こんにちは、四谷学院の受験コンサルタント、田中です。
大学入試に向けてラストスパートの前に……出願校は決まりましたか?
大学入試はたくさん受ければいいというわけではありませんよね。あなたの第一志望合格のために、併願校についてもしっかり調査・検討し、受験戦略を立てていくことが重要になってきます。
本番は第一志望大学の入試です。そこにピークを持っていくためには、「そのほかの出願大学についてはノープラン!」では不安です…
そこで本日は志望校合格に向けて戦略・作戦を立てるときのポイントを紹介します。
目次
志望校に合格するための戦略・ポイント
ポイント①模試の活用
9月以降に受けた模試の結果が出願校を決めるうえで非常に重要です。
マーク模試・記述模試の結果から判定や偏差値を参考に出願校を検討しましょう。
共テプレなどの模試の申込みが間に合えば、積極的に活用するとよいでしょう。
- 共通テスト前に練習をしておきたい
- 今までに模試を受験していない
- 志望校の判定、目標点までの差を知りたい
ポイント②出願校数をチェック
出願校数の目安は以下の通りです。
国公立大志望の場合
国公立大 | 私大 | 共テ利用ー私大 |
2~3校 | 高卒生:5~8校 現役生:4~6校 | 2~3校 |
私大志望の場合
私大 | 共テ利用ー私大 |
高卒生:6~9校 現役生:5~7校 | 2~3校 |
必ずしも調子の良い時ばかりではありませんので、ある程度の数は出願しておきましょう。
ただし、受験校数を増やし過ぎても対策が間に合わず、思うように実力を発揮できないこともあるので注意が必要です。
ポイント③得意科目を活かして得点力アップ
受験生の多くはランキング表の数値が気になるところかと思います。
配点次第では同じランクでも可能性がかなり変わります。
各科目の配点は大学によって異なりますので、得意科目の配点が高い大学を選ぶことで有利に変わります。1つの大学・学部・学科において様々な入試方式を導入していますので、念入りにチェックし合格可能性アップにつなげましょう。
ポイント④目指すのは「合格点」
入試で必要なのは満点を取ることではなく、合格最低点以上を取ることです。
特に大学の個別入試の中には、ほとんどの人が解答できないような問題があります。難しい問題に時間をかけて得点率を下げてしまうより、ほとんどの人が得点できている問題で点を落とさないことが大切です。
合格ラインの得点率は文系で60~70%台、理系で50~60%台程度です。過去問を解く際には「正答率」を出して、合格最低点と見比べましょう。※合格最低得点率より10%高めの正答率を目指して取り組むことがポイントです。
※正答率=正解数/全問題数
まとめ「大学受験の出願校を決定する際の5つのポイント!」
「なりたい自分になるために本当にやりたいことは何か?」一番大事なポイントをおさえて出願してくださいね。
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