こんにちは、受験コンサルタントの田中です。
高校2年生は高校生活にも慣れてきて、大学受験まではまだ少し時間がある、そんな学年です。そして、成績に差がつきやすい時期でもあります。だからこそ悩んでいる人も多い学年なのです。
今回は、大学受験の可能性を広げるために、高校2年生でやっておくべきことをわかりやすく解説していきます。受験学年になってから後悔のないように、チェックしていただければと思います。
高校2年生の勉強の悩み
高校2年生に多い勉強に関する悩みには、このようなものがあります。
・勉強のやる気が出ない
・大学・学部選びをどうすればいいか
・受験勉強の仕方がわからない
など
大学受験を含めた将来の進路について、「何となく考えている」「よくわからない」という人もまだまだ多いことでしょう。高校に入る前から将来の目標があり、志望大学も決まっている、という人も中にはいますが、少数派です。多くの高校生がこれから大学についての情報を集め、将来の夢を見つけていきます。焦る必要はありませんが、選択肢を多く持っておくためにも早めに今の悩みに向き合い、進路の検討を始められると安心です。
やる気は「できる」と直結する
勉強だけでなく、スポーツでも音楽でも、できることが増えれば面白くなり楽しくなります。すると「もっとやろう、もっとやりたい」と練習量も自然に増えてきます。そうするとさらにできるようになるという、好循環が生まれます。
この好循環のスタートは、「できる」ということです。見落とされがちなのですが、「面白いからやる」だけでは継続するのは難しく、すぐに飽きてしまいます。でも、新しくできることが増え続けるから面白さが続き、モチベーションも維持されます。つまり、「できる」は「やる気」に直結しています。
できないからやらない
TVなどでクイズ番組を見たことがあると思います。最近では謎解きも流行っていますよね。これらが「面白い」と思うのはなぜでしょう?
超難問、絶対解けないような問題にはチャレンジしたくないですよね。挑戦者が誰一人正解できない問題が延々と続くクイズ番組…全く面白くありません。
でも、簡単な問題からだんだん難易度が上がってくるとか、得意分野を最初は選ぶことができるとか、そうした構成の工夫によって視聴者も一緒になってクイズや謎解きにチャレンジしてみようかなと思わせるわけです。
実はこれ、勉強も同じなんです。
できるから始める!
いきなり勉強を始めても「わからない」で止まってしまいます。難しい問題は解けないからやりたくない。不正解ばかりの勉強では気分も憂鬱になりますよね。
でも、自分が知っている問題だったら?あるいはちょっと頭を使えばわかる問題だったら?
「できる!できる!」と勢いがつけば、少し手ごわい問題があっても「よーし、やってやるぞ!」という気持ちになるので、新しい「できる」に転換することができます。
だから、勉強において「できるところから始める」というのはとても重要です。
基礎から始めよう
もしできないところがあれば、基礎に立ち戻ってみましょう。
大学入試の問題は、基礎の組み合わせです。基礎ができていることは、応用問題を解く上の前提となっています。さらに、その出題傾向を分析したり、自分の苦手を強化したり、繰り返し問題を解いていけば、入試問題でもスラスラ解けるようになります。
スタートはどこでしたか?そうです、基礎から始めることです。
四谷学院のクラス授業では、難関レベルの授業でも、基礎の本質を理解することを重視しています。公式や解法の暗記ではなく、公式の成り立ちや意味をちゃんと理解することが、入試問題を解く上で必要になるからです。さらに55段階では、先生との1:1のやり取りを通して、「なぜこうなるのか?」という疑問を1つずつ潰すことができます。
気になる方は、まず四谷学院の説明会に参加してみてください!!志望大学合格に向けた合格戦略について詳しくお話しいたします。