こんにちは、四谷学院の片野です。
「大学受験に向けて予備校を探さなきゃ!」
「部活動の引退時期はどうしよう」
「どうやって、受験勉強をすればいいのだろう?
高校2年生は、将来の進路を考え、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、その中から「部活動と受験勉強の両立」についてお話ししたいと思います。
目次
部活を引退する時期は?
部活の引退時期について悩んでいる高校生はとても多くいるんです。
部活動によって、あるいは高校によっても引退時期が異なりますね。
早い場合は5・6月に引退ですが、運動部の場合は「夏の大会が終わって引退」というケースが多いようです。
文化部の場合は、秋に発表やイベントがあるケースも。
私が受験コンサルタントをしている中で、最も遅い引退はなんと「1月」という生徒でした。
彼は、強豪のサッカー部の生徒だったため、受験直前まで部活動を続けていました。
しかし、彼もやはり部活を引退する時期で悩んでいましたよ。
「1月まで続けずに、引退する」という選択肢が彼にはあったからです。
彼は、第2志望の大学に現役で進学していきました。
しかし、部活動を最後まで続けていた後悔はありませんでした。
第一志望の合格よりも、部活動を続けた達成感の方が大きかったからでしょう。
高校生のうちにしかできないことは、たくさんあります。
後悔の残らないように、自分の意志で決断していきましょう。
部活動を続けるメリット・デメリット
部活動を続けるメリットとは何でしょうか?
・多くの友を得ることができる
・多くの達成感を得ることができる
・すばらしい思い出ができる
・時間のやりくりが上手になる
など…
では、デメリットは何でしょうか?
・体力が続かない
・塾・予備校に通う時間がない
など…
なかでももっとも大きなデメリットは、
「勉強時間が取れない」
これに尽きると思います。
この問題さえ解決できれば、部活動を続けるメリットは俄然輝いてきます。
部活動を続けながら、勉強時間を確保するには?
学校・部活動の時間を抜いた1日の勉強時間を知ろう
あなたは、1日何時間くらい勉強時間が確保できそうですか?
まずは、どのくらいの勉強時間が確保できるか確認しましょう。
そのうえで、9時から12時など、具体的に「勉強時間」と決めておきましょう。
勉強計画を立てる
勉強時間が決まったら、その中で進める勉強内容を考えます。
「今日は何やろうかな?」
と行き当たりばったりの勉強は危険です。
同じ範囲ばかり勉強している…
勉強内容を考えるだけで満足してしまい進まない…
なんていう負のルーティーンに入ってしまいがちです。
火:古文
水:(部活休み)日本史 + 英語
木:英語
金:現代文
土:日本史
日:(部活休み)英語・国語・日本史
受験に必要な科目を、万遍なく勉強できるように決めておきましょう。
さらに、1週間でどのくらいの範囲(ページ数)を勉強するか、あらかじめ計画しておきましょう。
一覧表にしておき、できたら「○」を付けていくと、達成感を得やすく、継続しやすくなりますよ。
主要科目・苦手科目は、塾・予備校をうまく使う
自分の力だけで勉強するのは、辛いものです。
塾や予備校もうまく利用しましょう。自宅で集中しにくいという場合には自習室も使えますし、過去問題や模試の分析など、
受験情報も活用することができます。
何より「同じようにがんばっている人がいる!」というのが大きな励みになります。
塾・予備校への通学時間がもったいないと感じる人もいるでしょう。
しかし、塾や予備校では、受験に間に合うように、しっかりと考えられた勉強カリキュラムがあります。
これに従って、勉強していけば、受験に必要な一通りの内容が勉強できるのです。
主要科目・苦手科目を優先して通うと良いでしょう。
全国模試を受験する
部活動が忙しくても、模試はできるかぎり受験しておくべきです。
・苦手分野の発見
・受験勉強を進めるうえでのバロメーターになる
・定期的に受験し、受験へのモチベーションをあげる
・本番の予行練習
忙しい中で勉強しているからこそ、効率良く勉強するために、模試の受験は欠かせません。
今、何を勉強すべきなのかを知るために、模試は非常に役立ちます。
志望大学の判定だけを気にするのではなく、自分自身の勉強に活かせるよう、
模試受験後はしっかりと復習する習慣をつけましょう。
部活をやってる受験生の巻き返しはスゴイ!
受験勉強をしていると「時間が足りない!」と誰もが感じます。
よって、部活動と受験勉強との両立には、覚悟を持って臨まなければやり遂げられません。
しかし、部活動をしていた生徒は、時間の使い方がとても上手です。
部活動引退後の巻き返しもすさまじいものがあります。
自分にとって、「早めの引退」か「最後までやり切るか」どちらが後悔が残らない選択かよく考えて決めてください。どちらが正解ということもありません。
四谷学院でも、生徒から「部活、いつまで続けようか・・・」と、相談を受けますが、決めるのは本人です。
どちらの選択をしても、全力でサポートするのが四谷学院です。
「一生に一度しかない高校生活」も「一生で一番勉強するであろう大学受験」も「全力を尽くした」・「良くやった」
と自分自身で納得がいくものになるように、しっかりと考えてみてくださいね。
四谷学院についてくわしくはホームページをご覧ください。