外国語学部に向いている人の特徴とは?進学するメリットとおもな就職先も紹介!

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こんにちは、四谷学院の奥野です!

外国語学部に向いているのは、異文化や言語学に興味があり、自主的に努力を重ねられる人です。

外国語学部では、言語はもちろん、海外文化や国際的な課題などについても学ぶことができます。
「将来は外国語を使う仕事に就きたい」「外国語に関する資格を積極的に取得したい」といった希望がある人にも、適した学部といえるでしょう。

この記事では、受験や進路選択で失敗したくない人に向けて、外国語学部に向いている人の特徴や外国語学部を選ぶメリット、おもな就職先を解説します。

外国語学部とはどのような学部?

外国語学部は、海外の言語と文化に関する幅広い内容を学ぶ学部です。

外国語の文法、会話などのほか、異文化コミュニケーションや国際関係、翻訳・通訳なども専攻でき、国際的キャリアを目指すための基盤を築くことができます。

先生
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大学によっては、英語やフランス語などの主要言語以外にもさまざまな言語を専攻できるため、多様な言語に触れたい人には学びの多い場となるでしょう。

また、外国語学部では多くの資格取得を目指せます。

TOEICやTOEFLをはじめ、通関士や通訳案内士、JTA公認 翻訳専門職資格試験など、学部での学びを活かせる資格が多くあります。

外国語学部が向いている人の特徴4つ


次のような特徴をもつ人は、外国語学部に向いているといえるでしょう。

1.異文化に興味がある人

外国語学部では言語そのものだけでなく、異文化の習慣や歴史、価値観などについて学び、体験ができます。異文化への理解を深めたい人にとって、外国語学部での学びは大きな価値があるといえるでしょう。

なお、異文化を理解するには、比較対象である日本について深く知ることも大切です。

先生
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普段は意識していない日本の価値観や考え方などを言語化することで、他国への理解がいっそう深まるでしょう。

2.他言語に興味がある人

言語の構造に関心があり、新しい言語の習得に対する情熱を持っている人にとって、外国語学部はぴったりの学部といえます。

その他、言語学習を通じてコミュニケーション能力を高めたい人にも、多くの学びがある学部です。

新しい言語の習得には時間も労力もかかり、簡単に達成できるものではありません。
それらの苦労も地道な努力で乗り越えられる人は、外国語学部で貴重な経験ができるでしょう。

3.海外で働きたい人

国際的な職場で働くことに強い意欲があり、グローバルな視点を身につけたい人も、外国語学部に向いています。

海外で働く際には現地の言葉が欠かせないため、大学での学びは大いに役立つと考えられます。
また、海外で働くうえで必須となる異文化環境への適応能力や柔軟性を身につけたい人も、多くの学びが得られるでしょう。

4.自主的に学習ができる人

言語の習得には、自主的な学習が不可欠です。外国語学部に進学したからといって、それだけで外国語が話せるようになるわけではありません。

自己管理能力が高く、自ら立てた学習計画を実行できる人や、目標達成に向けて努力を続けられる人は、外国語学部に向いているといえるでしょう。

外国語学部に進学するメリット


進路選択時には、その学部に進学することで、どのようなメリットが得られるのかを考えることも大切です。

以下から、外国語学部に進学するメリットを見ていきましょう。

語学を習得しやすい学習環境が整っている

外国語学部ではその名前のとおり、外国語を学ぶ環境がほかの学部に比べて整っていることが大きなメリットです。

資料室や言語学習スペースなどが充実しているため、効率的な言語学習が叶うでしょう。
また、ネイティブスピーカーの教員との交流により、実践的な会話能力を身につけることも可能です。

カリキュラムは言語習得の授業が充実しており、基礎レベルから応用レベルまで段階的に学べます。

少人数制の授業を行っている大学もあり、個々のニーズに合わせた指導が受けられる点も魅力です。

留学支援制度が充実している

外国語学部では、多様な留学プログラムが用意されています。

留学の種類によっては、必ずしも希望の国や学校に留学できるわけではありませんが、留学先の選択肢が豊富に用意されているのは大きな魅力でしょう。

また、奨学金制度などの支援体制も充実しており、経済的な負担を軽減しながらの留学が可能です。
留学準備や現地でのサポート体制なども整っているため、安心して留学生活を送れるでしょう。

先生
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留学経験は語学力やコミュニケーション能力の向上、広い視野の獲得につながるため、就職活動で有利に働くことも期待できます。

留学生と交流する機会が豊富

外国語学部では留学生の受け入れも活発に行っているため、多国籍の学生との異文化交流が可能です。

留学生との交流は、語学力だけでなく異文化コミュニケーション能力の向上にもつながります。

国際交流のイベントやクラブ活動などを通して異文化への理解を深められ、グローバルな視野を持つことができるでしょう。

外国語学部のおもな就職先の例

外国語学部を卒業した場合、どのような職場で活躍できるのでしょうか。
おもな就職先の例を紹介します。

ホテル・旅行業界

ホテルや旅行といった観光業界では、国内外からの観光客に対応するため、多言語でのコミュニケーション能力が必要です。

加えて、多文化理解と柔軟な対応力が必要とされる職業のため、外国語学部出身者が活躍できる職場といえるでしょう。

活躍の場としては、顧客と直接やりとりするフロントオフィス業務や、異文化理解が求められるイベントの企画部門などが考えられます。

世界規模の外資系ホテルグループに就職すれば、海外で働くチャンスもつかめるかもしれません。

翻訳・通訳

法律や医療、技術、ビジネスなど専門性の高い分野での翻訳・通訳業務では、高度な言語能力と専門知識が必要です。

そのため、常に専門用語を勉強し、コミュニケーションスキルの向上に努めるなど、継続的な学習が求められます。

活躍の場は、国際会議やビジネス交渉、公的機関での通訳など多岐にわたります。
フリーランスとして独立すれば、自分の専門分野を極め、独自のキャリアを築くこともできるでしょう。

英語教員・講師

英語教員や講師も、外国語学部で学んだ人から人気のある仕事です。2020年からは小学校でも英語が必修科目となり、英語力がある人の活躍の場はますます広がっています。

なお、学校教育現場で英語教員になるには、教職課程を履修して教員免許を取得しなければなりません。

そのほか、英会話スクールや企業の社内教育の場で講師として活躍する道もあるでしょう。オンライン英会話教室の講師の仕事では、場所を選ばずに働けるというメリットもあります。

外交官

日本の外交政策の推進に携わる仕事で、高度な語学力はもちろん、国際政治や経済に関する深い知識が求められます。

公務員のなかでも競争率が非常に高く、時事論文や外国語試験、面接やグループ討議などの採用試験を通過する必要があります。

まとめ:四谷学院で志望校合格を目指そう!

外国語学部に向いているのは、異文化や言語学に興味があり、自主的な学習を継続できる人です。

外国語学部では外国語を学ぶ環境が整っているうえ、留学制度も充実しているため、語学力はもちろん異文化コミュニケーション能力もアップするでしょう。

四谷学院では「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」のダブル教育で、理解力と解答力を効率的に伸ばせます。質・量ともに充実した四谷学院だけのダブル授業で、志望校への合格を目指しましょう。

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