英語の文構造から知らない動詞の意味を予測しよう!

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こんにちは、四谷学院の矢ヶ部です。
英語は語順の言語、つまり文構造が英語の意味をつかさどるわけですが、文構造によって「ある程度」の文意が決められていると聞いたことがあるでしょうか。

例えば、第5文型SVOC。
第5文型は、「OがCすると思う」「OにCさせる / OをCにする」のどちらかの意味になっています。

a)I found the book interesting.
(私はその本がおもしろいとわかった)

この文は「OがCすると思う」のパターンです。

b) I call the dog Pochi.
(私はその犬をポチと呼ぶ)

この文は「OがCすると思う」「OをCにする」どちらでも解釈可能ですね。
「私がその犬をポチと思っている」、「私がその犬にポチという名前を与えてポチにしている」とも考えられます。

c) I asked him to carry the desk.
(私は彼にその机を運ぶように頼んだ)

この文は「OにCさせる」ですね。結果論として、彼に机を運ばせたわけですので。
ちなみに、Cはto carry the deskで、to不定詞が来ているのは、Cの位置に動詞を置くことはできないからです。

ここからわかるように、文構造さえとることができたら、動詞の意味がわからなくても、「OがCすると思う」「OにCさせる / OをCにする」の訳語を入れてみて、文脈に合うように訳せば第5文型なら、その訳はけっこう当たります。このような考え方を専門用語で「構文文法」と呼び、5文型以外の文型でも一定のルールがあります。

英語の文構造から知らない動詞の意味を予測しよう!-まとめ-

文構造が分かればある程度の意味がわかりますよ、ということを今回は解説してみました。

構文から単語の意味を予測する方法の他にも英語を正確に読むためのコツはまだまだたくさんあります。
四谷学院の授業では、こうしたコツをたくさんお伝えしています。
気になった方は、ぜひ個別説明会に参加してみてくださいね。

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