【古文漢文は得点源にできるってホント?】逆転合格をつかんだ先輩たちは夏期講習をこう使っていた!

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「古文・漢文で点数を稼ぎたい!」

苦手な科目や嫌いな科目として挙げられることも多い、「古典(古文・漢文)」という科目。
「助動詞の識別が難しい」や「主語がわかりづらくてストーリーが理解できない」といった声をよく耳にします。

しかし、特に共通テストにおいて「古文・漢文は得点源にできる!」と言われているのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

古文や漢文が得点源にしやすい理由は、研究されてきた年月の長さにあるでしょう。
たとえば古文でよく出題される源氏物語は1,000年ほど前の作品であり、漢文で有名な孔子は2,500年も前の人物です。
研究が重ねられるにつれ、内容の解釈が分かれるような部分も減り、試験で出題されるパターンも決まってきています。

一方、現代文で扱われるのは近代の文章に限らず、これから出版されていく作品もすべて出典となる可能性があるのです。
研究し尽くされた作品ではないからこそ、入試直後の解答速報でも、予備校によって解答が割れていることもありますね。
よく受験生が口にする「読める文章と読めない文章がある」というのは、あながち間違いではないのかもしれません。

人生がかかった大学入試本番で国語の得点を、そして総合点を安定させるには、高得点が期待できる古文・漢文で落とさないことが重要です。
そこで今回は、普段対策が後回しになりがちな、古文・漢文で安定して高得点をマークするための夏期講習の活用法をお伝えします。
後半では実際の講座内容や取り方のバランスも確認しているので、「これを受けたら合格に近づきそうだ!」「自分に必要なのはどれかな?」と、夏休みの過ごし方をイメージしながら読んでみてくださいね。

文系理系にかかわらず、模試やテストの点数を上げていき、自信を持って志望校合格に近づいていきましょう!

現代文に課題を感じている人は、以下の記事も参考にしてください。

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夏にやるべき課題

まずは簡潔に、夏の課題を確認しましょう。
各項目ごとに記事を紹介しているので、内容をより詳しく知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

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苦手科目の克服

普段はなかなか手が出せていない苦手科目こそ、時間をしっかり確保できる夏の間に対策していきましょう。
受験は総合戦。得意科目をさらに伸ばすよりも、苦手科目は伸びしろが大きく、大幅な得点アップが期待できます。
これは科目に限った話ではなく、苦手単元も伸びしろが大きいと言えますね。

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基礎固めの徹底

夏が明けて2学期になると、学校も予備校も問題演習が授業の中心になってきます。
まだ基礎が固まっていない状態だと、いくら演習を積んでも解けるようにはなりません。
2学期から入試直前期までに大きく飛躍できるよう、この夏に準備しておきましょう!

大学受験で大切なのは基礎固め!基礎が抜けている人の特徴もチェック!
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2学期の先取り

高校生の場合は特に、学校でまだ習っていない部分を夏の間に先取りしておく必要があります。
すべてを履修したうえで問題演習に取り組んでいる浪人生に、最後は逆転して勝たなければいけません。

志望校のレベルが高ければ高いほど、当然その大学に合わせた対策や演習量で求められるハードルも高くなりますよね。

「学校でまだ習っていない部分」が多く残っていると、問題演習を行う際もその分野を避けて取り組む必要があり、余計な手間が生じてしまいます。
試験までのラストスパートを全力で取り組めるよう、未習分野の先取りは意識しておきましょう。

四谷学院の夏期講座はひと味違う!

四谷学院では、夏の課題を克服できるよう、「夏期特訓」「夏期講習」という2つのイベントを用意しています。
どちらも成績アップには欠かせない内容なので、組み合わせて活用しましょう!

夏期特訓

四谷学院、夏の最大の名物である夏期特訓。
1日約9時間の授業を3日間1科目集中形式で行います!
※実施時間 9:00~19:30 (間に休憩時間を挟みます)

オススメ
夏期特訓のメリット!
【普段はできない長時間演習!】
●1日約9時間の長時間授業でも、ライバルや仲間と一緒だから集中してがんばれる!
●プロのわかりやすい解説を基に問題が解けるようになり、長時間演習もあっという間に感じられる!
●苦手科目も長時間演習をこなすことで、やり切った自信を獲得できる!

【1科目集中で演習⇒解説⇒演習…!】
●徹底的に演習と解説をくり返し、疑問点をすぐにプロが教えてくれる!
●普段は後回しにしていた内容も、一気に網羅できる!
●問題数を大量にこなすことで、点の取り方がわかってくる!

こんな人にオススメ!
特に苦手意識の強い科目がある人
長時間集中して勉強するのが苦手な人
●これまでなかなか勉強できず、挽回したいと考えている人
●がんばっているのに点数が上がらず、伸び悩みを感じている人

夏期講習

単元やテーマ別にピンポイントで対策できる夏期講習。
プロの先生による集中講義で徹底的に弱点の対策を行い、今後の大きな成長につながること間違いナシです!
※1コマ80分授業 2コマ×3日間の計6コマが基本設定 (講座によって異なります)

オススメ
夏期講習のメリット!
【単元・テーマ別の集中講義】
●「助動詞」や「敬語表現」など、苦手な分野をピンポイントで対策できる!
●その分野にだけ時間を割けるので、深いところまで理解できる!
●説明や解説が中心になるので、普段問題を解くのが苦手な人でも授業についていきやすい!

【80分×6コマの時間設定】
●忙しい人でも、予定を組んで受講しやすい!
●ほかの科目やテーマの講座と組み合わせて、1日のなかでもバランスよく各科目を対策しやすい!

こんな人にオススメ!
苦手分野がハッキリしている人
●さらに伸ばして武器にしたい分野がある人
●忙しくてなかなか勉強時間が確保できない人
●学校の授業が演習ばかりになり、もう一度イチから説明を聞きたい人

夏期特訓 講座紹介

古文 総合演習

古文もいわば「昔の日本語」という外国語のようなものですから、英語と勉強の方針は似ています。
文法を理解し、語彙力を高めていくことで、ようやく読解ができるようになるのです。

ただ、「学校では文章読解ばかりで古典文法の復習をどうやれば良いかわからない」「古文の世界観がつかめない」という声をよく耳にします。
文法や単語、文章読解の練習を別々に積んでいても、それぞれの知識を結びつけることは容易ではありません。

この特訓では、文法と語彙力を固めたうえで、演習問題にもチャレンジし、身につけた知識を実際に入試で使えるようになるまで3日間で徹底的に鍛えます。
習った文法知識やテクニックを、すぐに問題に落とし込む練習ができるのは、この長時間特訓だからこそ。

古文を得意科目に変身させたい人、自分では古文をどう勉強して良いかわからない人は、このラストチャンスをぜひ活用してください!

レベル設定
 「上級~標準」「標準~基礎」の2レベル に分かれています。
今の自分にはどのレベルが必要なのか、ぜひ個別相談会で確認してみましょう。

夏期講習 講座紹介

古典文法特訓ゼミ

古文を得意科目にするための一番大きなハードルは「古典文法」でしょう。
厄介な助動詞の識別や、敬語表現の理解など、多くの受験生が知識不足のために得点を落としています。

古典文法特訓ゼミでは、「助動詞の識別」「敬語表現」「助動詞・助詞の理解」「動詞の活用」など、対策したいポイントに合わせて3つの講座を設置しており、苦手分野の克服にピンポイントで役立ちます
2学期以降の問題演習に弾みをつけるために、この夏で古典文法は仕上げてしまいましょう!

レベル設定

内容別・難易度順に 「識別・敬語 実戦編」「助動詞・助詞 実戦編」「基礎編」 の3つに分かれています。

「識別・敬語 実戦編」…文章読解のカギになる助動詞の識別敬語表現に絞って対策を行う講座です。後半では実際の入試問題にもチャレンジし、教わった知識やテクニックをすぐに得点へ変えていくことができます。
「助動詞・助詞 実戦編」…基本的な助動詞・助詞の理解を深め、共通テストなどの入試問題にも挑戦していきます。これまで習ってきた文法事項を試験で使える知識に変えていきましょう。
「基礎編」…古文が苦手な人がつまずきやすい、動詞の活用からやり直します。夏のあいだに弱点を克服し、2学期からの演習に備えることができますよ。
先輩からのオススメ!
同志社大学・社会学部 合格!
 古典文法特訓ゼミ 識別・敬語 実戦編 
この講座では、敬語だけでなく、全助動詞の識別法をも網羅してくれるので、これをちゃんと習得して完璧にすれば、秋以降の古文の授業や識別問題でつまずくことはまずないでしょう。今まで1番苦手だった文法識別が得意分野となり、古文が手にとるようにわかるようになりました。秋以降の授業では、全ての辻褄が合う感覚というか、「あの表を思い出せばほぼわかるじゃん」という感覚の連続です。
関西大学・法学部 合格!
 古典文法特訓ゼミ 助動詞・助詞 実戦編 
受講前は助動詞の意味がごっちゃになっていて古典はどう勉強したらいいのかわからない状態でした。しかしこの講座で、まず助動詞や助詞の種類を整理し、覚え方を教えてもらい、問題を解いたおかげで夏からは古典が得意科目になりました。その後の対策も古典の長文を解くだけでよくなったので、受験勉強に余裕をもつことができるようになり、ありがたかったです。

頻出古文読解

古文の読解問題を中心に、得点力を高めていく講座です。

文法や単語を覚えることはもちろん重要ですが、読解問題を解くには知識を暗記しているだけでは不十分と言えます。
問題文や選択肢のどこに着目すれば良いのか、この物語の時代背景を正しく認識できているかなど、実際の試験で得点するためには、様々なテクニックが必要なのです。

この講座では、レベルごとに選りすぐりの良問を抜粋し、入試問題演習を通して古文の読み方を学んでいきます。
古文を得点源にしたい人から、学校の演習についていけていない人まで、すべての受験生にとってレベルアップにつながる講座です。

レベル設定

難しい順に 「上級編」「標準編」「基礎編」 の3レベルに分かれています。

「上級編」…国公立大学や早稲田、関関同立をはじめとするハイレベルな題材を扱います。これを経験しておくと、古文読解には自信を持って入試に臨めるようになるでしょう。
「標準編」…MARCHや南山、共通テストレベルで頻出の題材を中心に読解の訓練を行います。文法知識が身についてきたと感じている人はぜひチャレンジしてください。
「基礎編」…日東駒専や産近甲龍レベルの問題を解きながら、文章の読み方を学んでいきます。古文を苦手だからとあきらめてしまうのはまだ早いです!
先輩からのオススメ!
東北大学・法学部 合格!
 頻出古文読解 上級編 
この講習は誰が受けても後悔しないと思います。私は夏休み前までは古文が一番の不安要素だったのですが、この講座のおかげで敬語をマスターし、読解力をぐんと上げることができ、苦手意識を払拭することができました!授業はすごくわかりやすい上にとても楽しいので、古文が苦手な人でも理解できますし、集中力も切れません。誰でも確実に得るものがある講習だと思います!

共通テスト古文

ほかの試験とは形式が異なるために、対策が手薄になりがちな共通テストでの得点アップを目指す講座です。

共通テストの古文は、複数の文章や資料が出題されたり、会話文型の選択肢が出題されたりと、形式に慣れていないとやりづらさを感じるでしょう。
この講座では、共通テスト古文の出題内容と形式を徹底的に分析し、攻略のポイントを確認していきます。

文系・理系問わず、共通テストで1点でも多くとりたい人、古文では絶対に点数を落としたくない人は、ぜひ活用してください。

先輩からのオススメ!
大阪大学・薬学部 合格!
 共通テスト古文 
苦手な国語の中でも古文で失敗しないようにと思い、共通テスト古文を受講しました。基本文法の復習はもちろん、解き方のコツや受験生が引っかかりやすいポイントを知ることができ、共通テスト本番では9割とることができました。古文が苦手な人だけでなく、古文が得意な人も良い復習の機会になるので、油断せず受講することをお勧めします。

ハイレベル記述古文

東大・京大をはじめとする旧帝大レベルの国立最難関校を対象とした、記述対策の講座です。

記述問題は、曖昧な理解では絶対に解けません。
選択肢に引っ張ってもらうのではなく、正確に本文を読み解いてから、答えを出す必要があります。

この講座では、最難関大レベルの問題にしっかり解答できるよう、精度の高い読解力や和歌を解釈するポイントを伝授していきます。
これをきっかけに飛躍した先輩たちに続けるよう、1学期の間にしっかり基礎固めや総復習を行い、準備しておきましょう!

漢文総合読解

漢文は国語という教科のなかでも、最も得点力を上げやすい科目です。
裏を返せば、本番で絶対に失敗が許されない科目ということでもあります。
特に共通テスト受験者は、古文と同じ配点である漢文で確実に高得点をマークすることが、受験を優位に進めるための絶対条件と言えるでしょう。

この講座では、句形の知識をどう読解に活かすのかを実戦的に学びます。
記述問題にも挑戦しながら頻出事項の確認ができる講座で、夏のうちに漢文を仕上げてしまいましょう

先輩からのオススメ!
京都大学・法学部 合格!
 漢文総合読解 
漢文に苦手意識があったので、夏休み期間中に克服しようと思って受講しました。まず、先生が最高でした。句形など漢文の基本事項を要点を押さえて教えてくださったのはもちろん、漢文を学習する際のポイントも教えてくださって、それがその後の漢文学習の指針になりました。そして何より、授業が面白かったです!三日間があっという間に過ぎていくほど楽しかったです!

漢文基本完成ゼミ

漢文は学習範囲が広くないため、短期間の学習でも高得点が期待できます
だからこそ、自分ひとりでだらだらと勉強を続けるよりも、集中的に必要な知識を教えてもらうのが効果的です。

この講座では、これまであまり漢文に触れてこなかった人のために、初歩の初歩である書き下し文から始め、頻出の重要句形までしっかりとおさえていきます。
模試やテストで平均点に届いていない、漢文の勉強が不足している自覚のある人には、徹底的に鍛え直す絶好のチャンスです!

共通テスト漢文

共通テストの漢文では、基本的な知識や読解力だけでなく、その独特な形式に合わせて対策をする必要があります。
ほかの科目と同様、複数の資料を比較して要点を整理したり、図や会話文から情報を読み取ったりと、問題演習を重ねて慣れておきましょう。

文系に限らず、理系の人も漢文で失点を重ねることは「もったいない」と言えます。
すべての科目、万全の対策を行って志望校合格をつかみとりましょう!

「古文漢文は得点源にできるってホント?」夏期講習の受け方!まとめ

古文や漢文で安定して高得点をとれるよう、四谷学院ではたくさんの講座を準備しています。
講座内容をしっかり確認して、受講プランを考えてみましょう。

古文で高得点をとるには、「古典文法」を正確に理解し、「読解力」につなげていく必要があります
学校では、1・2年生で一通り文法を習い、3年生はひたすら読解…という流れで古文を学ぶため、文章を読むころには教わった文法事項を覚えていないということも多いでしょう。

古文の夏期講習は「古典文法特訓ゼミ」「頻出古文読解」を組み合わせて受講するのが効果的です。
可能であれば文法講座を先の日程で受講してから読解講座に臨めると、より古文読解のコツがつかみやすくなりますよ。

国公立志望者は「共通テスト古文」を受講し、独特な形式に対してのアプローチを学んでおきましょう。
そのうえで、文法に不安がある場合は「古典文法特訓ゼミ」の基礎編で復習ができると万全ですね。

さらに、夏期特訓を活用できるとより効果的です。
長時間特訓だからできる段階的学習で、志望校合格に必要な「古典文法」「単語力」「読解力」を一気に磨き上げましょう。

漢文の夏期講習は「漢文総合読解」「漢文基本完成ゼミ」のいずれかをレベルに合わせて受講するのがオススメです。

国公立志望者は「共通テスト漢文」を受講し、夏のうちに漢文を得点源にしておきましょう。

対策を重ねれば得点源にできる古文・漢文にしっかりと時間を割き、合格に向けて大きく前進する夏にしましょう!

最適な夏の計画を立てるなら個別相談会へ!

詳しい講座紹介や時間割設定は、夏期講座パンフレットに記載しています。
資料請求ページはこちらから

また、随時個別相談会を実施しており、受講計画を相談して決めることも可能です。
パンフレットもその場ですぐにお渡しできるので、ぜひご来校ください!
オンラインでの説明会や通塾も可能ですよ。
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自分が大きな成長を遂げる夏にして、一緒に志望校合格を勝ち取りましょう!

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