載っているものを活用し、基本事項の確認とともに、より細かい知識を付けていきましょう。
1つ注意として、2023年度入試で「トレーサビリティ」や「フードマイレージ」が出題されたように、近年注目されていることが聞かれるため、できるだけ最新の用語集を使ってください。

歴史の知識もある程度必要

慶応大学地理の入試問題において、世界経済や民族問題、環境問題などは「歴史」も聞かれることがあります。

例えば2023年度入試では石油に関する歴史が聞かれ、OPEC結成年を選ばせる問題が出されました。2022年度入試ではパレスチナ問題に関する経緯が聞かれ、バルフォア宣言について書かせる問題やイスラエル建国の年を選ばせる問題も出されました。各民族問題の経緯や環境会議の年号・開催都市などもしっかりおさえておきましょう。
地理で差をつけたい人は、世界史の教科書を使い、近現代史の分野を確認しておくとよいです。

論述対策は普通レベル

慶応義塾大学の地理の問題では、15~40字程度の論述が出題されます。そこまで難しいという問題はなく、割と一般的なレベルかなという印象です。一般的な問題集を使った対策で十分でしょう。

過去問対策をしっかり!

慶応義塾大学の地理問題は、形式が独特なため、過去問演習でしっかりと形式に慣れておくことが必須です。その際、必ず時間を計るようにして下さい。語群が多い・論述もあるため、時間配分も重要になってきます。時間が明らかに足りない!という人は、つまずいた問題は飛ばし、「解ける問題を確実に解く」ことを意識できるとよいでしょう。

まとめ:慶應義塾大学の地理対策

慶応義塾大学は私立大学のトップに君臨する最難関と言えるでしょう。しかし、だからといって難しい知識ばかり覚えようという意識ではなく、「解ける問題を確実に解く」ことが合格への近道です。まずは基本事項の徹底を最優先しましょう!基礎固めが終わったら、用語集を使い可能な限り知識を広げていくという順番です。すべて解けるようにではなく、しっかりと合格点を取る、という姿勢で対策をしていきましょう。

そのほかの科目別対策もチェック

慶應義塾大学の科目ごと、学部ごとの入試対策について、詳しい記事がありますので、ぜひご覧ください。

慶應義塾大学の入試対策

 

四谷学院では、慶應義塾大学の地理対策としてこのようなラインナップがあります。入試問題の特徴を押さえて効率的に勉強をしていきましょう。

冬期講習 地理総まとめゼミ
私大でよく聞かれる地名や用語、時事問題の確認ができます。
55段階チェック集
覚えた知識を使えるかどうか、大量の演習で確認していきます。

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