こんにちは、四谷学院の片野です。
前回は「難関大学に合格するには、一日に何時間勉強すればよいか?」というお話をしてきました。
前編はこちら!
そこで「一日8~10時間勉強すべき」という話が出て、「8~10時間なんて無理!」
と不安になった人もいたと思います。
今日はどうしたらそれだけの勉強時間を確保できるのか、を考えていきたいと思います。
どうやって勉強時間を確保する?
「難関大学に合格した人の一日の平均勉強時間は7~8時間」
「高1時・高2時にあまり勉強をしていなかった人は一日8~10時間勉強したい」
という結論を見て、
「わたしには出来ない…」
と思った人もいるかもしれません。
でも実は、やりようによってはできるんです。
例えば平日、学校が16時に終わったとします。
17時に帰宅、17時から24時まで勉強、間にごはん30分・おふろ30分をとるとすると6時間が勉強時間として確保できます。
あとは土日にそれぞれ13時間ずつ勉強すれば、平均して1日8時間となり、目標達成となります。
(平日はもっとはやく帰れる日もあると思うので、実際にはもう少し目標達成は簡単だと思います)
そんなに家で集中できない、という人は電車の中・学校・塾の自習室などを活用して平日の6時間を確保してもいいわけです。
お風呂の時間をもっと確保したいという人は、お風呂に浸かりながら英単語を覚えて勉強時間として活用することもできます。
覚悟と決意さえあれば、難関大学に現役合格するための勉強時間は作ることができるんです。
テレビを観る余裕はある?
よく保護者の方から「うちの子テレビを観てばっかり。大丈夫ですかね?」と相談をもらいます。
答えは、「難関大学に合格したいなら、テレビを観る余裕はないだろう」です。
わたしも「みんな頑張ってるんだから、好きなテレビのひとつぐらいは観せてあげたい」と思うこともあるのですが・・
その1時間を勉強するか、テレビを観てしまうのかが、実は大きな差になってしまうんですよね。
先ほどの目標の分だけ勉強するとなると、「テレビを観る時間」「たくさん寝る時間」「スマホをいじる時間」「ごはんのあとでゆったりする時間」はなかなか取れないかもしれません。
でも、これは残り4ヶ月だけの話です。
観たいテレビは録画して溜めておいて、志望校に合格したあと、嬉しさに浸りながらのんびり観るのも楽しそうじゃないですか?
ぜひ「今年だけちょっとがんばってみるか!」と前向きに捉えてみてください。
まとめ
学校・ごはん・お風呂・睡眠以外はがんばって勉強時間にあてる
勉強以外の時間はだらだら時間を取りすぎていないか注意する必要がある
この2点が今回のポイントです。
でも、残りはたった4ヶ月ですから、あと少しです。
皆さんが合格に向けて走り続けることができるよう祈っています!
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