四谷学院で合格した先輩の保護者の体験記をご紹介するこのコーナー。
今回ご紹介するのは、福井大学医学部医学科に合格したくんのお母様のストーリーです。
「この状態から国立医学部合格は奇跡の域」と学校で言われていたのに、センター200点以上アップで現役合格!徹底した基礎の穴埋めが、奇跡の合格につながりました。
目次
保護者インタビュー
実際に、お話を聞いてみました。
入学前のお子様の状況を教えてください。
中高一貫の進学校に中学から入学し、中学生の頃は成績もまずまず。しかし、高校に上がって皆が部活を辞めたり、勉強に真剣に取り組み出す中、土日も部活に熱を入れる息子はみるみる成績がさがっていきました。息子は中学生の頃から医学部志望。私や夫は医療関係の職ではなく、親の希望ではありません。しかし、息子が目指すならと励ましてきました。国立大医学部は、うちの高校でも一握りの生徒しか合格できない難関だとわかっていましたが、個人懇談会の時に、今の状態ではさすがに無理だと現実を突きつけられた時はさすがに落ち込みました。部活に一生懸命取り組む息子に部活を辞めなさいとも言えず、どのように方向づけたらよいか悩む日々でした。
数ある中で四谷学院を選んでいただいた決め手は何でしたか?
下がる成績の歯止めになればと思い、息子と相談し、最初は大手予備校の中高一貫校クラスに入りました。すると問題を解くのが遅い息子は授業が進むのが早すぎて、問題を解けぬまま先に進む。効果は全くないままでした。
応用問題でつまづく息子は、多分基本的なところでどこかわからないところがあるに違いない、と思った私はたまたま見かけた四谷学院の55段階に「これだ!」と感じ、息子に塾を代わる提案をしました。そして説明を聞きに、息子と2人で伺いました。説明会では私の話ではなく、息子の話をじっくり聞いてくださったことが四谷学院に決めた1番の理由です。安心してお任せできる印象でした。しかし、親族は他の大手予備校を勧め、説得するのに大変でした。
実際に始めてみて、いかがでしたか?
少しできると受験コンサルタントの先生によく褒められると言い、機嫌良く帰宅する日々でした。焦る気持ちがなくなり、部活を引退してさらに勉強に集中して取り組むようになりました。しかし、三年生春の時点でセンター模試は国立大医学部ボーダーまで200点足りませんでした。高校でも今まで100点上がった子はいたが、200点は奇跡の域だと。それでも塾の先生から励ましていただきました。息子は55段階を受けたことにより、どこがわからないのかも確認でき、とにかく勉強勉強と親も驚く集中力でした。
お子様へのアドバイスや親として気をつけたことなどはありますか?
とにかく医学部志望を変えないなら浪人しても良いことは伝えてありました。あとは、成績をきいても評価はせず、ただただ美味しいご飯を用意して、今日も頑張ったねと1日のおわりに塾から帰宅した息子を労いました。ただ一つ、後悔があります。センター試験では奇跡の200点以上アップし、息子が福井大医学部を受けると言ったときに「こんなにセンター試験で点数が良かったなら医学部ではなく、他学部にして、名古屋大学を受験したら」と主人と勧めてしまったことです。かなり息子は激怒しましたが、私たちは、ついつい地元にいて欲しい本音がでてしまいました。
合格はどのようにお知りになりましたか?
発表当日、息子から「番号あったよ」と連絡があり、涙があふれたのを覚えてます。「奇跡って起きるんだね!奇跡を起こしたあなたはすごい!」と息子に伝えました。
これから受験を迎える生徒の保護者へのメッセージをお願いします。
成績が悪くても批判せず、今お子さんには何が必要かと見極めてアドバイスすることが大切です。特に進学校に通われているお子さんは、学力があっても学校での序列に惑わされ、気持ちが荒んでいるかもしれません。メンタル面でも学力面でもサポートしてくださった四谷学院はホッとする塾だと思います。また、息子は塾がない日も毎日自習室に通ってました。自習室を利用しやすいところも、よかったと思っています。
今後の大学生活やその後の人生において、お子様にどんな期待をされていますか?
医学部に入学すると、二浪以上の浪人生や社会人や他大学からの再受験生の多いことに驚かされました。人生は何度もやり直せる、あきらめないで努力するということが身近な友人から学べるのは素晴らしいことです。人の生死に関わる、素晴らしいけど大変な医師という仕事を目指すにあたり、医学部合格で有頂天にならず、他人の気持ちに寄り添える大人になってねと、本人に伝えました。
予備校選びが合否を左右する
大学受験では、「予備校選びが合否を左右する」といわれます。
様々な予備校が存在する中で、どの予備校なら志望校に合格できるのか。
予備校選びを間違えると、時間もお金も無駄になってしまいます。
そんな大事な予備校選びを
「有名だから」と知名度で判断してよいでしょうか?
「東大合格者の数」で判断してよいでしょうか?
「予備校選びが合否を左右する」という言葉の意味は
自分に合わない予備校に入っても成績は伸びないということです。
授業の仕方や合格戦略は、予備校によって違います。
だから、「合う」「合わない」がある。
そこをしっかり見比べて、お子様に合う予備校を選んでいただけたらと思います。
四谷学院に特待生制度がない理由
四谷学院には、成績が優秀な生徒の授業料を割引・免除する「特待生制度」はありません。
それは、「ダブル教育」という独自のシステムでどんな生徒の学力でも伸ばすことができるから。
もともと成績が優秀な生徒を集めて「合格実績」を上げる特待生制度は必要ないのです。
そもそも特待生制度は、予備校が合格者数を宣伝するために設けている仕組みです。現在は多くの大学受験予備校が特待生制度を設けており、実際のところ難関大合格実績の大部分は特待生によるものと言われています。
特待生制度があることの弊害も指摘されています。割引や免除をされる特待生の授業料は、一般生が負担しなければなりません。それでもカバーできない部分は、講師の数を減らしたり、大教室に生徒を詰め込んで授業を行うことにより補われているのです。
予備校の実力とは、「元々成績が優秀な特待生による合格実績」よりも、「いかに学力を伸ばして志望校に合格させるか」だと、四谷学院は考えます。そして、どんなレベルの生徒も確実に学力を伸ばしています。
その実績は、「東大合格者○名」という数字ではなく、「どんな人がどれだけ成績を伸ばしたか」という一人ひとりの合格体験記でお伝えしています。
だれでも才能をもっている
「誰でも才能を持っている」「基本とは、簡単なことではなく、いちばん大事なこと」「楽しく勉強すれば学力はかならず伸びる」。これらは、創業以来変わらない四谷学院の教育理念です。私たちはこれからも特待生制度は設けず、現役・浪人を問わず、どんなレベルの生徒でも平等に質の高い指導を受けられるようにしていきます。