こんにちは!四谷学院の高橋です!
化学を勉強していると計算問題っていっぱい出てきますよね。
今日は化学の計算問題についてお話しします。
化学の計算問題
計算問題をやっていると、
「この答えって合っているのかな…」
と不安に思ったことないですか?
計算結果が合っていそうかどうか簡単にでも確認できるといいですよね。
実は、問題によってはこの計算結果は明らかにおかしい!と気づくことができるんです。
実際に確認できる問題の例を見てみましょう。
どうでしょうか?
この答えは明らかにおかしい、って分かりますか?
少し考えてみましょう。
水の密度はおよそ1 g/㎤ です。
これを踏まえて、答えを見直してみましょう。
鉄は水より10万倍以上も密度が大きい、ということになります。
これはさすがに考えにくいですよね。
そう思えると、
「どこかに計算ミスがあったんじゃないか?」
「単位は大丈夫だったか?」
と、間違えの箇所を予測しながら見直しできますよね。
こんな風に、求めた数値がだいたい合っていそうかどうか判断する、ってことは可能なんですね。
もう一つ例を紹介します。
この場合はどうでしょうか?
何を基準に考えればよいかわからない人は、知ってる気体の分子量を書いてみましょう。
一番軽そうな水素分子は2.0、酸素分子だと32、二酸化硫黄で64…。こう考えていくと、そもそも分子量が1000を超えるような気体ってあるのかなって思いますよね。
そう思えたらOKです。
「10の4乗 はおかしいんじゃないか」
「どこかで計算ミス、あるいは立式が間違っていたかもしれない」
と思えますよね、
計算結果を確認しよう!まとめ
化学の問題は、おおよそ実際に存在する物質や現象をもとにして作られています。中には問題を作るためにわざわざ実験を行って、その時の実験値を問題に使うこともあります。よって、実際にありえないような数値が答えになるようなことは少ないと思ってもらって構いません(もちろん例外もあると思います)。
今回は化学の計算問題の結果を確認しよう、というお話でした。学校のテストや模試、あるいは入試でもぜひこれを参考にして、自分でミスに気付けるようになっていきましょう!